
スポーツカー専門 GTNET
#9 青山 司さん
車種:RX-8
[SE3P]
今回の最大のテーマはブレーキングの攻略
昨年の4月に鈴鹿サーキットの本コースでサーキットデビューを果たした青山さん。その後も3回ほど鈴鹿に通っているが、「無理をしてぶつけてしまったらどうしよう」と思うとなかなか思い切ったブレーキングができずに悩んでいた。そこで「日常生活のなかではフルブレーキングの練習をする機会なんて滅多にないけど、クローズドコースならリスクを気にしないで練習に集中できる」と、GTNETドライビングレッスンへの参加を決意。レッスンの前には「ブレーキングのコツやタイミングを習得し、サーキットでの恐怖感も払拭できれば…」と、強い意気込みを話してくれた。
今回の経験を活かして自己ベストを出すのが目標
まず、青木さんが最も強い関心を寄せていた急制動では「かなり手前で止まってしまい、停止距離にもバラつきがあり、難しいですね」と、少々苦戦。さらにパイロンスラロームやライン取り練習でも、車速のコントロールの難しさに奮闘。それでも青木選手のアドバイスを受けながら「最後のフリー走行を走るころには横Gにも慣れ、タイヤの滑り出しやブレーキングポイントの限界なんかもだいぶわかってきました。これぐらいのRのコーナーでこれ以上踏んだらスピンするなというのも直感できるようになり、朝イチのフリー走行よりも楽しく、余裕を持って走れるようになりました」とコメントするほどまでに上達。当面は現状のスペックのまま、今回の経験を活かして走り込みを重ね、鈴鹿サーキット本コースで自己ベストを更新したいそうだ。