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インプレッサ(IMPREZA)は、1992年に発売を開始。スバルブランドを展開する富士重工業が生産・販売する乗用車、ラリーカーである。2010年の改良時に「インプレッサWRX STI」から「WRX STI」にスポーツモデルのグレードを車種名として独立させた。「紋章」「金言」などの意を持つ英語“IMPRESA”からの造語である。若さ、軽快さ、スポーティなどのイメージを付加したクルマとして、新鮮な印象(=IMPRESSION)を与える意味も込めてネーミングしたという。WRCに参戦していたレガシィをベースに、新たなWRCカーの位置づけで登場。WRXグレードは、EJ20ターボエンジンを搭載し、これに4WDを組み合わせた。より競技ベース車両の位置づけを明確にしたモデルである。そして、スバルのワークスチューニングブランドであるSTIから、独自のチューニングを与えたインプレッサWRX STIも登場し、GC8型インプレッサからGDB型、GRB型に至るまでこのモデルが採用されてきた。スバルのスポーツカーの象徴的な車種である。中古車市場でも長年生産されてきたこともあり玉数も多く、価格帯も低価格な車両から高価格な車両まで幅広くあり、購入する層も幅広い。