GTNETニュース :鈴鹿1000km、SUPER GTでのレースは今年が最後に

スポーツカー専門 GTNET

  1. スポーツカーの中古車ならGTNET
  2. GTNET NEWS
  3. ニュース一覧:2017年3月
  4. 鈴鹿1000km、SUPER GTでのレースは今年が最後に

鈴鹿1000km、SUPER GTでのレースは今年が最後に

コラム

(2017/03/15)

伝統の鈴鹿1000kmが変わる!? ーーこのほど、鈴鹿サーキットを運営する株式会社モビリティランドが、新たなレースイベントの開催について言及した。これによると、1000kmレースは、来夏から10時間耐久レースへと生まれ変わる模様。なぜ、このような展開に至ったのか。

・真夏の一戦は、もっとグローバルな戦いに!?
モビリティランドが行った記者会見で明らかになったこと。それは、例年8月最終週に行われてきた「鈴鹿1000km」が、2018年には「第47回サマーエンデュランス“鈴鹿10時間耐久レース”」(仮称)になるということだった。歴史ある真夏の一戦のコンセプトを継承することもあり、1000kmから10時間に変わっても、大会として「第47回」となるようだ。

モビリティランドによると、このイベントは、「国内て?絶大な人気を誇るSUPER GTシリース?を統括する株式会社GTアソシエイション(以下、GTA)と、フ?ランハ?ンGTシリース?を始め各国のGTレースを統括するSROモータースホ?ーツク?ルーフ?の協力のもと、欧州・米国・日本・アシ?アなと?、世界各国て?活躍するGT300・GT3マシンか?一堂に会するGT世界統一戦として、下記の通り開催される」としている。当然のことながら、1000kmレースのコンセプトを継承するイベントとなることから、いわゆる「鈴鹿1000km」での開催は、今夏がラストレースとなり、またSUPER GTとしては、来夏より別日程・距離変更の上、鈴鹿戦を実施することになる。

ちなみに、鈴鹿1000kmの初開催は1966年。伝統の一戦は、これまでも耐久レースとして、世界戦あるいは全日本戦といった風に、変幻自在をスタイルをとってきた。ひと昔前は、アマチュアドライバーがこの一戦だけに参戦できた時期もあったが、SUPER GTシリーズの一戦となった2006年からは、以前のような参戦は事実上難しくなった。しかし、来年以降は、新たなチャレンジャーが真夏の鈴鹿を走るチャンスを得ることになる。


・どんな車両が出走するのか
このレースに出走できるのは、日本のSUPER GTに参戦するGT300(JAF-GT含む)、FIA-GT3、そしてスーパー耐久のトップクラスとして知られるST-Xであり、加えて他のカテゴリーの参加も調整中としている。また、新たな10時間レースを開催するにあたり、協力したGTAの坂東正明氏は、「GTアソシエイションは、従来からの目指しているSUPER GTのク?ローハ?ル化の一環として、このレースか?GT300の東南アシ?アの統一戦ともつなか?るよう、努力と協力をする」としており、また、SROモータースホ?ーツク?ルーフ?の代表を務めるステファン・ラテル氏も「SROはモヒ?リティラント?か?企画した新たな取り組みに心から賛同します。鈴鹿サーキットはその歴史的な価値に加え、オーカ?ナイス?て?欧米アシ?アから高い評価を受けており、GT世界統一戦の舞台に相応しいサーキット。SROはこのイヘ?ントか?価値ある大会に育つよう、世界中の著名レースのチャンヒ?オンやフ?ランハ?ンGTシリース?のトッフ?チームの参加に協力します」と、イベントを盛り上げる点で一致している。

これによって、日本はもちろんのこと、ヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアのサーキットでレースに参戦しているFIA GT3車両、チームが「伝統ある、あの鈴鹿を走りたい!」と参戦に向けて動き出すと考えられる。まさに、「グローバルなGTシリーズ統一戦」の実現に向けて大きく一歩踏み出したと言えるだろう。

一方、なぜ1000kmという距離制のレースから、10時間という時間制へシフトすることになったのか。ここにも理由が存在する。かつてこのレースは、夏の厳しい暑さの中でライバルとしのぎを削ってきた車両が、満身創痍のような姿でチェッカーを受け、それを称えるように夜空に花火が打ち上げられる…。そんなドラマチックな展開を見せていた。だが、モビリティランドとしては、SUPER GTシリーズとなってからは、高速化する車両に合わせ、1000kmを消化するのに必要な時間が6時間弱となり、“耐久レース”としての魅力や意味合いがだんだん薄らいでいるのではないか、という思いを持っていたという。サーキットの立地条件を考慮し、結果的に見出した答が「10時間レース」だったようだ。

現在、世界のモータースポーツ界に目をやると、24時間、12時間レースには伝統の一戦が多い。また、近年ではマレーシア・セパン・サーキットでの12時間レースも知名度が向上中。鈴鹿10時間が実現すれば日本での最長レースになるため、これまでの伝統の一戦が形を変えてさらに歴史を作っていくことになるのは、言うまでもない。「FIA-GT3の世界一決定戦」としての鈴鹿10時間レースが、今後どのような成長を遂げていくのか。来年の初開催に向け、目標とする参戦台数はフルグリッド50台。世界各国のサーキットを走るGT3車両が一堂に会する日に向け、すでにカウントダウンは始まっている。



スポーツカーの中古車情報ならGTNET