中盤に入ると、ダンロップタイヤを装着するNo.32 EPSON HSV-010があっという間にポジションアップ。エンジン置換により後方からの追い上げだったが、路面コンディションを味方につけて表彰台争いに加わった。レースはその後も落ち着きのない環境の中、32号車がトップをキープ。しかし、その一方で、予選10位から厳しいスタートを強いられていたNo.1 S Road REITO MOLA GT-Rも粘りある走りでじりじりとトップ争いまでポジションを上げていた。終盤になると雨量もかなり減り、タイヤマネージメントが戦いの行方を左右することになったが、そこで気を吐いたのが、1号車。足下が厳しくなった32号車に対し、着実なアプローチを見せてファイナルラップで見事逆転! トップで受けたチェッカーフラッグにより、1号車の今シーズンのシリーズタイトルが決定。最終戦を待たずして2年連続のチャンピオンに輝いた。
一方、GT300も激しいポジション争いが勃発。クラストップでスタートを切ったNo.3 S Road NDDP GT-Rは力走を見せていたが、そこに予選2位のNo.66 triple a Vantage GT3が果敢に挑み、トップ争いを展開。だが、終盤になって3号車のリアタイヤが外れるというアクシデントが発生。これで再度66号車がトップに浮上。最後まで勢いが衰えることなくチェッカーを迎え、今シーズン2度目の勝利を果たした。