スポーツカー専門 GTNET

  1. スポーツカーの中古車ならGTNET
  2. GTNET新車・特集記事
  3. ポルシェAG、新型911ターボ、ターボSを発表

ポルシェAG、新型911ターボ、ターボSを発表

2013年5月6日 更新

911最新モデル、991型のフラッグシップモデルがついにそのベールを脱ぐ!



追撃準備、完了

2013年5月3日、独ポルシェAGは、911誕生50周年に相応しいモデルである991型フラッグシップモデルの新型「ターボ」、「ターボS」を発表した。9月に開催されるフランクフルトモーターショーで一般公開され、同月末に本国販売予定となっている。価格はターボ、ターボSそれぞれ16万2055ユーロ(約2100万円)、19万5256ユーロ(約2540万円)となっている。

エンジンは3.8L 水平対向6気筒をターボ、ターボSともに採用。最高出力はそれぞれ383kW(520ps)、412kW(560ps)、トルクはオーバーブーストを装備しており最大でそれぞれ710Nm(72.4kgm)、750Nm(76.5kgm)を発生する。ミッションは7段PDKのみの設定となり、4輪を駆動する。最高速度は318km/h、0-100km/h加速は、ローンチコントロール、前述のオーバーブースト機能などが追加装備される「スポーツクロノパッケージ」を装着(ターボSには標準装備)した状態で、3.2秒と3.1秒を記録する。

燃費にも当然手を抜いておらず、アイドリングストップ機能で9.7L/100km(=リッター10.3km)という好燃費を実現した。

最新の991型911ターボの魅力はこれだけではない。ターボ、ターボSはボリュームアップされた専用ボディの大きさを感じせないコーナリングスピードを実現している。その秘密は最大で2.8度可動する後輪操舵システムにある。80km/h以下ではフロントタイヤと逆方向に操舵し「ホイールベースが250mm短くなった」と思うぐらいの軽快なハンドリングを実現している。80km/h以上の高速域では同じ方向に操舵するので「ホイールベースが500mm長くなった」と感じるほどの直進安定性を実現しているという。

またボディには初の技術「ポルシェ・アクティブ・エアロダイナミクス(PAA)」が採用されている。走行状況に応じてフロントスポイラー(3段階)とリアウイングが可変する。このシステムによりニュルブルクリンク北コースでタイムが2秒向上した。

(栗原 淳)




ポルシェの最新記事




スポーツカーの中古車情報ならGTNET