ル・マン24時間レース、トヨタがワン・ツーフィニッシュ達成 詳細ページ(13777) - イベント・レースレポート

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ル・マン24時間レース、トヨタがワン・ツーフィニッシュ達成




ようやくレース日和の天候に恵まれた今年のル・マン24時間レース。レース序盤から盤石の体制でワン・ツーを形成してきたトヨタTS050ハイブリッドの2台は、レース終盤になってもその安定さに疑う余地はなく、それよりも7、8号車のどちらが先にフィニッシュラインを通過するのかが注目されることとなった。
 
コース上で逃げる7号車可夢偉をミュルサンヌで逆転した8号車一貴。その後、7号車コンウェイ、8号車ブエミへと交代した2台は、イエローゾーンの速度違反が問われ、60秒のピットストップというまさかのペナルティが科されることになったが、態勢になんら影響はなく、そのままレース終盤へと向かっていった。
 
一方、レースコンディションとしてはセーフティカーがコースイン、その間に8号車と7号車のポジションが入れ替わるものの、ピットインのタイミング等で11時を迎える頃には再び8号車がトップに返り咲いた。その後、チェッカーフラッグが振られる午後3時が近づくに向けて、8号車はレースをリード。逆に7号車は予定していたピットインのタイミングを間違える痛恨のミスを犯してしまう。このハプニングに対してもピットストップのペナルティを科せられたこともあり、終盤になるとやや緊張の糸が切れたようになってしまった。
 
レースは残り2時間半を切ると、再びトヨタTS050ハイブリッドを一貴、可夢偉の二人がドライブ。このふたりがチェッカーを受ける形で今年のル・マンが幕を下ろすこととなり、ついにトヨタが悲願のル・マン24時間レースで勝利を実現。また、一貴は予選でポールポジションを獲得し、決勝でも優勝を果たすという願ってもない結果を手にしている。
 
◎ル・マン24時間レース決勝結果(総合トップ3および各クラストップ)
1.No.8 トヨタTS050ハイブリッド(S.ブエミ/中嶋一貴/F.アロンソ)388周
2.No.7 トヨタTS050ハイブリッド(M.コンウェイ/小林可夢偉/J-M.ロペス)386周
3.No.3 レベリオンR13・ギブソン(T.ローラン/M.ベッシェ/G.メネゼス)376周
 
クラス別トップ
・LMP1
No.8 トヨタTS050ハイブリッド(S.ブエミ/中嶋一貴/F.アロンソ)388周
 
・LMP2
No.26 オレカ07・ギブソン(R.ルシノフ/A.ピッツィオーラ/J-E.ベルニュ)369周
 
・LMGTE Pro
No.92 ポルシェ911 RSR(M.クリステンセン/K.エストル/L.バンスール)344周
 
・LMGTE Am
No.77 ポルシェ911 RSR(C.リード/M.キャンベル/J.アンロエア)335周
 
TEXT&PHOTO : MOTOKO SHIMAMURA
 
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