S耐第3戦・富士24時間レース、No.81 DAISHIN GT3 GT-Rが総合優勝を果たす 詳細ページ(18129) - イベント・レースレポート

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S耐第3戦・富士24時間レース、No.81 DAISHIN GT3 GT-Rが総合優勝を果たす




5月21日から23日まで静岡・富士スピードウェイにて開催されたスーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第3戦「NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース」。予選日は日本列島をすっぽりと包み込んだ梅雨空の影響を受け、サーキット周辺は激しい雨に見舞われることとなった。
 

9クラス51台のマシンの中には、初めてとなる水素燃料車両の参戦もあり、新聞やテレビなどでも紹介されるなど、事前から大きな話題となっていた。予選日前日は24時間レースに併せて夜間練習走行枠が午後7時から設けられたが、ウェットコンディションでのセッションに。一方、予選日も朝から強い雨が降り続いた富士スピードウェイ。予選は、正午12時スタートを予定していたものの悪天候により、開始時間が大幅にずれ込んだ。まず最初にGr-2(ST-2/ST-3/ST-4/ST-5/ST-Qの水素エンジン車)のAドライバー予選からスタートすることになっていたが、その直前になってスタートがディレイ。エントラントミーティングを経て、予定より2時間45分遅れて開始することが決まったが、時間通りにスケジュールは進まず。最終的に午後3時10分、天候回復の見込みがないという理由からすべての予選、さらに予選出走予定がないドライバーのフリー走行が中止となった。
 

この結果を受け、決勝日の午後3時にスタート予定のレースのスターティンググリッドは、第2戦までのシリーズランキング順で行うことが決定。まず、第1グループとして、ST-X、ST-1、ST-Z、ST-Q、ST-TCRの5クラス、さらに第2グループとしてST-2、ST-3、ST-4、ST-Q(水素燃料車両)、ST-5の5クラス順でスタートを切ることになるが、第1グループのポールポジションはNo.777 D’station Vantage GT3(ST-X)、第2グループのポールポジションはNo.225 KTMS GR YARIS(ST-2)となった。
 

決勝日を迎えた22日・土曜日。午前9時30分からウォームアップが30分間にわたって行われ、午後1時40分からのスタートセレモニーを経て午後3時、24時間レース決勝が幕を開けた。幸いにして金曜日の荒れた天候から一転、雨は止み、曇り空の下ながら、全51台が24時間先のゴールを目指して1コーナーへとクルマを走らせる。スタート直後はトップクラスのST-X勢が激しいポジション争いを見せた。序盤、ポールスタートの777号車がコース上でクラッシュ。FCYが導入されたが、大きなハプニングもなく時間が経過する。ナイトセッションを迎えても、安定したコンディションでのレースとなり、レース開始3分の1を過ぎた時点では、No.290 Floral UEMATSU FG 720S GT3がトップをキープ。2位以下を引き離す快走を見せていた。一方で、各クラスともアクシデントやトラブルでピット作業を強いられるチームが出始め、24時間レースならではのタフな戦いを繰り広げることとなった。
 

レーススタートから10時間が経過。この時点でトップをキープしていた290号車がメンテナンスタイムに入る。この「メンテナンスタイム」は、富士24時間レースならではの”特別規則”によって実施されるもの。全車1回の実施が義務付けられている。作業はレーススタートから20時間以内であればいつでもOK。レース結果に関わるルーティーンピットでは行えないブレーキ交換作業はじめ、時間を要するメンテナンスを行うことができるため、24時間という長丁場のタフなレースながら参加車両は例年より多くの車両が完走を果たしているという。トップ290号車はその義務作業を終えてコースに復帰するが、あろうことかその直後にマシントラブルでコースサイドに停止。再スタートは切ったものの、その後もマシントラブルによる作業が長引き、優勝争いから脱落してしまう。
 

結果、290号車に代わってトップに立ったのは、No.81 DAISHIN GT3 GT-R。2番手は1周遅れでNo.999 CARGUY NSX-GT3が付けていたが、999号車は早朝、開始から15時間を前にトラブルが発生。修復に時間がかかり、これで81号車が頭ひとつ抜け出す形でトップをひた走ることになった。レースは18時間を過ぎて終盤に入ると、81号車はダントツのトップをキープ。同じクラスのST-X車両に限らず、総合2番手に浮上してきたST-1クラスのNo.2 シンティアム アップル KTMとの差も大きく、この時点で独走状態となる。結局、この流れは最後まで変わることはなく、ほぼ大きなトラブルもタイムロスもない万全の戦いをこなした81号車がこのままトップを守り切り、63周を走破して優勝。今シーズンシリーズ戦での初優勝を果たしている。
 

各クラス優勝は以下のとおり。
 
<ST-X>総合1位・今シーズン初優勝
No.81 DAISHIN GT3 GT-R(大八木信行/⻘木孝行/藤波清斗/坂口夏月)763Laps
 

<ST-Z>総合3位・今シーズンクラス初優勝
No.3 ENDLESS AMG GT4(内田優大/山内英輝/菅波冬悟/小河諒)724Laps
 

<ST-TCR>
No.97 Racer Honda カーズ桶川 CIVIC(遠藤光博/中野信治/小出峻/澤龍之介/原田健太)635Laps
 

<ST-Q>
No.28 ORC ROOKIE Racing GR SUPRA(蒲生尚弥/豊田大輔/山下健太/小倉康宏/大嶋和也/河野駿佑)650Laps
 

<ST-1>総合2位・今シーズンクラス2勝目
No.2 シンティアム アップル KTM(飯田太陽/加藤寛規/小林崇志/
吉本大樹/高橋一穂)728Laps
 

<ST-2>今シーズンクラス初優勝
No.7 新菱オート☆VARIS☆DXL☆EVO10(藤井芳樹/成澤正人/安斎景介/今井慎吾/渋谷彰良/奥村博文)673Laps
 

<ST-3>今シーズンクラス初優勝
No.62 HELM MOTORSPORTS LEXUS RC 350(平木湧也/平木玲次/高橋知己/松澤亮佑)695Laps
 

<ST-4>今シーズンクラス初優勝
No.18 Weds Sport 86(浅野武夫/藤原大暉/芝叔和/松井宏太/普勝崚/中島佑弥)646Laps
 

<ST-5>今シーズンクラス2勝目
No.456 odula Star5 Roadster(橋本陸/貫戸幸星/大崎達也/小原康二/勝木崇文/加賀美綾佑)631Laps
 










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