2年ぶりとなる第2戦・500kmレース、No.19 WedsSport ADVAN GR Supraが最速! 詳細ページ(18111) - イベント・レースレポート

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2年ぶりとなる第2戦・500kmレース、No.19 WedsSport ADVAN GR Supraが最速!




5月3日、静岡・富士スピードウェイにおいて、2021年SUPER GT第2戦富士大会の予選が行われた。快晴の下、ノックアウト予選Q2で最速タイムをマークしたのは、No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋組)。チームとしては2016年第7戦タイ以来、5年ぶりのポールポジション獲得を果たしている。
 

開幕戦の岡山大会ではGR Supra勢が速さを存分に発揮し、予選でトップ3を独占したことが記憶に新しいが、第2戦富士ではホンダNSX-GT勢が奮闘。朝の公式練習は19号車がトップタイムをマークしたものの、2番手にはNo. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺組)、3番手にはNo. 1 STANLEY NSX-GT(山本尚貴/武藤英紀/牧野任祐組)が付け、混戦模様になることを意識させる結果となった。
 

午後に入り、薄曇りへと緩やかに変わったコンディション。日差しはあるものの、冷たい風が吹いたことで、路面温度は午前中よりも低くなってしまった。その中で始まった予選Q1。公式練習とは状況が一転、刻々とチェッカーが迫る中でGR Supra勢が好タイムを乱発し、開幕戦の覇者であるNo.14 ENEOS X PRIME GR Supraが山下健太によってトップへと立った。しかし、ライバルも黙ってはいない。0.019秒差で8号車の野尻がGR Supraの独壇場を許さず、2番手に割って入る活躍を見せた。逆に公式練習で上位につけていた1号車はアタックでの失敗が響き、まさかの敗退となっている。
 

続くQ2に入ると、まず1分30秒台のターゲットタイムをマークしたのがNo.38 ZENT CERUMO GR Supraの立川祐路。現在、GT500クラス最多ポールポジションホルダーでもある立川が自身25回目となるポールを目指して続けてアタック、1分27秒114までタイムを削ってトップに躍り出た。その後、No.23 MOTUL AUTECH GT-Rのロニー・クインタレッリがこれに続いたが、直後から自己ベストタイムを更新するクルマが続出。その中から19号車が公式練習での勢いをそのままに、1分26秒496の最速タイムを叩き出すことになった。そして2番手には8号車。Q1に続きQ2でも1000分の3秒という僅差に泣く結果となった。
 

GT300クラスでは、Q1から速さを見せていたクルマがQ2でも安定した走りを披露する。Q1・A組トップだったNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT、そして同B組だったNo.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GTがQ2でも躍進。結果、Q2では61号車のアタックを担当した山内英輝が自身5度目となるポールポジション獲得に成功した。また、2位にはQ1・B組2番手だったNo.55 ARTA NSX GT3(高木真一/佐藤 蓮組)、3位には60号車が続く結果となった。
 

第2戦富士 予選結果 各クラストップ3

GT500
1.No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/宮田莉朋組)1’26.496
2.No. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺組)1’26.499
3.No.38 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明組)1’27.031
 
GT300
1.No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝組)1’35.343
2.No.55 ARTA NSX GT3(高木真一/佐藤 蓮組)1’35.485
3.No.60 SYNTIUM LMcorsa GR Supra GT(吉本大樹/河野駿佑組)1’35.824
 

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