SUPER GT第5戦富士 プレビュー 詳細ページ(17312) - イベント・レースレポート

スポーツカー専門 GTNET

  1. スポーツカーの中古車ならGTNET
  2. 国内イベント・レースレポート
  3. SUPER GT第5戦富士 プレビュー

SUPER GT第5戦富士 プレビュー




シーズン後半戦がスタート、新たな勝者は登場するか

7月中旬のシーズン開幕から9月末の間に4大会を実施した2020年のSUPER GTシリーズ。無観客開催である一方、待ちわびたレースをドライバーはもちろんのこと関係者がみな全力で戦いに挑み、その成果は各車のしびれるような攻防戦となって表れた。そして迎える第5戦富士大会。全8戦を予定しているシリーズ戦の後半戦の初戦となる。”新たなる日常”を取り入れながらイベントを実施する中、今大会からは観客を迎え入れての大会となる。ようやくサーキットでの観戦が叶うファンのリアルな声援を受け、いっそうバトルも激化するかもしれない。
 

今季3度目となる富士での戦い

これまでのSUPER GTでは、全8戦のうち、富士での戦いは2回。一方、今年はコロナ禍でレースカレンダーが大きく変更され、第1戦、第2戦、そして第5戦と合計3回に。レース距離も一律300kmであるため、今大会は過去2戦のデータを活かした形で戦うことが可能となる。高速コーナーが多く、メインストレートも長い特性を持つ富士ならではのセットアップをより分析し、クルマへとフィードバックさせる中、どのチームがその”答”に近づくかを見るのも楽しみといえるだろう。
 

とはいえ、第4戦まで戦ってきた各車のコンディションはバラバラ。というのも、戦歴によって課せられるウェイトハンディが存在するからだ。2勝を挙げ、現時点でのポイントリーダーであるNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット組)は該当ウェイトが86kgとなり、うち34kg分を2ランクダウンのリストリクターを装着することで”相殺”。ロングストレートでスピードを稼ぐことは難しいだろうが、条件が厳しい戦いをどこまで耐え忍ぶことができるか、今回は文字通り”ガマン”のレースに挑むことになる。
 

17号車は第2戦の勝者だが、このとき、予選でポールポジションを手にしていたのは同じホンダのNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺組)。開幕戦でも予選2番手を獲得、ホンダが新たに今シーズンから投入したフロントエンジン&リヤドライブ(FR)のNSX-GTにおける富士での速さをどのホンダ勢よりも証明しているのが8号車でもあるのだ。ところが、不運なことに決勝結果という点においてはまったく納得のいく形を作れていない。富士に限らず、その後の第3戦鈴鹿、第4戦もてぎでも結果に繋げることができておらず、悶々としたシーズンを過ごしている代表格が8号車と言ってもいいだろう。そんな8号車をはじめ、レースで結果を出せていないチームにとって、この大会は好成績を残せるチャンスが大いにある。前半戦で結果を残し、それに見合ったウェイトハンディを搭載する車両のほうが台数的にも多くなっており、”身軽”なクルマで上位浮上を目論むのであれば、過去2戦の戦いによってデータも揃い、セットアップにもうまく反映させることができる今大会が、そのタイミングとしては最適となるからだ。中でも、富士との相性がいいホンダ勢には願ってもないチャンスが巡ってくると考えていいだろう。
 

ホンダに次ぐ、2勝目はトヨタ日産

開幕戦の富士では表彰台に留まらず、上位5台までがGR Supraとなったのは記憶に新しいが、その後も安定した速さを披露しており、どのGR Supraでも秀でたパフォーマンスを持ち合わせていることがよくわかる。だが、決勝結果では17号車に2勝を許しているだけに、Gr Supraのお膝元でもある富士での今季3回目戦いは、是が非でも勝たなければならない…そんな意気込みで挑んで来るに違いない。
 

一方で、日産勢も搭載するウェイトの関係上からチャンスが広がるチームが複数おり、そろそろこのあたりで本領発揮といきたいところ。ライバルがウェイトに苦しむのを横目にしっかりいい戦いをして、高ポイント獲得といきたいところだろう。
 

展開が見えにくいGT300。今回躍進するのはどのチーム?

タイヤ交換を義務付けた戦いから、前回はそのルールを撤廃したGT300クラス。これにより、見えない敵との駆け引きやタイヤマネージメント、決勝中の走行ラップのペースなど、緻密な戦略にそって精度の高いパフォーマンスを見せながらライバルとのバトルを展開している。加えて百花繚乱ともいえる様々な参戦車両が揃うこともあり、それぞれのクルマが持つ特性を活かしながらの駆け引きは、結果として思わぬドラマを生むことも決して珍しくない。また、最後の最後まで戦いの行方がベールに包まれた状態、ということも起こりうる。まさにレース終盤まで勝者が見えにくい展開は、GT300ならではの醍醐味とも言えるだろう。
 

GT300、GT500両クラスにおいて、今大会ならではの激戦に期待がかかる第5戦富士大会。サーキットでの観戦者は、新型コロナウィルス感染拡大防止策の観点から現地での行動範囲を限定される。このため、パドックやピットそして決勝直前のグリッドに足を運ぶことは残念ながら禁止されているが、サポートレースとして再開するFIA-F4レースも含め、サーキットに響くSUPER GTマシンの轟音を身体いっぱいに感じ取りながらバトルに一喜一憂しつつ、熱い戦いを最後まで見届けてほしい。
 

主なスケジュール

2020スーパーGT第4戦 MOTEGI GT 300km RACE
 
10月3日(土)
09:15〜10:45 公式練習(GT300+GT500)
10:45〜10:55 公式練習(GT300専有)
10:55〜11:05 公式練習(GT500専有)
14:00〜14:10 公式予選Q1 GT300 A組
14:18〜14:28 公式予選Q1 GT300 B組
14:33〜14:43 公式予選Q1 GT500
14:53〜15:03 公式予選Q2 GT300
15:11〜15:21 公式予選Q2 GT500
 
10月4日(日)
09:00〜09:20 SGTドライバートークショー
10:50〜11:10 ドライバーアピアランス
12:10〜12:30 ウォームアップ
12:00〜13:00 スタート進行
13:30〜    決勝 300km RACE(66周)










スポーツカーの中古車情報ならGTNET