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No. 8 ARTA NSX-GT、ポール・トゥ・ウィンの完勝で今季2勝目




11月11日に決勝を迎えた2018年 SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250KM RACE」。シーズン最後の決戦は穏やかな小春日和に恵まれ、53周にわたる戦いを繰り広げた。その中で今シーズン2勝目を達成したのが、ポールポジションからスタートしたNo. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也組)。一方、3位でチェッカーを受けたNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン組)がシリーズチャンピオンを手にしている。
 
チャンピオン争いの行方を見届けるべく、決勝日には3万7千人もの観客がもてぎに来場。朝早くから行われたランキングトップ3ドライバートークショーなどのイベントにも数多くのファンが詰めかけていた。
 
栃木県警の白バイとパトロールカーの先導によるパレードラップを経て決戦の幕が落とされ、No. 8 ARTA NSX-GTの伊沢拓也がポジションキープでオープニングラップを終了。その後もハイペースで2位との差を広げながら順調に周回を重ねていく。一方、ライバルよりも上位でチェッカーを受ければタイトルが確定するNo.100 RAYBRIG NSX-GT。スタートドライバーの山本尚貴は前の8号車を猛追していたが、前を追うよりもむしろ後方からの車両を警戒しつつ、またGT300クラスのバックマーカーの処理のタイミングによって8号車を逆転するにはやや厳しい状況に追いやられた。
 
トップを走る8号車がルーティンのピットインを敢行したのは、19周目。およそレース3分の1を消化した時点での早いタイミングを選択する。逆に後方の100号車は8号車の動きよりもむしろタイトル争いのNo.1 KeePer TOM’S LC500(平川 亮/ニック・キャシディ組)を激しく意識し、ピットインを遅らせることとなった。実のところ、1号車は予選6番手からの逆転が必要のため、タイヤ無交換も視野に入れたレースを続けていた。しかし、実際はタイヤが持たず交換が必要となったため、100号車と同周回のピットインに懸け、少しでもギャップを詰めようとした。結果、100号車は3番手でコースに復帰、一方の1号車は8番手からの追い上げをはじめ、平川が怒涛の走りで着実にタイム差を削り取っていく。ハイペースで猛追する1号車に対し、山本からバトンへとスイッチした100号車もバックマーカーを蹴散らすかのような熱い走りで応戦する。
 
一方、トップで周回を重ねてきた8号車。しかし終盤、その背後につけたNo.38 ZENT CERUMO LC500との差が縮まり、GT500クラスは優勝そしてチャンピオン争いがそれぞれ緊迫した状態で繰り広げられることになった。だが、コースレイアウトの特色からもわかるように、僅差になっても逆転にはなかなか至らないもてぎ。結局、今回も同様の形で決着がつき、8号車が今シーズン2度目となるポール・トゥ・ウィンを達成する。また、38号車がチーム今季最高位となる2位を獲得し、1号車をシャットアウトした100号車が3位でチェッカー。100号車はドライバー、チームの両タイトルで念願のシリーズチャンピオンを手にしている。
 
GT300クラスは、最終戦を前にランキングトップに立つNo.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一/ショーン・ウォーキンショー組)が予選でまさかの失速。予選10番手からの追い上げを強いられる。一方、ランキング2位のNo.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥組)は予選2番手、フロントロウからと好位置からのスタート。仮に65号車が勝利しても、55号車が4位以内でレースを終えれば優勝が決まるだけに、どこまで猛追が可能か、注目が集まった。
 
予選でトップタイムをマークしたのは、No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴/マルコ・マペッリ組)。決勝でも速さを武器に独走体制で周回を重ねていたが、あろうことか19周目に左タイヤがバースト。緊急ピットインを強いられた。だがなんとその翌周に再びタイヤバーストと不運が重なり、万事休す。優勝はもちろん上位争いからも脱落してしまった。このあと、各車ルーティンのピットワークが始まったが、最終的にここで各車がとった戦略により勝負が分かれ目を迎える。
 
65号車はタイヤ無交換を敢行。一方、前半2番手につけていたNo.0 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也組)は左側2本のみ交換、さらに遅めのピットインとなったNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(平手晃平/嵯峨宏紀組)は無交換を選択と、逆転チャンピオンはもちろんのこと、表彰台を争う3組で戦略が分かれた。結果、レース後半にトップへ立った65号車は後続の31号車に10秒ほどのギャップを作って周回。終盤、31号車が急激な猛攻で背後に迫ったが、かろうじて逃げ切りに成功し、今季初優勝を遂げる。また、2位の31号車に続いたのは、0号車だった。一方、後方から追い上げを見せた55号車だったが、終盤は逆転のチャンスに恵まれず、さらには他車との接触等で手負いの状況で周回を強いられて9位でチェッカー。最後の最後でタイトルがスルリと手からこぼれ落ち、戴冠は65号車が大逆転で掴み取ることとなった。
 
・第8戦もてぎ 決勝結果 各クラストップ3
GT500
1.No. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也組)1:31’09.252 63Laps
2.No.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明組)+1.806
3.No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン組)+8.096
 
GT300
1.No.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥組)1:31’58.983
2.No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(平手晃平/嵯峨宏紀組)+2.409
3.No.0 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也組)+3.786
 
GN_GT8_F_1111_PH1










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