SUPER GT第6戦鈴鹿、No.64 Epson Modulo NSX-GTが初勝利! 詳細ページ(11662) - イベント・レースレポート

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SUPER GT第6戦鈴鹿、No.64 Epson Modulo NSX-GTが初勝利!




8月27日、三重・鈴鹿サーキットにおいてSUPER GT第6戦「INTERNATIONAL SUZUKA 1000KM THE FINAL」が行われ、予選4番手スタートのNo.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組)がレース後半になってからトップに立ち、そのままフィニッシュ。今季初勝利を果たし、チームに10年ぶりの優勝をもたらしている。


長らく鈴鹿サーキットで親しんできた伝統の耐久レース「鈴鹿1000km」。今回が46回目の開催となるが、来シーズンからは10時間レースへと時間が変更され、またSUPER GTシリーズ戦からも外れることになる。それだけに、ファイナルイベントを見届けようと、決勝日には4万5千人もの観客が来場。厳しい暑さを上回るような熱気がサーキットを包み込んだ。


決勝直前のウォームアップ走行では、前日のタイムアタックでトップタイムをマークしたNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)が最速ラップをマーク。これに64号車、No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/小暮卓史組)らが続いたが、実際に戦いが幕を開けてレースを牽引したのは、17号車だった。24号車は12周目までトップを死守するも、突然ペースが落ち、後続車の先行を許してしまう。結果、16周終了をまって真っ先にピットイン。タイヤ交換、給油、ドライバー交代のフルサービスを済ませ、戦いに復帰した。代わってトップにたったのは、17号車。その前に予選2番手の19号車もまた24号車に迫っていたが、19号車と24号車のバトルを巧みに利用した17号車が先行。17、19号車に続いて64号車が好位置で周回を重ねていった。


一方、レースは開始から1時間20分強の時点でGT300車両1台が接触によりクラッシュ。最終コーナーのガードレールに追突したため、セーフティカーランが導入された。およそ20分弱でレースが再開、この間も17号車のトップは変わらず。だが、各車の差は確実に縮まっており、レース中盤に入ってもなお、激しいポジション争いが引き続き行われることになった。その後もトップ17号車は安定した速さと強さでトップをキープ。再び後続との差を築き始める。だが逆に19号車はポジションキープが難しくなって後退、代わりに2番手に64号車が浮上した。


午後3時半を過ぎ、レースは87周を消化。折り返しを迎える。この時点でトップ3は、17号車、64号車に続き、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が3番手へと浮上。前日の予選ではQ1で敗退し、12位スタートに甘んじていた23号車だが、決勝時の安定したペース、素早いピット作業などチームの総合力をフルに発揮し、確実にポジションアップを果たすことに成功する。だが、戦いはなおも混沌とした攻防戦が続いており、タフな状況。さらに94周目には130Rでオーバーランしてタイヤバリアに激しく突っ込んだ車両が出たことで、2度目のセーフティカーランを迎える。当然のことながらトップ17号車のマージンは水泡に化し、戦いはまたも仕切り直しへ。だが17号車は再開後もトップをキープ、今季初勝利に向かって着実に周迂回を重ねていくと、2番手の64号車もトップとの差は着けられながらもポジションを死守してレース終盤に向かっていく。


2番手の64号車が146周終わりで最後のピットイン。一方、トップ17号車は147周目を走行中で間もなく最後のルーティンを控えていた。だがそこにまさかのアクシデントが発生する。なんと左リアタイヤが突然バースト、手負いの状態でピットへと帰還せざるを得なくなったのだ。結果、64号車がレースリーダーとなり、次いで23号車さらにその後方にはNo. 1 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)が巧みな戦略で表彰台圏内まで浮上。これをNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)が猛プッシュする形で最後の戦いへと突入していく。


逃げる64号車と23号車の差は20秒強。64号車はひとり旅という難しい状況の中、勝利に向かってひた走ることに。一方、23号車は2回目のセーフティカー導入前に行ったピット作業後のスタートでファストレーン優先権違反のペナルティを取られ、後にドライブスルーを強いられたが、そのタイムロスを挽回しようと懸命の走りでこのポジションまで浮上する底力を見せていた。さらにその後方では1号車と100号車が激しいテール・トゥ・ノーズを展開。130R出口からシケインにかけて抜きどころを狙っていた100号車だったが、1号車も巧みに後続のプッシュを回避。だが、そのハードな戦いでブレーキが音を上げた1号車は164周目の最終コーナーで100号車に並ばれ、165周目のストレートでついに100号車が前に出た。


なお、レースはセーフティカーが2度重なったことから、規定回数の173周には手が届かないことが明らかになる。結果、スタートから6時間、午後6時28分を過ぎてトップ車両がファイナルラップに入ると、171周をもってレースは終了。真っ先に64号車がチェッカーを受け、これに23号車、100号車が続き、ポールスタートの24号車は19号車に次いで5位入賞となった。


一方のGT300クラス。クラスポールスタートのNo.25 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太/近藤翼組)、これに予選2番手のNo.18 UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴/川端伸太朗組)、No. 5 マッハ車検 MC86 GTNET(坂口夏月/藤波清斗/玉中哲二組)と予選ポジションのまま、まずオープニングラップを終了。一方、予選9番手のNo.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥組)が早くもピットイン。タイヤ交換やガソリン補給は行わず、ドライバー交代だけを済ませコースに復帰する。どうやら混雑の激しい中での周回を避け、クリアラップでペースアップし、ポジションアップを狙う作戦を敢行した模様。事実、ライバルを出し抜く戦略で周回を重ね、最初のセーフティカーラン後にはクラス5番手まで浮上していた。


トップ25号車はこれまでのレースでもタイヤ無交換を戦略に採り入れてきたが、この鈴鹿でも積極的に実施。1スティント毎ではなく、2スティント毎にタイヤ交換を行ってきた。逆に不運に見舞われたのが18号車。スタートから3時間を過ぎ、クラストップに立っていた18号車だったが、2度目のセーフティカーラン中にトラブルが発生。ステアリングトラブルでクルマのコントロールができず、閉鎖中のピットへとペナルティ覚悟で戻ってくる。修理は完了したものの、この後ペナルティが課せられ、事実上トップ争いから脱落することになった。


この結果、GT300クラスの優勝争いは、じわりじわりとポジションアップを見せてトップに立った65号車、そして安定した速さを武器とする25号車の一騎打ちに。気温、路面温度が下がる中、再び暫定トップに立った25号車のペースを65号車が上回り、2台の差をみるみるうちに縮めていく。チェッカーまで残りわずかとなる中、テール・トゥ・ノーズとなった2台は1コーナーでポジションを入れ替え、65号車がトップを奪取。この勢いで最終ラップまで走破し、待望の今季初優勝を手に入れた。一方、2位でのフィニッシュを目指した25号車だったが、残り4周目の逆バンクでコースアウ。タイヤバリアに突っ込むと、車両が裏返しになるクラッシュを喫してしまう。幸い、ドライバーは無事に救出されたが、チェッカーを受けることはならず、まさかの終焉を迎えた。


結果、トップ65号車に続いたのは、No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(織戸学/平峰一貴/山西康司組)、さらに同チームのNo.87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3(細川慎弥/佐藤公哉/元嶋佑弥組)の2台。各車今季最上位の結果で表彰台に上がっている。


・第6戦鈴鹿 決勝結果 各クラストップ3
GT500
1.No.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組)171L 5:51’16.244
2.No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)+12.150
3.No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)+15.737

GT300
1.No.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥組158L :51’17.191
2.No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(織戸学/平峰一貴/山西康司組)+36.319
3.No.87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3(細川慎弥/佐藤公哉/元嶋佑弥組)+36.959

 

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