SUPER GT第4戦SUGO、魔物を味方につけたDENSO KOBELCO SARD LC500が優勝! 詳細ページ(11463) - イベント・レースレポート

スポーツカー専門 GTNET

  1. スポーツカーの中古車ならGTNET
  2. 国内イベント・レースレポート
  3. SUPER GT第4戦SUGO、魔物を味方につけたDENSO KOBELCO SARD LC500が優勝!

SUPER GT第4戦SUGO、魔物を味方につけたDENSO KOBELCO SARD LC500が優勝!




今シーズン4戦目の戦いを迎えたSUPER GT。予選日から不安定な天候となったが、決勝日は朝から雨が降ったり止んだりの落ち着かない天候となり、その不安定な状況が多くのチーム、そしてレースそのものに大きな影響を与えることとなった。レースは、慌ただしい状況を冷静に戦い抜いたNo. 1 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)が壮絶なバトルの末に優勝。今シーズン初となる美酒に酔っている。



決勝を前に行われるウォームアップ走行の時間を迎えると、にわかに雨雲が広がり、あっという間にコースはウエットコンディションへと変わり、走行にはレインタイヤが必要となる。ところが、決勝を控えたダミーグリッド上に全車が整列する頃には雨が上がり、各チームはドライかウエットか、装着するタイヤに最後の最後まで頭を悩ませることになった。今回も、地元警察ー宮城県警のパトロールカーに先導されてパレードラップを1周、そしてその後、フォーメーションラップに入ったSUPER GTの決勝。するとパレードラップの開始に合わせたかのようにパラパラと雨が降り始め、またたく間にコース上を濡らしてしまった。GT500クラスでスリックタイヤを装着していたのは全15台中4台。安定しない足下ではライバルとの攻防戦も叶わず、それぞれがポジションを後退させる。一方でトップ争いはポールポジションスタートのNo. 8 ARTA NSX-GTと予選2位のNo.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)が激しいバトルの末に、100号車が逆転に成功。この後、着実に後続とのマージンを築き、独走態勢を築き上げた。



レースは序盤に早くもセーフティカー導入となったが、トップ100号車は無難にリスタートを決め、再び快速劇を披露。レース中盤には2位との差に15秒程度の大差を構築する。だが、折り返し目前、またもSC導入となるアクシデントが発生。このリスタートを機に、ルーティンのピット作業を行うチームが多数現れた。一方で、100号車を含む、表彰台圏内の車両はレースのセオリーどおり、コースに留まり周回を続ける。だが、レースは思わぬ展開へと向かっていった。2度目のリスタートの直後、再びGT300車両が接触の末にコースアウトするなど複数箇所でアクシデントを起こし、3度目のSC導入を招くことになったのだ。



ドライバー交代の規定周回が近づく中、100号車を含む上位陣の車両4台がリスタート後に続々とピットイン。スタートドライバー達からステアリングを引き継いだ新たなドライバー達がコースへと向かっていった。ところが、SC導入中、スローペースとなってレースがコントロールされているタイミングでピットインを終えていた車両が、すでに先行。まるでSCによる”横やり”が入ったかのような展開となり、順調にトップを快走していた100号車は、前回のオートポリス戦同様、SCに泣くレースを強いられた。結果、代わって表彰台争いのチャンスが巡ってきたのは、1号車とNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正組)。その後方のNo. 6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ)とはすでに1周の差が付いており、1号車と46号車は事実上の一騎打ちで終盤を迎える。一旦、7秒近く差が広がった2台だったが、チェッカーまで5周を切ると後方の46号車がペースアップ、完全なテール・トゥ・ノーズへと様相を変えた。



セミファイナルラップ、突如上空からまた雨が降り出し、挙動を乱す車両も増える中、依然として1号車と46号車のバトルは続いていた。サイド・バイ・サイド、ときには接触しながら滑りそうになる体勢を立て直すという壮絶なバトルを見せた2台は、シンクロするような動きを見せつつ、ともになんとか車両をコントロールしながら最終コーナーを過ぎ、メインストレートへ。やや出遅れた46号車に対して1号車が粘り勝ちし、待望の今シーズン初勝利を手にしている。


一方、GT300クラスでは、No.11 GAINER TANAX AMG GT3(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム)が3年ぶりのクラス優勝を果たすことになる。装着したタイヤや車両特性の違いから、サーキットによって力の差が如実に現れるGT300クラス。SUGO戦ではマザーシャシーの強さが目立ち、ポールスタートを決めたのはNo.25 VivaC 86 MCだったが、GT300も500クラス同様に、天候とSCランによる混乱で思いもしない順位で周回を重ねていくやはり2度目のSCが導入された直後の対応によって明暗が分かれた上位争いが起こり、これを逆手にとったのが11号車だったといえよう。


11号車は予選17位からスタート。着実なレース運びはもとより、ピットワークをよりスピーディに済ませて攻めの走りを続けると、最終的には、2〜3度目のSC導入を味方につけて逆転に成功。結果、速さだけでは戦いを制することが出来ないというシビアな展開の中で生き抜いた11号車に、勝利の女神が微笑んでいる。




・第4戦SUGO 決勝結果 各クラストップ3
GT500
1.No. 1 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)81L 2:09’13.878
2.No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山 哲/千代勝正組)+1.022
3.No. 6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組)+1Lap


GT300
1.No.11 GAINER TANAX AMG GT3(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)77L  2:10’06.496
2.No.50 Ferrari 488 GT3(都筑晶裕/新田守男組)+7.269
3.No.25 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太組)+1Lap










スポーツカーの中古車情報ならGTNET