SUPER GT第8戦、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fが勝利し、年間王者に! 詳細ページ(11047) - イベント・レースレポート

スポーツカー専門 GTNET

  1. スポーツカーの中古車ならGTNET
  2. 国内イベント・レースレポート
  3. SUPER GT第8戦、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fが勝利し、年間王者に!

SUPER GT第8戦、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fが勝利し、年間王者に!




第8戦もてぎ大会を迎えたツインリンクもてぎ。前日に開催された第3戦大会同様に、朝からすっきりと晴れわたり、青空がサーキットに広がった。また日中にかけて、穏やかな日差しが照りつける小春日和にも恵まれている。そんな中、日曜日の第8戦予選で先手を討ったのは、前日の決勝レースで2位に入ったNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)。決勝でもその勢いを持続させ、他を圧倒。終盤にはライバルの猛追に悩まされたが、見事にシャットアウト! 2年続いたNo. 1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)から王座を奪取することに成功した。

第8戦予選は、前日よりもやや気温、路面温度が高い中でアタックが始まった。今回は走りはじめからドライタイヤを装着してコースインしたが、決勝時はこのセッションの最後に装着したタイヤでスタートを切らなければならない。つまり、何度もアタックを重ねてタイヤを使うことを避けなければならないという難しさがある。一方で、タイヤの発動性が高まるタイミングを見計らうことも容易ではなく、様々な要素が入り混じるセッションとなった。

暫定ランキングトップで最終決戦を迎えた39号車。アタッカーは平手晃平。着実にタイムを削り、満を持して出したタイムは1分36秒491。大幅にもてぎの公式レコードを打ち破る最速タイムをマークするだけでなく、2番手に続いたNo.37 KeePer TOM’S RC Fのジェームス・ロシターに.0.283秒の差をつける快走だった。一方、開幕戦終了時から第7戦タイまでランキングトップを死守してきた1号車は9番手。逆転王者獲得を狙うには、厳しい状況に追いやられることとなった。

午後1時30分、53周の戦いがスタート。スタートドライバーの平手は、前日をおさらいしたかのようなロケットスタートを決め、早速2番手に浮上したNo. 6 WAKO’S 4CR RC Fのアンドレア・カルダレッリを引き離しにかかる。とはいえ、この2台はその後も1.5~2秒強の間で付かず離れずの距離をキープ。緊迫した状況の中で周回を重ねていった。

動きが見えたのは、19周終了時。早めのドライバー交代を予定していた3台がピットイン。その中で、予選12位からスタートした、No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rは、タイヤ無交換を敢行。前日はこの戦略で逆転勝利を果たしているだけに、今大会では大幅なポジションを狙った。さらに、トップ39号車もこの翌周にピットイン。落ち着いてドライバー交代、タイヤ交換、補給作業を済ませてコースに復帰。その後、ルーティン作業を行なったライバルにリードされることなく、レース折り返しに入った。

一方、39号車とのタイトル争いを意識する1号車は、29周を終えてピットイン。ドライバー交代、補給をすませただけでコースへ。なんとタイヤ無交換作戦を敢行する。トップの39号車に対し、1号車は7番手から終盤の追い上げを開始。だが、その前には39号車と同じレクサス勢はもちろんのこと、1号車のペースと変わらない強者が軒並み揃っている状態。また、39号車は2番手の6号車との応戦に集中しており、ポイント争いよりも、目の前の戦いにそれぞれがラストスパートを見せることになった。結果、39号車は0.5秒ほどの僅差で6号車をシャットアウト。今シーズンの初優勝を遂げ、同時にシリーズチャンピオンの栄冠を手にしている。

GT500クラスに劣らず、GT300クラスもチャンピオンをかけた白熱の戦いが繰り広げられた。予選でトップタイムをマークしたのは、No.31 TOYOTA PRIUS apr GTの中山雄一。他車がタイヤ温存を意識し、早めにアタックを切り上げる中、中山は最後の最後まで周回した上にベストタイムを更新。2番手との差はわずか0.07秒ながら、ポールスタートへの意地を見せた。

決勝では、まず31号車に嵯峨宏紀が乗り込み、スタート奪取に成功。その中から予選5番手No. 4 グッドスマイル 初音ミク AMGの片岡龍也が、猛追を見せる。とりわけGT300クラスではノーウェイトでの一戦ともなると、燃費の良し悪しやストレートスピードといった、クルマの素性が出やすいため、ピット作業に時間を要する4号車はなんとしても序盤にポジションアップをしたいところ。その思いが形となり、レース後半に入って再び谷口信輝がしぶとく追い上げを見せる。その思いは予選6位からスタートしたNo.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)も同じ。ポイントランキングトップで迎える最終戦は、チームドライバー兼エンジニアを務める土屋のラストゲーム。優勝し、自身、そしてチーム初となるシリーズタイトルを手にしようと緻密な戦略を立てた。スタートドライバーの土屋が最少ラップの15周でピットイン。これまで何度もやってきたタイヤ無交換で松井を送りだすと、粘り強く周回を重ねた松井が、ついに34周目にトップの31号車を逆転。31号車も最後まで猛追を見せたが、25号車がこれを突き放してチェッカー。悲願のタイトル獲得を果たし、戦いを終えている。



・第8戦もてぎ 予選結果
GT500(TOP6)
1.  No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)1’36.491
2.No.37 KeePer TOM’S RC F(ジェームス・ロシター/平川 亮組)1’36.774
3.  No. 6 WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組)1’36.776
4.  No.19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛/国本雄資組)1’37.141
5.  No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)1′37.144
6.  No.36 au TOM’S RC F(伊藤大輔/ニック・キャシディ組)1’37.226

GT300(TOP3)
1.  No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)1’46.760
2.  No.65 LEON CVSTOS AMG-GT(黒澤治樹/蒲生尚弥組)1’46.830
3.No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(織戸学/平峰一貴組)1’46.857

・第8戦もてぎ 決勝結果
GT500(TOP6)
1.  No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)1:31’57.828
2.  No. 6 WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組)+0.472
3.  No.19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛/国本雄資組)+7.471
4.  No.36 au TOM’S RC F(伊藤大輔/ニック・キャシディ組)+14.666
5.No.37 KeePer TOM’S RC F(ジェームス・ロシター/平川 亮組)+16.160
6.  No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山 哲/千代勝正組)+19.132

GT300(TOP3)
1.  No.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)1:32’12.578
2.  No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)+0.929
3.  No. 4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也組)+10.612

 

gnns_gt8_q-f_1113_ph1-copy










スポーツカーの中古車情報ならGTNET