スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿、野尻智紀が開幕から2連勝! 詳細ページ(18107) - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿、野尻智紀が開幕から2連勝!




4月25日、予選日よりもやや吹く風は冷たく強いものの、青空が広がった鈴鹿サーキットにおいて、全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の決勝レースが行われた。午後2時30分にスタートした30周の戦いは、序盤にセーフティカーがコースインする落ち着きのない展開となったが、終始果敢なバトルが数多く繰り広げられた。その中で戦いを制したのは、予選2番手スタートのNo.16 野尻智紀(TEAM MUGEN)。冷静かつ強さを活かした走りで開幕戦に続いて連勝を果たしている。
 

今大会は鈴鹿恒例の”2&4”レース。タイトなスケジュールに合わせ、まず午前8時40分という早い時間でのフリー走行を30分間に渡って実施し、決戦に向けてセットアップの仕上げに入った。さらにスタート直前には8分間のウォームアップ走行を実施。徐々に冷たく、また強く吹き始めた風を考慮しつつ、最終調整を行い、午後2時30分からの戦いに向かう。
 

レースはまず、ポールポジションスタートのNo.5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING))が難なくスタートを決めてホールショットを奪取。勢いを活かし、2番手の野尻を早速引き離しにかかった。一方、予選3番手のNo.64 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)は動き出しこそ抜群に良かったものの、直後にエンジン回転が落ちて痛恨のエンジンストール。その場で中団に飲み込まれ、大きくポジショを落とした。逃げるトップ福住は4周目の時点で2位野尻に対し、約2秒のマージンを構築。8周目になるとその差は3秒へと広がり、文句ナシのレース運びを見せていた。
 

ところが9周目のスプーンカーブで突然福住のマシンから白煙が上がり、西コースのバックストレートで右リアタイヤがバースト。そのまま進入した130Rではサスペンションまでダメージが及び、万事休す。完全にスピードを失ったクルマはなんとか自力でピットに戻ったものの、二度とコースに復帰することなく戦いを終える結果になった。このアクシデントにより、期せずしてトップに立った野尻。その後ろにつけるNo.20 平川 亮(carenex TEAM IMPUL)との差はおよそ3秒半と存分なリードを確保する。
 

一方、10周目の時点でルーティンのピットインが可能となったことから、8台の車両が次々ピットに戻り、タイヤ交換を済ませてコースに復帰。その翌周にも3台がピットインを済ませるなど、レースに動きを与えた。そんな中、トップを快走する野尻は13周を終えてピットイン。開幕戦では終盤までタイミングを引き伸ばしたが、今回は2番手を走る平川のチームピットにタイヤが用意された様子を伺い、ピットインを敢行した。だが、ターゲットである平川はそのままステイアウト。翌周の14周目にピットへ戻り、オーバーカットを目論んだ。しかし野尻はオーバーテイクシステムを利用してラップタイムを稼ぐと、ピットからコースへと戻る平川の前で1コーナーへ進入。あまりの勢いに15周目の1コーナーではオーバーランのミスを犯したが、平川の先行は許さなかった。
 

トップ争いの2台を始め、各車が僅差での周回を重ねる中、16周目の130RでNo.18 国本雄資(KCMG)のタイヤが外れ、オーバーラン。クラッシュパッドに激しく突っ込み、クルマが裏返るアクシデントを引き起こした。レースはこれを受けて、セーフティカーがコースイン。この直前には、これまでピットインを引き伸ばしていたトムスの2台_No.37 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)とNo.36 ジュリアーノ・アレジ(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が立て続けにピットへと帰還。義務付けられたタイヤ交換を済ませた。クラッシュを喫した国本は無事に自力でクルマから脱出、レースは19周を持ってSCランが終わり、20周目から残り11周のスプリントレースとしてリスタートを切る。
 

各車、手持ちのオーバーテイクシステムを巧みに使い、ライバルとの駆け引きを繰り広げると、あちこちで都度ポジションを巡る激しいバトルが展開される。一方、トップ野尻と2番手平川の差はつねに1.2〜1.8秒と大きくは変わらない。平川自身、すでにもうオーバーテクシステムの残量も少なくなっており、終盤に野尻を追い立てる余力があるとは言い難い状態だった。結果、野尻が手堅くトップをキープしたままチェッカーを受けると開幕戦に続く2連勝を達成。平川はトヨタ勢トップとして2位でフィニッシュ、今季初の表彰台を手にした。3番手に続いたのはNo. 6 笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。予選5番手から着実にポジションアップを果たし、手堅くレースをまとめて自身初となるスーパーフォーミュラでの表彰台に上がっている。
 

第2戦はホンダとトヨタが表彰台を分け合う形で終了。続く第3戦は舞台を九州・オートポリスへと移るが、果たして好調の野尻をどのドライバーが止めるのか、あるいは野尻の独走を許すのか。引き続き、過酷な戦いの行方が気になるところだ。
 

第2戦鈴鹿 決勝結果 トップ3

1.No.16 野尻智紀(TEAM MUGEN)58’30.222 30L 56’53.047
2.No.20 平川 亮(carenex TEAM IMPUL)+1.453
3.No. 6 笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)+4.187










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