SUPER FORMULA第7戦、坪井が今季2勝目。タイトルは山本の手に 詳細ページ(17617) - イベント・レースレポート

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SUPER FORMULA第7戦、坪井が今季2勝目。タイトルは山本の手に




決勝は若手の躍進が目立つ展開となり、坪井が今シーズン唯一の2勝目を達成。大湯が前回に続いて表彰台に上がり、助っ人として途中参戦の松下が自身初の3位を手にした。一方、最後までもつれたシリーズタイトル争いは、粘りの戦いを制した山本が自身3度目の王者に。先のSUPER GTでもGT500クラス王者となった山本は、自身2度目のダブルタイトル獲得を果たした。
 

慌ただしくも、コロナ禍で今シーズンの”ニューノーマル”となったワンデーレースの決戦は、直前のウォームアップ走行の時点でNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が車両火災を起こしてコースサイドに停止。赤旗が提示され、セッションが中断した。結果、レースは当初の予定よりも22分遅れでフォーメーションラップがスタート。午後2時47分に19台の車両がダミーグリッドを離れた。だが、その中でNo.12 タチアナ・カルデロン(ThreeBond Drago CORSE)がエンジンストールとなり、オフィシャルの手を借りてマシンを一旦ピットへと戻すことになる。さらに、コース走行中のNo.51 シャルル・ミレッシ(Buzz Racing with B-Max)が13コーナーでスピン。エンジンをストールさせてしまい、戦うことなくレースを終えている。
 

17台がダミーグリッドからシグナル消灯後にスタート。ここで真っ先に1コーナーに飛び込んだのは予選2番手の坪井。これに予選4番手の松下が続き、一方ポールポジションスタートの野尻は3番手から追随する。僅差でのトップ3に続いて4番手には山本。その背後に笹原、また逆転タイトルを目指す平川は6番手までポジションアップすると、3周目の1コーナーで笹原を逆転して山本へと詰め寄る。オーバーていくシステムを多用し、山本攻略を試みる平川。だが、差を詰めることはできても逆転には至らず、しばし硬直した展開となった。
 

レースが動いたのはルーティンのタイヤ交換が可能となった10周を終えてから。トップの坪井が10周目の第1セーフティカーラインを通過した後、逆転優勝を目指す3位走行中の野尻がピットイン。ところが右フロントタイヤのホイールナットがメカニックの手元からこぼれ落ちて大きくタイムロスしたため、アンダーカットを目論んでいた作戦は水泡に帰す。一方、14周終了時点でピットインしたのは平川。対する山本は15周終了時にピットへと戻り、この2台はコース復帰後に激しい攻防線を展開。抜きつ抜かれつのポジション争いを繰り広げる中、最終的に17周の2コーナーで山本が再び平川の前へ出ることに成功した。
 

一方、”見えない相手”との戦いとなるキャシディは20周目にトップへ立つと、毎周のように自己ベストタイムを更新。このあとに控えるピット作業で有利に立つため、気迫に満ちた走りを見せる。しばらく膠着状態だったレース展開に異変が見えたのは、29周目。突然、野尻がスピードを失いコースサイドでストップ。なんと左フロントタイヤがパンクしており、万事休す。戦列を去ることになった。その動揺が残る中、30周終わりでキャシディがピットに滑り込む。7.8秒で作業を終えてコースに復帰したが、タイトル争いをするライバルの山本はひと足先に1コーナーへ。残り10周での逆転を目指し、キャシディは山本を猛追。33周目のコカ・コーラコーナーで気圧されるように山本はキャシディの先行を許してしまった。レースはトップ坪井が2位の松下と1秒を切るシビアな戦いをリードし続けていたが、逆に松下は7番手スタートから着実に追い上げを見せていた大湯にかわされてしまう。大湯はさらにトップ坪井に急接近。前回の鈴鹿に次いでの連勝を目論んだが、もはやこれまで。40周のトップチェッカーは坪井に振られ、シーズン2勝目を達成。そして大湯、松下とルーキーが続いてゴールラインを切り、4番手にキャシディ、そして山本は5位でチェッカーを受け、自身3度目となるスーパーフォーミュラの王者に輝いた。最後の最後まで山本のバトルに挑み、破れた平川は6位フィニッシュ。SUPER GT、そしてこのスーパーフォーミュラも山本に敗れて2位に終わり、無念の涙を飲んでいる。
 

【第7戦富士 決勝結果 トップ3】

1.No.39 坪井 翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)56’13.803 40Laps
2.No.65 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)+0.687
3.No.50 松下信治(Buzz Racing with B-Max)+1.522










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