SUPER FORMULA第7戦 プレビュー 詳細ページ(17570) - イベント・レースレポート

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SUPER FORMULA第7戦 プレビュー




富士で迎える最終決戦は、冬本番の中での一戦に

 

ついに今シーズン最後の戦いを迎えることになるSUPER FORMULA。新型コロナウイルス感染拡大防止対策によって開幕が8月末となり、従来11月上旬にシーズンエンドを迎えていたものが大幅に遅れた。一方、これまで全レースでウィナーが異なるほどの混戦を見せており、チャンピオン争いも条件次第で可能性のある選手を含めると4名になる。冬本番の富士では、どのような戦いを繰り広げるのか。
 

冬本番の一戦、タイヤウォーマーがカギを握る

12月上旬に三重・鈴鹿サーキットで開催された第5、第6戦のダブルヘッダーは、予想だにしない展開と結末が待っていた。今シーズンは大会規定を一部見直し、予選と決勝を1日で実施する「ワンデーレース」方式がレースフォーマットとして採用されており、前回の鈴鹿大会は土曜日、日曜日にそれぞれ予選および決勝を行うタイトなスケジュール下で実施されることになった。
 

本格的な冬を迎える中、懸念されたのが装着タイヤのパフォーマンス。結果、タイヤへの加熱が特別に認められ、ブランケット等で個々のタイヤを包み込んで温める方法ではなかったものの、ジェットヒーター等の熱源を用いるやり方でタイヤを加熱できるようになった。とはいえ、これまでタイヤウォーマーを取り入れていないことで”様子見”の部分もあったこともまた事実で、どのチームも自信を持って用意できたかどうかは定かではない。試行錯誤を重ねつつ、鈴鹿で得た経験値を今大会の舞台となる静岡・富士スピードウェイでどう発揮できるかは、チームの総合力にもよるところだろう。
 

前回の鈴鹿では、両日とも比較的穏やかで温かい日差しに恵まれ、気温、路面温度も高くなり、レースを行う環境としては申し分ない状況だった。ただ、やはり吹き下ろす風は冷たく、走行中のタイヤへの影響がどれほどあったか、これも気になるところ。ここのところ、決勝では、寒さの中でタイヤを充分に温めるためにフォーメーションラップを2周設けているが、「レーシングスピードよりも遅い走行では、タイヤウォーマーで温めたタイヤが冷めてしまう」という声も上がっていると言い、いかに優れたコンディションのタイヤを確保することが難しいかがわかる。それだけに、前回の鈴鹿でどこまで”コツ”をつかんだかどうか、今大会の予選で何らかの違いとなって表れてくるかもしれない。
 

自力王者の権利を持つのは平川と山本の2選手

第4戦オートポリス戦を終えた時点でランキングトップにいたのは、No.20 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。これにNo. 1 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)が11点差で続き、3番手にはトップと15点差のNo.16 野尻智紀(TEAM MUGEN)がつけていた。だが、その後の鈴鹿は両レースで安定した成績を残すことができなかった選手が大半を占めるというまさかの展開になる。結果、オートポリスと鈴鹿での第5戦でノーポイントに終わったものの、第6戦で7位入賞を果たした平川がトップをキープ。これにオートポリス戦から調子を上げ、第5戦鈴鹿でポール・トゥ・ウィンのフルマークを達成したNo. 5 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が同ポイントで2位につけている。なお、同ポイントながらランキング2位というのは、上位成績を比べた結果に基づく。平川も山本同様、開幕戦でポール・トゥ・ウィンを達成しているが、第3戦SUGOでは予選2位、決勝2位の成績を残しており、これが山本の他の戦績を上回ることからランキングでもトップになる。なお、タイトルを巡るふたりの争いは、シンプルに自身が優勝すればチャンピオンが確定するという「自力チャンピオン」の条件に当てはまる。さらに、仮に勝てなくとも決勝2位以上あるいはは予選でポイントを獲得して決勝を3位以内で終えることができれば、ライバルの順位に関係なくタイトルが手に入る。
 

ランキング3位の野尻、そして同4位のキャシディにおいてはポール・トゥ・ウィンを一番の目標に、あとはライバルの結果次第というシビアな条件がつく。加えて、今シーズンは有効ポイント制を採用しており、全7戦のうち上位最大5大会のポイントを採点する。過去のレースすべてにおいて入賞しているふたりは、全ポイントを加点できないのが残念だ。また、キャシディにおいては、前回のレースをエンジントラブルで終えていることから、富士に向けてエンジン置換が必要となる。この行為が10グリッド降格ペナルティとなるかどうかは、最終戦の審査委員会で裁定されるため、結果によって状況が激しく変わることになる。
 

タイヤウォーマーを有効的に活用し、ノックアウト予選で申し分のないアタックが出来るか否か。前回の鈴鹿でのレース展開を考えれば、必ずしも予選順位で戦いの行方が決まるわけでもないが、いずれにせよ、今シーズンの集大成になる一戦は見どころ盛りだくさんになるはずだ。
 

主なタイムスケジュール

・12月19日(土)
10:00 – 11:00 専有走行
15:00 – 16:00 フリー走行

・12月20日(日)
09:45 – 公式予選(ノックアウト方式)
09:45 – 09:55 Q1(A組→上位7台)
10:05 – 10:15 Q1(B組→上位7台)
10:25 – 10:35 Q2(A+B上位7台・計14台→ 8台)
10:45 − 10:55 Q3

13:40 – 14:25 スタート進行
14:30 – 決勝(40Laps・180km)










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