ポールポジションを獲得した平川が完勝。 詳細ページ(17039) - イベント・レースレポート

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ポールポジションを獲得した平川が完勝。




ポールポジションを獲得した平川が、好スタートを切った決勝では、理想の形でレースを運んで完勝。自身通算2勝目を上げた。

 

今季もまた僅差のアタック合戦となった予選から3時間余り。決勝レースは午後2時15分に号砲となった。給油禁止、タイヤ交換の義務付けもない35周、約160kmのガチンコバトルは、気温33度、路面41度の下でスタートが切られると、ポールシッターの平川がホールショットを奪い、トップをキープ。逆に初のハンドクラッチスタートに苦戦した予選2位のフェネストラズは予選3位山下に逆転を許す。同時に山下はその勢いのままトップ平川を猛追。S字までに攻略を、と願ったが叶わず、2位での周回となる。一方、オープニングラップでポジションを上げたのは、ベテランのNo.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)。前を走るルーキーNo.65 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)を逆転し、4位につけた。
 

ガソリンがほぼフルタンク状態のSF19をソフトタイヤで周回する今大会。高い路面温度ゆえにタイヤマネージメントに気を配りつつ、レースをコントロールすることが求められたといっても過言ではない。そんな中、平川は山下、フェネストラズ、さらに4番手の中嶋までのタイム差が周回を重ねても広がらないことを強く意識。ストップ&ゴーのレイアウトを持ち、背後に迫られても逆転するのは難しいもてぎの特性を最大限活かすようなレース運びを心がけた。事実、上位4台はつねに1〜1.5秒差での周回を長く続けてはいたが、抜きつ抜かれつの状態には至らず、残り周回数が減っていく展開となり、結局そのままチェッカーを迎えている。
 

一方、後方では接触やコースオフ、タイヤマネージメントが厳しいのかタイヤ交換を行うなど順位の変動も見られたが、予選9番手の福住はスタートから攻めの走りを貫き、徐々にポジションアップ。最終的には5位を獲得した。
 

中団グループではコース上でのアクシデントやピットインを強いられるなど、思わぬ結果によって戦列から遅れを取るドライバーが続出する中、福住に続いたのはディフェンディングチャンピオンのNo. 1 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)。Q2で敗退を喫して11番手からのスタートとなったが、粘りの走りで6位チェッカー。以下、No.16 野尻智紀(TEAM MUGEN)、No.38 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)、No.64 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)、No.14 大嶋和也(ROOKIE Racing)までが入賞を果たしている。
 

・第1戦もてぎ 決勝結果 トップ3

1.No.20 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)56’35.530 35Laps
2.No. 3 山下健太(KONDO RACING)+0.610
3.No. 4 サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)+2.721










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