SF第2戦、関口雄飛が力走による大逆転勝利! 詳細ページ(15262) - イベント・レースレポート

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SF第2戦、関口雄飛が力走による大逆転勝利!




5月19日、午後2時に号砲となった全日本スーパーフォーミュラ第2戦決勝。決戦の舞台、大分・オートポリスでは待ちわびたドライコンディションにおよる54周の戦いが繰り広げられた。レースは予選16番手からスタートしたNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が、ずば抜けた速さでレースを掌握。見事な逆転勝利でシーズン初優勝を飾っている。
 

予選日が雨となり、走行が難しかった今大会。結局セッションはキャンセルとなり、決勝日の朝から予選を実施。それからわずか4時間半で決勝を迎えることになった。車両がグリッドに着くころ、またしても灰色の雲が広がり、再び雨を運ぶのではないかという心配もあったが、幸いにしてドライコンディションのままレースは推移した。
 

ポールポジションスタートのNo.4 国本雄資(KONDO RACING)
は雨寄りのセットを施し、足元にはソフトタイヤを装着。まず、序盤で逃げ切りの戦略に賭けた。だがレース早々、2周目のタイミングでNo.15 ダニエル・ティクトゥム(TEAM MUGEN)がコースアウト、ストップ。これを受けてセーフティカーが導入された。一方、後方車両はこれを好機にして続々とピットイン。ミディアムタイヤからソフトタイヤへと交換。路面コンディションに見合うタイヤを武器にしてペースアップし始める。
 

ペースに伸び悩む国本の背後には関口。予選でまともにアタックできず、16番手に甘んじた関口はソフトタイヤでスタート。あっという間にポジションを上げ、さらには12周目に国本を逆転する。そこから始まったのが、関口の最速ショー。他を寄せ付けぬ速さをもってマージンを積み上げていく。レースは30周を迎えると、トップの関口とピットインを終えたグループのトップとなったNo.1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)とのマージンは30秒強。オープニングラップでミディアムタイヤからソフトタイヤへと交換を済ませていた山本も、予選17番手と厳しいポジションからのスタートだったが、戦略を味方に上位へと浮上。さらには関口とのトップ争いをするほどの健闘を見せていた。

レースは40周を終えた関口がピットイン。タイヤ交換と給油を13.1秒で済ませてコースに復帰。その直前、山本との差を40秒強まで広げていた関口は、大きなマージンを活用して山本の逆転を阻止。51周目で再びトップに立つと、そのままチェッカー! 昨年第6戦岡山大会以来となる、通算6回目の勝利を手にした。
 

■第2戦オートポリス 決勝結果(TOP6)
1.No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1:30’29.891 54Laps
2.No. 1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)+3.633
3.No. 8 大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)+7.374
4.No.65 牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)+17.594
5.No. 5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)+18.739
6.No.64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)+29.782










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