スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿、山本がポールを獲得! 詳細ページ(14214) - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿、山本がポールを獲得!




10月27日、三重・鈴鹿サーキットにおいて全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦が開幕。秋晴れに恵まれる中で予選が行われ、Q1から3回の予選アタックで完璧な走りを見せたNo.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)がポールポジションを獲得。タイトル争いで3番手につける中、貴重な1ポイントを加点することに成功している。
 
前夜遅くに本格的な雨が降り始めた鈴鹿周辺。その雨は早朝まで残り、朝一番のセッション、フリー走行はセミウェットコンディションからの出走となったが、幸いにして順調に天候は回復。午後からの予選は完全ドライでのアタックが可能となった。フリー走行でトップタイムをマークしたのは、No.18 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)。一方で、チャンピオン争いを繰り広げているNo. 3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)は5番手、山本は7番手、そしてNo. 1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)は13番手に留まったが、セッション終盤から乾き始めた路面、さらには装着するタイヤの違いによってそれぞれ状況が異なったため、午後からの予選ではどのような変化を生み出すのか、注目が集まった。
 
午後0時35分、Q1がスタート。開始5分後、No. 5 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)のマシンからオイルリークが見つかり、ピットに戻る手前で火災となる。幸いすぐに消火作業が行われ、大事に至らなかったが、野尻はこの時点でアタックのチャンスが奪われてしまった。また、このアクシデントによってセッションは赤旗中断となり、およそ15分間後に仕切り直しのアタックが始まる。そんな中、トップタイムをマークしたのは山本。幸先の良いスタートを切った。

続くQ2は、計測1周目、2周目のどちらでアタックするか、そのタイミングによってコースインに時差が生じた。ランキング争いで2番手につけるNo. 1 石浦宏明(JMS P.MU/CERUMO・INGING)は早いタイミングでアタックを開始。キャシディは中盤グループで、そして山本は遅いタイミングでコースへ。そして、3人の中で計測1周目にアタックしたのは山本だった。その結果、山本がまたしてもトップタイムをマーク。一方、キャシディはQ3進出8名のうち7番手に滑り込んだが、石浦は11番手どまり。Q2突破は果たせずに予選を終えている。
 
迎えたQ3。7分間のセッションながら、コースインのタイミングを各車調整してのアタック開始となる。このセッションでも計測2周目、あるいは計測1周目のどちらかでアタックを行うか、でこのタイミングが分かれたようだ。遅めのコースインで1周目にアタックした山本は1分37秒909とライバルを引き離し、トップに立つ。さらにこのセッションで真っ先にコースインしていたNo. 4 山下健太(KONDO RACING)は、計測2周目に自己ベストタイムをマーク。2番手に滑り込む躍進を見せた。3番手にはNo.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が続き、今シーズン自身最高位の予選順位を手にすることとなった。
 
シーズン最後の戦いは250kmによる一戦。SF14によるラストレースでもあるだけに、まさに”有終の美”を飾る戦いの行方が大いに気になる。
 

■最終戦鈴鹿 予選結果(TOP6)
1.No.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)1’37.909
2.No. 4 山下健太(KONDO RACING)1’38.193
3.No.36 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)1’38.300
4.No. 3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)1’38.435
5.No.17 塚越広大(REAL RACING)1’38.524
6.No.20 平川 亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1’38.553
 
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