スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿、悪天候の末、石浦宏明が2度目のタイトル獲得! 詳細ページ(11870) - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿、悪天候の末、石浦宏明が2度目のタイトル獲得!




10月21日、三重・鈴鹿サーキットにおいて全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦が行われた。折からの雨に加え、超大型の台風21号の接近の影響を受け、早朝から悪天となったサーキット。午前中のフリー走行後に行われた午後からの予選も、幾度となく赤旗中断に見舞われ、アタックらしいアタックを見ることができなかった。



今季の最終戦を迎えたスーパーフォーミュラ。F1・アメリカGPへの出走が噂されたNo.15 ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)も逆転チャンピオン獲得を目指して参戦が決まったことから、申し分のないタイトル争いに期待が集まっていた。だが、戦いの舞台となる鈴鹿は前日の専有走行からウエットコンディション。土曜日に入り、さらに雨量が増え、走行そのものが心許ないコンディションとなった。


まず、午前9時10分から始まったフリー走行。4回にわたる赤旗が提示される荒れた展開となり、そのセッションでNo.41 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマーク。これに僚友のNo.40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、そしてNo.15 ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)のホンダ勢がトップ3を奪取。このあとに、現時点でランキングトップのNo. 2 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)、チャンピオン争いのチャンスを持つNo.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)のトヨタ勢が続いた。



当初、午後からのノックアウト予選は午後1時50分開始を予定していたが、5分遅れの開始が伝えられる。開始3分前を機に、ピットロード出口には続々と車両が行列を作って待機。川があちこちで流れる極めて難しいコンディションの中、コースに向かった各車だが、あまりにもコース上の雨量が多く、走行がままならない。結果、開始から2分が経過した時点で赤旗が提示された。


天候の回復、そしてコンディションの確認を行うためにその後、2度にわたってスタートが延期。結果、午後2時40分に再開を迎える。残り17分12秒でのセッション再スタートとなったが、激しい水しぶきを上げながらコースに向かう中でのアタックはとても困難な状態。各車それぞれ間合いを取りながら、なんとかクリアラップを確保しようと努力する姿が見られた。しかしおよそ3分後には1台の車両が1コーナーに進入で川の水にのってコースアウト。2度目の赤旗となった。その7分後に再開されたセッションでは、ようやくアタックが可能となったが、当然のことながらラップタイムを伸ばすのが難しい。なんとかトップタイムが1分56秒台を刻み始めた頃、3度目の赤旗が提示される。



残り時間が迫る中、午後3時にリスタートしたアタック。残り時間は8分37秒とまだチャンスは残されている。我先とコースに向かう車両の中から、アタックチャンスを掴んだのが石浦。コースイン直後は僚友のNo. 1 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)が前を走っていたが、国本はチャンピオンタイトルのチャンスが残る石浦を先行させ、これを受けて石浦は1分54秒698まで自己ベストタイムを更新。暫定トップを奪った。その後、ペースアップする車両が現れたことで、石浦のポールポジションは潰えたが、そのトップタイムをマークしたのが、ベテランで雨を得意とするNo.36 アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)だった。これに僚友のNo.37 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いていたが、野尻が二人の間に割って入る好走を見せた。


そしてチェッカー間際の時点で4度目の赤旗が提示される。この原因を作ったのは、ラストアタックに挑んでいたガルシ−。1コーナーでコースアウトし、万事休す。そしてセッションそのものも残り時間1分17秒ということもあり、このまま再開せずに終了となった。また、その後の天候回復も見込めないと判断した大会主催者により、その後の予選もキャンセルに。その結果、Q1での予選結果は最初の条件とおりレース1のグリッドとして採用され、レース2においては、各ドライバーのセカンドベストタイムの採用が決定。これにより、Q1のポールポジションはロッテラー。Q2はNo.20 ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)のタイムがトップに採用された。なお、マーデンボローにとっては自身初のスーパーフォーミュラにおけるポールポジションとなる。



■第7戦鈴鹿 予選結果(各レースTOP3)
レース1
1.No.36 アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S) 1’54.395
2.No.40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’54.454
3.No.37 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)1’54.606

レース2
1.No.20 ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1’56.961
2.No.40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’57.144
3.No.41 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’57.744



なお、レースは翌日の開催を前に、台風21号接近による天候不良を受け、主催者らが協議を実施。結果、翌日はさらに天候が悪化する可能性が高いこと、また観客らの安全を考慮し、中止を決定。午後5時15分に正式発表が行われ、決勝レースを行わずに最終戦を終えることになった。これにより、今シーズンのチャンピオンタイトルは、石浦が獲得することとなり、自身2度目の戴冠を実現している。一方、逆転チャンピオンに賭けたガスリーはランキング2位に留まったが、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを手にしている。

 

 

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