スーパーフォーミュラ第6戦SUGO、キャシディが自身初ポールポジションを手にする 詳細ページ(11827) - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ第6戦SUGO、キャシディが自身初ポールポジションを手にする




9月23日、宮城・スポーツランドSUGOにおいて全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の予選が行われ、Q3でコースレコードを更新したNo. 3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)がこのカテゴリーで自身初となるポールポジションを獲得する躍進を見せた。



いよいよ今シーズンのシリーズ戦も大詰め。その舞台となるスポーツランドSUGOは距離が短く、攻略が難しいテクニカルなサーキット。またコース幅も短く、アタックでは些細なワンミスでさえ命取りとなる難関コースとして知られる。その中でまず、朝のフリー走行でNo.  7 フェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)がトップタイムをマーク。前回のオートポリス戦では10位スタートながら、巧みなピット戦略で2位表彰台を獲得した実力者がまたも見せどころを作った。


迎えた予選。朝のセッションでは早くに降った雨の影響でウエットコンディションでの走行となったが、徐々に路面が回復。午後1時15分からのセッションではドライコンディションでのタイムアタックが可能となった。どのドライバーも、午前のセッション終盤にスリックタイヤを装着して予選に向けての準備はしていたものの、本格的なアタックはこのセッションが初めて。コースインのタイミング、前後車両との間の取り方など、様々な要因が自身のアタックに大きな影響を及ぼすだけに、緊迫のセッションが幕を開けることになった。Q1でトップタイムをマークしたのは、No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)。僅差でチームメイトのNo.20 ヤン・マーデンボローやNo.36 アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が続いたが、前回のオートポリスでポールポジションを手にしたNo.40 野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が15位どまり。まさかのQ1敗退を招いた。


Q2に入ると、SUGOを得意とするロッテラーがトップタイムをマーク。これに関口、No.37 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が続く。そしていよいよ迎えたQ3。今季初優勝を渇望するロッテラーがポールを狙いに行くが、予選アタックでミスがあってタイムを伸ばすことができず。これに対し、まずNo.15 ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)が最速ラップをマークし、暫定トップに。すると次にキャシディが1分04秒910のタイムでトップを奪取かつコースレコードを更新。キャシディ、ガスリー、そしてロッテラーのトップ3で終了するかに思われたが、チェッカーフラッグが振られる中、ラストアタックの関口がキャシディ同様、これまでのコースレコードを更新する好タイムをマーク。結果、2番手に滑り込むことに成功して予選セッションを終了している。例年荒れた展開になることが多いSUGOの一戦。明日もまた思わぬ展開が訪れるのか。その行方に注目だ。



■第6戦SUGO 予選結果(TOP6)
1.No. 3 ニック・キャシディ(KONDO RACING)1’04.910
2.No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1’04.988
3.No.15 ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)1’05.080
4.No.36 アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S) 1’05.089
5.No.18 小林可夢偉(KCMG)1’05.090
6.No.20 ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1’05.242

 

20170923










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