Split Personality Rocket Bunny Nissan GT-R 詳細ページ(18161) - イベント・レースレポート

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Split Personality Rocket Bunny Nissan GT-R




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Jimmy Tu氏のワイドボディR35ショーカーは、ワイルドな一面を持ちながらも、「ゴジラ」のルーツを捨てていない。
Bob Hernandez –
 

ターコイズ色はチューニングカーカラーとして一般的に人気が無い。日焼けでシワシワになった派手なおばちゃんが好む様なカラーだ。しかし、Jimmy Tuのクロームターコイズ2015日産GT-Rのまばゆい輝きは、このワイドボディR35に人々を引き込む完璧に近い誘惑だ。その車をよく見るとワイルドでありながら、控えめな要素を含む完璧な作品だ。
 

Jimmy は90年代後半から車を作っており、当時の流行りから影響を受けながら想像力を膨らませていた。「僕は日本のオプション2ビデオや、スーパーストリートを含む、入手可能なすべてのチューナーマガジンを読んで育ちました!」彼の最初のプロジェクトカーは’98 Acura Integra GS-Rだった。仕事を二つ抱えながらやっと購入できた愛車。20年前のJimmyは、常に自分のプロジェクトカーで他より目立つようにチャレンジしてきた。 「トレンドが、派手なペイント、カスタムコンバージョン、ワイルドなエアロから、より繊細な「JDM」にインスパイアされたテイストに移行するにつれ、僕は常に両方の異なる要素を大事にしている。」彼のビルドではクレイジーで派手なカスタム要素と、レアで繊細なJDMテイストのミックスが見つかるはずだ。

 

彼は現在フルタイムでカリフォルニアベイエリア北部の不動産投資家として活躍しており、2018年の終わりにこの日産プロジェクトをスタートした。R35を所有することは、若い頃からずっと不可能だと思っていたからこそ、このプラットフォームにした。彼はGT-Rの強みでもある、545hpツインターボ3.8L V6と頑丈なAWDパッケージや、数多く販売されていたアフターパーツにも惹かれた。(それは彼だけではないが…)さらに、Jimmyはこのプロジェクトを息子と一緒に進めており、「車の作成に伴うけじめ、作業、時間、と満足感を体験できる教育ツールにしてあげたかった。」と語る。
 

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Not Messing Around

プロジェクト開始直後に物事はエスカレートした。GT-Rに圧倒的な存在感とボリュームを与える、オーバーフェンダーで有名な、Rocket Bunnyワイドボディキットバージョン1がカリフォルニア州エルモンテのLTMWによって取り付けられた。この有名SoCalショップは、数々の有名ビルドを含むポートフォリオを持っており、それをNorCalから見ていたJimmyは、複雑なTRAKyoto第1世代エアロの取り付け作業を依頼することにした。さらに、 Air Lift Performance 3Pエアサスペンションキットも同じタイミングで注文した。 LTMWは両ブランドの代理店及びインストーラーであるため、作業の実行は簡単だった。Jimmyはオリジナリティーを強調するために、Rocket Bunny ウィングをやめ、Liberty Walkカーボンダックビルトランクスポイラーを選び、それと対照するZSPECアノダイズゴールドフェンダーハードウェアが外側に点在している。
 

南カリフォルニアにR35があったついでに、Jimmyは車をSPエンジニアリングにも持ち込んで行った。SPエンジニアリングは、早くてハイパワーな日本車で有名な、歴史のあるSoCalショップだ。 SPはショップオリジナルSPEフレックスフュエルパッケージを利用し、GT-RのVR38DETTがE85フュエルで走れる様に変更した。このコンバージョンにはデュアル320LPH燃料ポンプ、Injector Dynamics ID1300xインジェクター、およびTitekインテークとダウンパイプが含まれていた。 SPはセッティングも行い、Jimmyはこの段階を適切なホイールで締めくくることにした-この写真では、Pirelli P Zeroフロント295、リア345のタイヤを履いたRotiformBUC20インチのセットを使っているが、20インチLD97ゴールドフェイス鍛造LD-09の4本セットも持っている。
 

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Inner Beauty

JimmyはNorCalに戻り、大事な日産をピッツバーグのAuto Design Proに持って行き、外装の仕上げとなるChromeターコイズスーパーグロスラップを貼り付けてもらった。(ペンシルバニア州のピッツバーグとは綴りが異なる、カリフォルニア州にもピッツバーグ市がある)。最初でも言ったが、反射するカラーは非常に美しく、夜は光沢のある水色の輝きが現れる。このラッピングカラーがアメリカで十分に見つからなかったため、Jimmyはフランスから輸入することになった。さらに、キャビンヘッドライナーに300個のターコイズLEDを使うことのより、R35の天井を星空に変身させた。Jimmyは高級車でそれを見てアイデアを得たと語り、Auto Design Proと同じビルにいるGalaxi Designsが作業を担当した。
 

GT-Rがラッピングされる中、JimmyはコンコードにあるFinish Logic に数々のボルトオンパーツのパウダーコート加工を依頼した。中にはUltra Racingフロントストラットタワーバー、HKSインタークーラーチャージパイプ・インテーク、およびフレーミングキャンディーゴールドカラーで仕上げられたAgency Power ハーネスバーが含まれていた。フロントシートにはリクライニング可能なBride GiasバケットシートとTakata4点式ハーネスを取り付け、更なるカスタムカーボンファイバーパーツをキャビンに取り込んだ。その後、車はブレントウッド市にあるMobile Solutions に移り、Ed氏に預けられた。そこで、カスタムT-Rexテスラスタイルスクリーンとカーオーディオをダッシュボードに取り付け、オーディオチューニングも行った。我々は機能的なカスタムインテリアを好んできたが、JimmyのGT-Rを見て、それを考え直す気持ちになった。

 

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Means to an End

ここまでは、海外から輸入された一部の部品以外、明らかにカリフォルニアテイストが強かった。しかし、ペンシルバニア州クリアフィールド市のHBPで生まれた、カスタムエキゾーストシステムの取り付けによって変化した。 HBPのShawnは、デュアル(ほとんどのGT-Rエキゾーストはクワッド仕様)Linney Tuningチタンチップに付く、フル4インチチタンセンター出しエギゾーストシステムを作り上げた。エキゾースト、GReddyType06インタークーラーとパイピングの取り付けを済ませ、GT-Rは、イギリスのハートフォードシャー市にある、LinneyTuningのBenLinneyの手によって、Ecutekセッティングを行った。Jimmyは 最新のアップグレードで達成したパワー数字は持っていないが、以前フレックスフュエルアップグレードの時に測った数値は約700馬力だったと言う。今後はHKS GT800ターボx2、ShepTransステージ2.5ギアボックスや、他のカスタムパーツを入れてからまたGT-Rをシャシダイに載せるという。
 

驚くことに、Jimmyの日産GT-Rは「トレーラークィーン」ではない。(*トレーラークィーンとは、積載車でしか運ばれない、美しい車のこと)。車は実際通勤にも使われ、時にはハードに運転される。それ以外は、カーショーやサーキットでも走っている。オーナーはSonoma Racewayでも走った経験があり、今後も走り続ける予定だ。我々がJimmyと同じ様なR35を持つ場合、心配症でサーキット走行は無理だろう。しかし、この大胆で力強いゴジラは、この素晴らしいカラー選択のおかげで運がいいのかもしれない。ターコイズは幸運のカラーだとよく言われており、少なくともJimmyGT-Rの場合、それは今のところうまくいっているようだ。
 

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記事提供元:SUPER STREET ONLINE

Tuning Menu

車両:2015 Nissan GT-R
オーナー:Jimmy Tu
出身地:San Francisco Bay Area
職業:不動産
Instagram:@gtr_ceo

 

エンジン

SP Engineering SPE700 Flex Fuel パッケージ; Injector Dynamics ID1300x フュエルインジェクター; USCAR to Denso プラグアンドプレイアダプター; デュアルdual 320LPH 65mm フュエルポンプキット; Titek 3インチインテークキット; AMS ミッドパイプ; HKS ダウンパイプ&デュアル SSQ4 ブローオフバルブ; HBP ワンオフ 4-in. チタンマフラー; Top Secret オイルキャップ&エンジンカバープレート; GReddy インタークーラー w/ カスタムアノダイズゴールドパイプ ;カスタムクーラントオーバーフローリザーブ タンク; カーボンファイバーエンジンカバー; Ecutek エンジンマネージメント; E85 Flex Fuel セッティングby Ben Linney、 Linney Tuning

足回り & シャーシ Air Lift 3Pサスペンション ; アノダイズゴールドUltra Racing フロントストラットバー
ブレーキ Alcon rotors; Project Mu パッド
ホイール & タイヤ 20-in. Rotiform BUC ホイール; Pirelli P Zero フロント295/35ZR20、リヤ 345/30ZR20
外装 TRA Kyoto Rocket Bunny V1 ワイドボディキット&カスタムカナード; ZSPEC アノダイズゴールドフェンダーハードウェア; Liberty Walk カーボンダックビルトランクスポイラー; Top Secret F1スタイルサードブレーキライト; Varis カーボンボンネット; カスタムカーボンフロントフェンダーダクト; カーボンルーフ、トランク、ピラー、ミラー ; Hexis Chrome Turquoise スーパーグロスラッピング; Neo Chrome ヘッドライトティント
内装 Bride Gias リクライニングフロントバケットシート; Takata 4点式レーシングブラックハーネス; Agency Powerハーネスバーアノダイズゴールド ; T-Rex tech Pro Kit Teslaスタイルタブレットヘッドユニット; カスタムダイヤモンドステッチ フロアマット; Shift Koncepts ターコイズコンポジット Kevlar 延長パドルシフター ; Galaxi Designs 300 LED-カスタムヘッドライナー; カーボンアクセント

 

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