Polished Lips & Livery: A Well-Traveled R32 GT-R 詳細ページ(17809) - イベント・レースレポート

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Polished Lips & Livery: A Well-Traveled R32 GT-R




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Chapters

1. Introduction
2. Oh Deer
3. Patience & Vinyl
4. Built To Cruise
5. A Steady Hand
 

CHAPTER 1: Introduction


六次の隔たり、つまり全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっているというセオリーは昔から信じていなかったが、車好きのコミュニティーはまさにその通りかもしれない。
 

Keironは数年前Ocean City, Marylandでこの1992 Nissan Skyline GT-Rを見つけた。私も過去にH20iというショーでOcean Cityに行ったことあり、知り合いがいてもおかしくなかったが、この車と接点があるとは思ってもいなかった。
 

オーナーChetとの電話で分かったことだが、私はこの車を実際に見たことがあり、この車は私の自宅から30分くらいの場所で北米人生をスタートしたらしい。このスカイラインはChetの15台目の車であり、2015にこのドリームカーを購入するまでは、ポンコツフォルクスワーゲンを沢山乗ってきたと本人は認めた。
 

車は当初カナダのRight Drive社から輸入され、そこのスペシャリストの手により、ベルトやフルード類を全て交換された。Chetは速攻オンタリオまで電車で向かった。Right Driveの作業は無事終わったが、Chetの帰りの旅はそううまくいかなかった。出発直後に携帯電話が壊れ、全てのコミュニケーションを失ってしまった。運良くパソコンを持っていたので、旅中の無料wifi hotspotと公衆電話を使って何とか周りと連絡がとれた。
 

外の世界と連絡は取れたものの、途中で悪天候に巻き込まれてしまった。想像してみもらいたい、購入したばかりの右ハンドルの車を嵐の中、国を跨いで家に帰る…そしてグリップ性がほとんどない、硬いタイヤを履いていることに気づく。Chetは何とか無事に家に辿り着き、それから5年にわたり、車と一緒に数々の思い出深いドライブをこなしてきた。
 

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CHAPTER 2: Oh Deer

Chetが気に入ったGT-Rを探すのに6ヶ月かかった。チューニングの方向性をフリーに決められる、あまりチューニングされていない車両を見つけることに重視した。さらに、一般的に人気のあるホワイト、ブラックとグレーは欲しくなかった。
 

このカラーリングの下は美しい、レアなTH1ダークブルーパールの塗装だ。しかし残念ながら、カーショーに向かう途中、鹿に激突され、かなりのダメージを受けた。そのダメージは相当ひどく、保険会社にもプロジェクトをあきらめるよう勧められたが、彼は諦めなかった。
 

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CHAPTER 3: Patience & Vinyl

結局保険会社のサポートも得られず、Chetは自分で修理用の純正パーツをすべて探し出した。パールペイントのカラーマッチングは非常に難しいため、昔から検討していたフルカラーリングを進めることにした。これで問題解決。
 

HKSのクラシックカラーリンングは有名であり、車にあまり詳しくない人でも見たことはあると思う。レトロなデザインだが、やりすぎてもいない。どんな車にも適用でき、HKSも実際R32でこのデザインを使用していたので今回使っても問題ないと判断した。
 

ChetのデザインはTom Clark 氏の手によって実現され、複数のHKSレーシングカーから影響を受けている。GT-Rはまずグロスブラックにラッピングされ、そこから手作業で細かいデザインが丁寧に貼られていった。「後半でTomは本当にうんざりしていたと思うが、完成した車はすごいと思う。」とChetは言う。
 
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CHAPTER 4: Built To Cruise

車高とホイールのセレクションで分かるかもしれないが、 Chetはサーキット走行より街乗り用に車を作成した。いつかはパフォーマンス走行をしたいというが、今はストリートがメインだという。
 

あれからカナダには数回戻り、Ocean Cityも3回訪れている。
 

Broadway Static Suspensionのカスタムエアサスで長旅も快適になった。当時はスカイライン用のエアサスキットもなかったので、Broadwayはこの車両で商品開発を行なった。
 

Cuscoキャンバーアームとフロントアッパーコントロールアームでフロントタイヤも綺麗にフェンダー内に収まった。アッパーアームとロワーストラットマウントはさらに加工され、最大限に車高を下げられるように工夫された。Hood Built Co.のDevin Larsonがほとんどの作業を担当し、Blitzダウンパイプに繋がる3.5インチマフラーも作成した。
 
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FINAL CHAPTER: A Steady Hand


リヤウィングにはFujimura Auto Rocker Dancer ガーニーフラップが取り付けられ、Chetが好きなE30 BMW M3 Evolition へのオマージュだという。
 

内装はあまりカスタマイズされておらず、ストリートテーマを引きづいている。
 

ステアリングはPersonal Grinta Black Edition でBell クイックリリースハブにマウントされている。フロントシートはカラーリングにマッチングするため、カスタム生地の Recaro SR3に変更。今後はリヤシートの張り替えも検討しているという。
 

エンジンはまだRB26DETT を使っており、HKSチューニングパーツとアクセサリーベルトを使用。インテークは A’PEXi製で、ノーマルタービンは今後HKS製に取り替える予定だ。
 

最後にホイールはOZ Futuras、個人的には最強の5本スポークホイールだと思う。ホイールのフェースはドイツから特別輸入され、日産専用部品だった。Chetは最近ホイールを17インチから18インチにサイズアップした。カラーリングを担当したTomがジェルキャップを作成し、今は18×10.5-inch +6-オフセットと 18×11-inch 0-オフセットホイールとなっている。
 

このカラーリングにすることにより、ChetはさらにHKSグッズを集めることになった。現在HKSパラソルx2本、HKSシューズx 1足、HKSピットウエア、とHKSカップラーメン(本当だ)をコレクションに入れている。もちろん、ラーメンは食べないと言っている。レアなスカイライン純正パーツも同じ勢いで集めているらしい。
 

取材を進めることによって、Chetは車とのいろいろな体験を語ってくれた。挫けそうな出来事もいっぱいあったが、そのお陰で、さらに車を深い関係ができたという。
 

「この車は一生のプロジェクトであり、完成することはない。」と彼はいう。
 
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Dave Thomas
Instagram: stanceiseverythingcom
Photos by Keiron Berndt
Instagram: keiron_berndt
 

記事提供元:SPEEDHUNTERS
 

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