Sometimes, You Just Have To Shoot A Supra
CAR SPOTLIGHT
By Paddy McGrath
長時間労働した日曜日。
常に変化する天候と闘い、なんとか取材を2個終えた。汗臭い、疲れている、喉が乾いている、お腹もすいているが、もうすぐ1日が終わる。帰り際に食事を買い、ストレスフリードライブ後、自宅でリラックスすることしか考えられない。しかしちょうどその時、近くに隠れているJZA80 スープラがたまたま目に入る。今日はもう少し長引いてしまうとすぐに分かる。予定には入っていなかったが、「マニュアル」と「シングルターボ」というキーワードが絡んでいる以上、Speedhunterとしてこのチャンスを見逃すわけにはいかない。
とりあえずカメラをまた取り出しましょうか?
これはDarren Colemanの初めてのスープラではない。最初のスープラを売ってから2JZが愛しく、その先はすぐに分かると思う。スープラを一台売り、スープラを一台買った。1台目で学んだ事を生かし、2台目はすぐに理想の仕様に完成させた。Darrenはスタートからしっかりと仕上りのイメージを持っており、これは意外と重点を置かれない、重要なポイントだ。サーキットファイターではなく、1,000hp ドラッグマシンでもなく、バランスの取れたGTマシンを想像していた。とにかく車が楽しめる仕様を目指していた。
そして、それは実際どういう仕様になるのか?
まず、VVTi 無し2JZ-GTEシングルターボ仕様にHolset HE351、Sard Racing 650cc インジェクター、Turbosmart 45mm Hyper-Gate、3インチカスタムインタークーラーとHKS Silent Hi-Powerリヤセクションを利用したカスタム4インチマフラーを使用。 エンジン制御はHKS F-CON Gold V Pro 3.2 フルコンで行い、GReddy Profec ブーストコントローラーがステアリングコラムにマウントされている。スープラとしてハイパワー仕様ではないが、500+hpは発生している。アイルランドのタイトなワインディングにはぴったりだ。ブーストも掛かれば、鬼に様に加速する。
個人的には80スープラの内装デザインは歴代ナンバーワンだと思っており、今回の車はほぼノーマルだ。Recaroシート2脚、Nardiステアリングと追加メーター・コントローラーで十分。
フロントフェンダーにあるパイプはウェーストゲート用だ。そして、ここから出る音も最高である。
足回りは機能性を重視しており、ホイールが全てを物語っている。BC Racing 車高調は18インチSSR SP3とセミスリックToyo Proxes R888R と組み合わせられている。
信頼性の高いV160 6速ミッションはそのままで、ACT 6パッククラッチが追加されている。それでパワーを何とかノーマル駆動系を通じて地面に伝達している。
これ以上Darrenの Mk4スープラに関して書ける事ないのでこれまでにしよう。あとはこの写真を見て楽しんでほしい。
とにかくチャンスがあれば、必ずスープラを撮ることだね。
Paddy McGrath
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paddy@speedhunters.com
記事提供元:SPEED HUNTERS