PandemフルエアロとWorkMeisterホイールのオールブラックMK5トヨタスープラがすごい
2020年セマショーは残念ながら開催されないが、去年のショーで話題になったA90スープラを振り返ってみよう。
この2020 Toyota GR Supra Launch Editionは去年のセマショーで最後に見たが、Yokohama Tireブースで展示されていた姿はもっと派手な仕様であった。
Pandem ワイドボディーエアロ、Work Meister S1 ホイール、Jon Sibalがデザインした有名AdvanカラーリングでGran Turismoや、チューニングショップの壁に貼られたポスターに出てくるようなレーシングカーに似ていた。
5代目スープラで多用されていたKei Miuraのフェンダーを利用していたにも関わらず、この2019 SEMAショー展示車両はシンプルな仕上げで我々のハートを掴んだ。あの思い出深いラスベガスイベントからもう一年が経ち、このスープラが新しいオーナーの手に渡ったという情報が入った。前のオーナーGarrett JarboeはPhoenix, Arizona のJoshua Nepa に車を譲ったのだ。
Joshも生粋なスープラマニアであり、フルチューンMK4スープラも所有している。その車は近いうちに紹介する予定だ。セマショーのAdvanカラーリングは剥がし、赤いフロント牽引フック、ブレーキキャリパーとホイールロゴ以外、車はオールブラック。ミラーキャップにカーボンファイバーが足され、助手席側ヘッドライト代わりに、Eventuri カーボンダクトが装着され、Eventuriカーボンインテークに冷えた空気を送り込んでいる。
Launch Edition の内装は赤いシートとトリムだが、NVSpecialties のサポートでJoshはありとあらゆるところをカーボンファイバーに変えた。赤く塗られたStudio RSR ロールバーとトランクブレースでブラック・レッドのテーマが完成する。
完成されたデモカーを購入したのでJoshは評価されないかもしれないが、新車のスープラフェンダーをワイドボディーのために切り、それを全て塗装し直した車を購入した気合いは相当な覚悟だ。さらに、お金では買えない人脈を使い、一番乗りで購入できたワイドボディ、レアなフラットブラックWorkホイールや豊富なカーボンパーツを考えると間違った買い物ではないと思う。
一年も経ち、スープラはまだ新鮮なモデルだ。Garrett Jarboe が作成し、Josh Nepa に譲ったこのスープラはその中でも印象的な一台だ。
Tuning Menu
Car:2020 Toyota GR Supra Launch Edition (A90)
オーナー:Joshua Nepa
出身地:Phoenix, AZ
職業:Race Wars, owner
Instagram:@supra_human
出力:450hp (estimated)
エンジン | 3.0-liter ツインスクロールターボチャージ直6; aFe Power マフラー; Eventuri カーボンファイバーインテーク・ヘッドライトダクト |
駆動系 | 8速ミッションw/パドルシフター |
ECU | bootmod3 stage 2 |
足回り&シャーシ | Reinharte 車高調; KW electronic damping cancellation kit |
ブレーキ | APG Performance 6ピストンフロントビッグブレーキキット |
ホイール&タイヤ | Work Meister S1 ホイール; Yokohama Advan Apex V601 タイヤ |
外装 | Pandem ワイドボディ(フロントリップ、サイドステップ、フロントリヤフェンダー、リヤウィング); Raceseng 牽引フック; Gloss Garage セラミックコーティング;イエローヘッドランプ;カーボンファイバーミラーキャプ |
内装 | NVSpecialties カーボンファイバー HUD ディスプレイ、ダッシュスピーカーサラウンド、ダッシュダクト、アッパー・ロワーステアリングカバー、シートインサート; Studio RSR 4点ロールバー・リヤブレース |