Wide & Wicked: An 800hp R34 Skyline GT-R 詳細ページ(16749) - イベント・レースレポート

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Wide & Wicked: An 800hp R34 Skyline GT-R




01

By Stefan Kotze

Chapters
1. One Of The All-Time Greats
2. Wide Load Ahead
3. Faster Is Better
4. The Cockpit
5. Cutting Room Floor

 

CHAPTER 1: One Of The All-Time Greats

人気の高い日本車を想像するとNissan Skyline BNR34 GT-Rは必ず上位に入ってくる。そこにレベルの高いチューニングを加えるとこの車が頂点に立つ。
 

R34で許されている感想は二通りだ:日本が生み出した歴代ナンバーワンスポーツカーか、君は間違っているかだ。
 

R34 GT-Rはクール過ぎてSpeedhuntersスタッフ2名が乗っている。DinoのBayside Green色マシンとMarkのハードチューンBayside Blue R34はよく知っていると思う。言うまでもないがとても羨ましい。
 

今回紹介するBNR34 GT-RオーナーのAnwarは昔から熱心なDatsun/Nissanファンであり、80年代後半にDatsun Stanzaをチューニングしていた。そこですぐスピードに魅力を感じ、Skyline GTXに乗り換え、ストリートレースでは強敵な存在となった。ローカルの警官もAnwarの存在を知っており、いつかは彼を捕まえると伝えていたそうだ。その時はただでは済まないと言われた。それを持ちAnwarは車を売却することにし、ファミリーライフに力を入れることにした。南アフリカでは正式に売られていなかったが、AnwarはいつかNissan Skyline GT-Rを買うと自分に約束した。
 

そこから数年間が経ち、その約束は550馬力のBCNR33 Skyline GT-Rとして現実となった。南アフリカにこの様な車を輸入して街乗り用に登録するのは非常に難易度の高いことだ。しかし、Anwarの努力が最終的に勝った。そのR33には様々な興味が寄せられ、いずれは売ってしまったが、すぐR34 GT-Rに乗り換えた。彼のコレクションには現在R34 4台あり、すべてバラバラのチューニング内容だが、この2001 Vspec IIが一番お気に入りだと思う。
 
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CHAPTER 2: Wide Load Ahead

R34 GT-Rははっきりとしたボディーラインを持っているため、外装はあまりいじる必要ない。しかし、たまに綺麗に外観をアップグレードした車が出てくる。このR34はまさにそう言う車だ。
 

私は、SunLine Racingワイドボディーエアロの実物をまだ見たことがなく、ネットでもほんのわずかしか存在しない。非常にレアなアイテムだ。
 

キットには軽くて強度製の高いCFRP製ワイドフロントフェンダー、ワイドリヤフェンダー、とディープサイドステップ がついてくる。このフェンダーはすでにワイドなGT-Rにさらに両側30mmの横幅を足している。最高のスタンスに仕上がっている。アフターパーツではいつも心配だが、このエアロはノーマルボディーパーツとのマッチングが良い。
 

SunLine Racingワイドボディエアロ以外にはカーボンアイリッドとカーボンカナードを取り付けたC-Westフロントバンパーとチョイス。純正のボンネットはTop Secret製に取り替えられ、ラッチファスナーとNACAスタイルダクトもついている。
 

リヤにはカーボンファイバーカナード、トランクスポイラーをマウントするカーボン製延長マウントとTop Secret製カーボンファイバーディフューザーがある。テールランプはもっと現代的なLEDタイプに交換された。
 

最後にクラシックなRAYS Volk Racing CE28ホイールを18 x 10.5インチサイズで選び、285/35R18のタイヤを履いている。ホイールの黒いスポークの間からはVari Racingの8ポッドブレーキキャリパーが見えてくる。リヤにはVari 6ポッドキャリパーを使用。
 

足回りとしてはすべてのアームと補強パーツ類は交換され、EDFC付きTein車高調整ダンパーを使っている。
 
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CHAPTER 3: Faster Is Better

R34 Skyline GT-Rの最大な魅力はやはり心臓部だ。非常に魅力的で非常にチューニングしやすいRB26DETTだ。ハイパワーを求めるBNR34オーナーはよくシングルターボ仕様を選ぶが、運転のし易さとレスポンスを考え、ツインターボ仕様にした。純正タービンではなく、巨大なAutobahn88フロントマウントインタークーラーにブーストを送り込むGarrett GT2871x 2である。
 

エンジンのベースはN1ブロックを使用し鍛造ピストン、コンロッドとストローかークランクシャフトを含むHKS 2.8リッターキットと使っている。ヘッドにはHKSカムシャフトと調整式カムギヤ、オーバーサイズバルブ、強化バルブスプリングとリテーナーが組み込まれている。さらにTomeiヘッドガスケットとGates Racingカムベルトも利用、この様なハイスペックエンジンにはハイオクタン化の燃料がたくさん必要だ。そこで75%エタノールブレンドのガソリンはデュアル燃料ポンプとフィルター、燃料サージタンク、Aeromotive 燃圧レギュレーター、HKS フュエルレールと大容量インジェクターを通じでエンジンに送り込まれる。冷却にはEvolve製アルミレーシングラジエーターを選択。
 

Tomei Expreme Tiチタンマフラーで最高のルックスとサウンドを現実している。これはすべて南アフリカのRBスペシャリストNoSweat Racing ServicesのSteve Clarkのおかげだ。Haltech Platinum Pro ECUを使って彼は今の800馬力を引き出した。
 

パワーはオリジナルのゲトラグ6速ミッションを通じで路面に伝えているが、OS Gikenトリプルプレートクラッチ、フライホイールとNismo LSDが駆動系を強化している。
 
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CHAPTER 4: The Cockpit

コクピット内には必要以外のものは入っていない。クイックレリースハブ付きのMomo CompetitionステアリングとTop Secret製シフトノブが印象に残る。
 

フロントとリヤのオリジナルシートはそのままだがCusco4点ロールケージが組み込まれている。
 

パフォーマンルのポテンシャルを考え、オリジナルの180km/hメータークラスターは320km/h、10,000rpmまで表示するNismo製に交換。ダッシュボードにはZeitronixエタノールメーターとワイドバンドA/Fメーターを設置。HKS EVCブーストコントローラーとTeinダンパーコントローラーもマウントされている。
 

ノーマルのR34でも特別なのにこの様にきちんと仕上げられた車は素晴らしい。ユニークなルックスを作り出し、ワインディングでも信号からのドラッグレースでもなんでも対応できる仕様だ。
車両自体の値段が下がってくれれば我々ももっと夢を実現できるのに…でもお金が問題ではない人たちはこのリンクを通じでSunLine Racingのデモカーが購入できるそうだ!すぐ確認して後でお礼を言ってくれ。
 

Stefan Kotzé
 

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