GT-Rが50才に【スカイラインが消える】 詳細ページ(15313) - イベント・レースレポート

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GT-Rが50才に【スカイラインが消える】




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GT-Rはいつからスカイラインではなくなる?それはスカイラインの名が無くなってからだ。
 

まだ見ていないかもしれないが、初期型のスカイライン、時代を変えたR32 GT-R、イマイチ人気がなかったR33と90年代を代表したR34GT-Rの記事を出してきた。R35はR32/R33/R34程レアでもなく、販売台数も比較的多かったため、Speedhunters GT-R特集の最後に紹介するのもおかしいという人もいるかもしれないが、Youtubeではお約束の存在であり、技術的にも素晴らしい車なので是非みてもらいたい。
 

R34の販売が終わり、日産はスカイラインの名前を休止させ、GT-R専用モデルの開発に挑んだ。R34 GT-Rの後継車として認めない人達も多いが、R35は立派なGT-Rだ。日産プレミアムミッドシッププラットフォームを利用し、370Z/V35-V37スカイライン/インフィニティーFMプラットフォームの進化バージョンだ。そして、その実力は過去のGT-Rモデルに比べて桁違いだ。
 

初期モデルは480hp, その後は550hpにアップ。新車を現在購入すると570hpくらい発生する。これはR34 GT-Rのカタログデータの約2倍になる。R35 GT-Rのコンピューターは発表当時ハッキング不可と言われていたが、ECUはすぐに解析されてしまい、チューナー達は車の限界を探り始めた。最近では1,000馬力にチューニングされたR35 GT-Rは珍しくもなく、2500hpの車もいれば、3500hpの車も存在すると言う。
 

R35をチューニングしなくても0-60mphタイムは3秒でストレートでもワインディングでも最高のパフォーマンスが得られる。様々な電子制御が働いているにも関わらず、R35はドライバー重視の車だ。とてもメカニカルなフィーリングで5感を強く刺激するマシンだ。
 

そこで特別な順番でもなく、Speedhuntersで一番気に入ったR35を紹介して行こう。
 

1:間違いなく世界一早いドリ車

今回の特集で初めて登場するドリフト車。日産中近東、ニスモとGreddyがコラボして作成したNismo GT-R Spec Dは、記録を破るだけのために生まれてきた。世界最速のドリフトをコントロールする事が使命だった。
この1400hpのSpec Dは、川端真斗選手の手により190mph横向けで記録を簡単に破った。これがその車の特別なストーリーだ。
 
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2:GT500レーシングエアロの奥深さ

 
横向けから今度はどの領域でも圧倒的な速さ。2017にDinoはCalsonic GT-Rのエアロを紹介した。エアロに対する研究開発は想像以上に進んでおり、剥き出しになっている部分は少しでも車の速いペースに貢献できるよう設計されている。カラーリングとステッカーなしで公道走っている姿を想像するとワクワクしてくる。最高に格好良いだろうな。
 

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3:一度消え去ったレモン: 1,000hp JUN R35 GT-R

 
この黄色いJUN Super Lemon R35は、はじめに2013年の東京オートサロンで姿を見せたがその直後に消えた。そして驚く事に再びカタールのコレクションで発見され、Paddyが取材した。1000hpとレモンイエローペイント、Ben Sopraワイドボディエアロとガルウィングドア。中近東ではストリートリーガルだとか。さすが!

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4:Kamikaze-R USA: 世界で一番優れているGT-R?

Bulletproof Automotiveの名前を聞くと、予算のない、ハイエンドのプロジェクトを思い出す。2016年アメリカで作成されたこのGT-Rは、まさにそういう車だ。
 
あの有名なVaris x HKS Technical Factory Kamikaze-Rのレプリカとして作られた車は、Bulletproof Automotive Kamikaze-R USAと名付けられ、1400hpを発生するエンジン、AYS Volk Racing TE37 Ultras、Varisワイドボディエアロを身にまとっている。そして、何よりもすごいのがストリートリーガルだという事だ。
すばらしい。
 
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5:2,200hpの GT-Rで世界を救う

 
中近東とアメリカが力を合わせると、記事のタイトルのような壮大なプロジェクトが生まれる。Paddyのカタール旅行で取材した貴重なGT-Rだ。2200hp以上発生しており、ブレもなく、地平線に向かって走ることができる。
 
ストロークされた4リッターエンジンが心臓部となり、60psiのブーストでハーフマイルタイムは世界2位だ。
 

記事提供元:SPEEDHUNTERS
http://www.speedhunters.com/2019/03/the-gt-r-turns-50-skyline-no-more/
 
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