GT-Rが 50才に【ゴジラの登場】 詳細ページ(15228) - イベント・レースレポート

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GT-Rが 50才に【ゴジラの登場】




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第1世代トップ5でも説明したように、1970年オイルショックが原因でKPGC110 GT-Rは全く売れず、日産はGT-Rブランドを保留にした。
しかし、どこからもなく前向きな80年、90年代がやってきて、日本の株や不動産がバブル状態に入り、日本の自動車業界にも新しい勇気が湧いてきた。企業はキャッシュに溢れ、大胆な企画に乗り出し、新しいものに挑戦し始めた。R31スカイラインの微妙な人気を受け、逆転を狙っていた日産はR32を企画し、GT-Rブランドを復活させることにした。そしてGT-Rはモータースポーツ活動を行うことが最も重要なポイントだった。

FIA Group Aホモロゲーションを目的としていたBNR32 Skyline GT-Rは、最初からクラストップを狙っていた。ノーマルで280馬力を発生する2.6リッター直6ツインターボエンジンを開発し、最先端のトルクスプリットAWD システムと組み合わせた。通常はFR状態で走り、必要になったら前輪を作動させたこのATTESA E-TSシステムのお陰でR32は、サーキットで有利になった。レース用エンジンは600馬力以上発生し、RB26DETTのポテンシャルを一般ユーザーにも見せつけた。GT-Rはチューニングするための車になった。

GT-Rはすぐに各サーキットで実力を発揮した。JTCCで圧勝。Group Aで圧勝。オーストラリアツーリングカーでは禁止に。GT-Rの実力がすごすぎて、他のメーカーは大恥かいた。「ゴジラ」というニックネームがつき、世界中のファンの壁のポスターとして貼られるようになった。そこでここ数年、本サイトで紹介してきたの中で我々の一番気に入っているR32 GT-Rをリストアップしてみた。

1.ゴジラを作る

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ゴジラがなぜ凄かったのかを知るためには、R32 GT-Rの歴史でスタートするのがいいと思う。うちのMatthew EveringhamはLead Team Operations Manager Alan Heaphyを見つけ、バサーストでGT-Rがどの様に制覇したかを聞いてみた。そしてConfederation of Australian Motor Sportがどの様にこの日本製モンスターを封じ込め、最終的に禁止したのかも説明している。面白い記事だ。

2.JUN II: 7秒台ストリート仕様GT-R

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GT-Rのコンセプトはストリートで走るレーシングカーであり、JUN IIはまさにその通りだ。記事の内容はとても興味深く、上記ゴジラと同様、この車はオーストラリアで作られた。重要なポイントは、3.2リッターブロック、ブーストは55psi、馬力1300+、ゼロヨンタイム7.89秒…そしてそのまま自走して家に帰れること。考えられない。今すぐ読んでもらいたい。

3.ストリート用920馬力

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通勤に使っているR32の中でもかなり究極なチューニングだと思う。600馬力がすごいと思った時代を覚えている?もうその時代は終わり、日本のチューナー達は最後の最後までハイオクでエンジンから馬力を絞り出そうとしている。考えられないくらい高い馬力より、ノーマルに近い外見が気に入っている。個人的にノーマルの内装を戻してくれれば最高の仕様だと思う。

4.ゴールドを狙え:1200hp ストリートGT-R

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とんでもない馬力、ストリート仕様、オーストラリア産というテーマが定着してきた。オーストラリア人は本当にGT-Rを愛している。
理想のエンジン、ホリンジャーシーケンシャルミッションとTop Secretのデモカーを思い出させるペイントでMattのR32は全ての条件をクリアしている。一度見てください。

5.カリフォルニア初のリーガルGT-Rを買った

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馬力は特になく、チューニングもそれ程されていないが、Speedhunter編集部のNaveed Yousufzaiの記事を読んでから自分も中古車を探し始めた。彼のホイールも最高にかっこいい。Naveedの記事の面白さは、カリフォルニアの厳しい規制に従う様に行った作業だと思う。イギリス人として、カリフォルニア登録がどんなに大変か知らなかった。よくやった!

これが本サイトで紹介した個人的に気に入っていたR32 GT-Rの記事でした。他に抜けている車はなかったかな?

次はR33 GT-Rの旅…
Jordan Butters

記事提供元:SPEEDHUNTERS
http://www.speedhunters.com/2019/02/gtr-turns-50-enter-godzilla/










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