GT-Rが 50才に【R33 も悪くない】 詳細ページ(15212) - イベント・レースレポート

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GT-Rが 50才に【R33 も悪くない】




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スリムなR32に比べ、R33 Nissan Skyline GT-Rが大きくなってしまったことは誰でも知っている。
船と比べられても無理もないのでそれ以上言うつもりはない。
 

第1世代のGT-Rや、常識を覆したR32GT-Rの登場も紹介したが、R33 GT-Rのデビューは6年前のR32に比べ同じインパクトはなかった。まず、同じ2.6リッターRB26DETTエンジンが乗っていた。最高のエンジンだったが、新鮮さがなかった。タービン交換でトルクアップはしたものの、パワーは同じく、車重は100kgも増えてしまった。スペック上でR33 GT-RはR32に敵わなかった。しかし、車はスペックだけで乗るものではない。
 

日産は、エアロダイナミックス、シャーシダイナミックとハンドリングに力を入れていた。増えた重量はほとんどボディー剛性や補強パーツであり、R32よりCd値を下げた。ブレーキも大きくされ、タイヤもワイド化され、VspecモデルのActive LSD 付きATTESA E-TS Pro AWDシステムで R32よりグリップ力を上げることに成功した。イギリス人として嬉しかったことは、R33 GT-Rがイギリスでも正式に購入できることだった。日産ディーラーから輸入され、UK規制に合う様に加工されたが正式に買えた。
 

R33 GT-Rで最も残る印象は、様々なGT-Rスペシャルバージョン。美しいLM Limitedや身の引き締まるNismo 400R。このスペシャルバージョンでGT-Rオーナーはエンジンのポテンシャルをもっと知る様になった。車両の紹介はここまでとしてリストへ進もう。5台紹介するが、有名チューナー5社も紹介する。このサイトで紹介してきた一番好きなR33GT-R達だ。
 

1.伝説の7秒台HKS GT-R

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HKSのブラック・ティール・ブルーのカラーリング程分かりやすいデザインはない。正式なカラーリング名もあると思うが、グーグル検索でも見つからなかった。2015年にDino はHKSの裏倉庫でこの車が眠っているのを発見した。
7秒台の実力を持つこの伝説的なGT-Rの中を見る事は、とても貴重なことだった。当時はこの車両が倒すべき相手だった。あの頃のベストタイムは完全に塗り替えられたが、世界でも最も有名なR33 GT-Rだ。
 

2.究極ストリートスペックNismoR33 Skyline GT-R

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究極のストリートR33 Skyline GT-Rを探しているならここにある。ただし、とんでもないお金とR33が必要だが、ワークス級のNismo GTバージョンが手に入る。とてもスペシャルだ。Omori Factoryの許可が下りればフルシャーシリフレッシュ作業を行い、お金で買えるすべてのニスモパーツをR33に付けてくれる。R33も最近古くなってきたからフルレストアされた車を見るのも嬉しいことだ。
 

3.ワンランクアップのワイド化

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今はボルトオンオーバーフェンダー時代でもあり、ワイドボディーに飽きてきたかもしれないが、去年紹介したこの車は印象的だった。ボディーラインに完全ブレンドさせたボックスフェンダーが良い味を出している。R33 GT-Rは、細身イメージではないので、このWise Sportsエアロはそのボディーラインをさらに引っ張り出し、リヤビューで強烈な存在を作り上げた。LM Editionから影響受けたみたいだが、それは決して悪いことではない。
 

4.Nismoを有名にした一台

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限定バージョンは特別な存在であり、Nismo 400Rは特にそうだ。1997年に発売された100台限定バージョンだったがR33 GT-Rのユニコーン的な存在だった。さらにNISMOは、当初100台作るはずだったが、結局44台しか生産しなかった。
 

ストロークは変更し2.8リッターまで容量を上げ、タービン交換、インマニ、エキマニも交換し、400馬力は低い数字だったが、ブーストを上げればすぐに出力を上げることができた。ノーマルで最高速200mph、 0-60タイムは4秒。お見事だ。
 

5.Drag-R IIのレジェンド

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画質は良くないが2012年までSpeedhuntersの記事を遡って見つけた記事だ。絶対このリストに載せなければならないと思った。若い頃Top Secretのデモカーは、一番チューニングされ、人気の高いJDM車両であり、このR33はその中でも特に人気だった。Smoky Nagataがこの車で200mph+ 走るのをMax PowerのBeasts From The East VHSで見た時は衝撃を受けた。自分だけではなく、日本のチューニングに目覚める瞬間であり、そこから車の選択とチューニングスタイルに大きく影響した。
R33 GT-Rはここまで。
 

そして次はあのR34 GT-R…
Jordan Butters
 

記事提供元:SPEEDHUNTERS
http://www.speedhunters.com/2019/02/gt-r-turns-50-can-the-r33-get-some-love/










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