1998 Toyota Supra – Supraficial 詳細ページ(15063) - イベント・レースレポート

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1998 Toyota Supra – Supraficial




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美しさは内心から生まれる

 
Sean Klingelhoefer –
Jun 6, 2011
 
Dan Burkett’sのトヨタ スープラはちょっと変わった車だ。ある意味今まで表紙に載った車と変わらないが、他の意味では今までに見たことのない仕様だ。無理をしないレーシングパーツの組み込み、ショーカー並みの仕上げとさりげないワンポイントで他にはないユニークなスープラが出来上がった。Twins Turboはまるでみんなが夢見て、途中で断念する理想のスープラを現実させた。
 

1998 Toyota Supra – Supraficial
外見のボディはほぼノーマルであり、JZA80ボディーラインを細かく分かっている人以外はフェンダーの3/4インチのはみ出には気付かないだろう。初心者が見ても分かるようなホイール、フロントディフューザーと大きいマフラー交換をしたライトチューンスープラは珍しくない。ある映画シリーズのおかげで誰でもスープラは知っている。運転するには若過ぎても2JZエンジンは1000馬力出せることくらい知っている。
ここ10年間のスープラ定番チューンは大量のクロームメッキ、大型5スポークホイールと巨大なターボで街乗り不可能な仕様が多かった。今回の車でDanは大型ターボは使ったが,全く違うチューニングプランを実行した。クロームメッキ代わりにブラックとメタリックをチョイス。カタログで購入できる市販パーツよりカスタムパーツに集中した。完成されたスタイリングはルックスよりも機能性を選び、たまたまいい結果となった。
ではこのJZA80の何が特別なのか?熱心な作業と優秀なパーツの組み合わせでつまらない仕様からとんでもない仕様になった。Twins Turboによると、ノーマルボディーを使っているGTカーだという。ボディーパネルの裏側にはカスタムワンオフレーシングパーツが豊富に使われ、高いレベルのパフォーマンスを現実している。ルックスがおとなしい、レーシングカーを抜くポテンシャルを持つ車を作るのが目的だった。そして2年半が経ち、その夢は現実となった。
 

車のフロントにあるファスナーを回し、バンパーを外すと大事なエリアに空気を流し込むダクトが見える。過去のプロジェクトでTwinsは、良いダクトがパワーと耐久性に繋がる事を学んだ。Marc KOZ Kozeluhがダクトをメタルから加工して作り、全てワンオフでフロントフレームに取り付けられている。助手席側のインテークダクトには、巨大なK&Nフィルターが入っており、異物が入っても空気が吸えるように工夫されている。エアフィルターの反対側には大きいSetrabオイルクーラーがメタルにか揉まれている。真ん中にはカスタムGarrettインタークーラー、C&Rラジエーター・ヒートエクスチェンジャーへ空気を送り込む3連ダクトがある。2JZでパワーを出すのは簡単だが、サーキットでの耐久性は別問題。このようなダクトでしっかり耐久性を確保し、破損がないように作られている。
 

Seibon製ボンネットを外せばかなりハードにカスタマイズされたエンジンルームが見える。ここでもカスタムインタークーラーエンドタンクとホットコールドパイピング、Mil-スペックコネクターブロックなどKOZ の作業が見える。信じられないくらい多くのものをエンジンルームに詰め込み、カスタムな工夫がなければできなかっただろう。エンジンルーム内のスペースはどんなに小さくても有効に使われており、全てよく考えられている。
配線と電子機器はうまく隠してあり、運転席側のフェンダーにはMoTeC E888ボックス が見え、各シリンダーに対して計6個のEGTセンサーを使うことができる。カスタムGP Motorsports Milスペックハーネスを内装まで追っていくと面白くなっていく。純正のハーネスは完全に外されており、MoTeC power distribution module を使うことによってフューズとリレーを使う必要がなくなった。助手席の裏側にあるカスタムフロアマウントにはMoTeC M880 フルコンプューターが設置されており、様々のモジュールもマウントされている。
この最先端のパーツでEric Grim Kozeluh が組み上げたモンスターエンジンを安全に回す事ができる。車全体もそうだが、エンジンへの細かいこだわりはすごい。普通のチューニングショップなら市販パーツを使ってエンジンを組み上げるケースが多い。しかしTwinsは、全て分解し、アフターパーツをさらに加工している。Grimは見落とす部分なく、 DLC、トップフュエルコーティング、SPLベアリング、拡大されたオイルギャリーなどの特別加工を行った。Twinsはさらに5ステージドライサンプシステムまで作った。
 

Grimは、Brown and Miller crimp machineを使ってオイルと燃料系の配管を手作りで作った。トランクにはオイルサンプがある。オイルは複雑にレイアウトされたホースの中を通り、様々なバルクヘッドと冷却パーツをくぐり抜け、エンジンを通過して回っている。C&R ディバーターバルブのお陰でこのスープラは、Setrab クーラーか、C&R 水冷式オイルヒートエクスチェンジャーでオイルを冷やすことができる。
 

燃料も複雑な迷路を辿っている。カスタムマウントで固定されたATL燃料タンクで始まる。燃料は2000HP対応のWeldonポンプで−12カスタムホースを通り、2個の燃料フィルターにへ行く。Weldon 2040燃料レギュレーターはそこで圧力をかけ、燃料は HyperTuneデリバリーパイプに流れ込み、ID1000ccインジェクターからシリンダー内に噴射される。このレベルのシステムを使おうとするとHonda Civic一台分のお金はすぐ飛んでしまうのでレーシングカー以外ではあまり見かけない。
 

コクピットにはレース用のアイテムがたくさんあり、車両消火器システム、Steen Chassisロールケージ、FIA公認Recaro Profiカーボンシートも搭載している。MoTeCにはAiM Strada デジタルディスプレイが直接繋がっている。コストは掛かるが、このシンプルで安定した組み合わせで追加メーターやコントローラーがいらなくなっている。オーディオの場所にはスイッチパネルがあり、ブーストとトラクションコントロール用の11段階スイッチがある。
 

前進するためのチューニングはこれで完成したが、バランスを保つためには他にいじるところがまだあった。それは外見ではなく、ブレーキングシステムであった。オールブラックのFiskeホイールの裏には巨大なブラックBrembo GTキャリパーがマウントされている。フロント6ピストン、リヤ4ピストンキャイパーは355mmと345mmローターをしっかり挟んでいる。TwinsはTiltonマスターシリンダーを使い、ペダルボックスのパフォーマンスと使いやすい純正ペダルの特徴を組み合わせている。
 

レーシングカーとストリートカーの美味しいところをうまく使い分け、最強におとなしい仕様を完成することに成功した。自分でもこの様な車を一台持ちたいが、予算、知識のなさともっと派手に見せたい気持ちで現実は羨ましそうに見るしかない。でもこのスープラは特に羨ましい車だ。とんでもない時間をつぎ込み、すべて機能している。ブラック、シンプル、カスタムで機能的。まさにSuper Streetだ。
 

Tuning Menu
1998 Toyota Supra
オーナー”Rad Dan” Burkett
場所:Costa Mesa, CA
職業: 自営業/アマチュアドリフト ドライバー

エンジン 3.4Lターボ 2JZ-GTE Marc KOZ Kozeluh 作成 Twins Turboショップ、ポート加工ヘッド、BC Stage 4 カムシャフト、ビレット製クランクシャフト、Unorthodox ブラックアノダイズ処理カムギア、プーリーセット; REV 2mmオーバーサイズステンレスインテークバルブ、2mmオーバーサイズインコネル製エキゾーストバルブ、デュアルバルブスプリング、チタン製リテーナー、ARP " ヘッドボルト w/カスタムダウェルピン、メインスタッド、その他ハードウエア; Twins Turbo ビレット製クランクメインシール、加工済み純正ヘッドガスケット、カスタムバルブシート、シムレスDLCコーティングバケット、 ワイドロッドベアリング加工、ドリル・タップオイルギャリー、5-ステージドライサンプオイルシステム、カスタムインテーク、カスタム 5" ステンレスダウンパイプ、 5" ステンレスオーバルミッドパイプ、5" ステンレスアクスルバック w/カスタム v-バンドマウントマフラー、カスタムインタークーラーw/Garrett コア、カスタムインタークーラーパイピングw/Accufab クランプ、オイルリロケーションキット、カスタム v-マウントインタークーラー・ラジエーターセット、カスタムフロントインテーク・インタークーラー・ラジエーター・オイルクーラー用ダクト;Gates タイミングベルト、Twins スペック Arias 9.0:1 トップフュエルコーティングピストン、Carillo H-beam コンロッド、ソリッドエンジンマウント、K&N エアフィルター、HyperTune 100mmスロットルボディー、インテークマニフォールド、フュエルレール ; ATI Fluidamper; Weldon 2345A 燃料ポンプ、 2040 燃圧レギュレーター、(2) 燃料フィルター、ID 1000cc インジェクター、Brown and Miller -10フュエルフィードライン、-8 フュエルリターンライン 、-16 & -20 ラジエーターライン、ATL 22 ガロンアルミ燃料タンク、 加工済み Full Race ヘッダーw/6 x EGT センサー (各シリンダーに対して1個)、Bosch スパークプラグ、Optima ブルートップバッテリー、Garrett GTX 4294R タービン、TiAL ブローオフバルブ、 (2) V44 ウェーストゲート; Setrab オイルクーラー、C&R セカンダリーオイルヒートエクスチェンジャー、デュアルパスラジエーター 、スワールポット、30psi ラジエーターキャップ 、ディバーターバルブ、 Wix 51060R オイルフィルター、 (2) Spall ラジエーターファン、カスタム GP Motorsports Mil-スペックシャーシ・エンジン・フュエルインジェクターサブハーネス、ファイアウォール用ゴールドリフレクターヒートバリアテープ
駆動系 Getrag V160 6-speed トランスミッション; TRD 1.5-way LSD; ACPT カーボンプロペラシャフト; Tilton トリプルディスクカーボンクラッチ、リモートスレーブ、フライホイール; C’s シフター
ECU MoTec M880 ECU, E888 エキスパンダーモジュール、 PDM 15 パワーディストリビューションモジュール、 TCMux トラクションコントロールマルチプレクサー& DHB 燃圧コントロール
足回り TEIN 車高調整ダンパー、TRD スタビライザーバー、Steen Chassis クロモリロールケージ、
ブレーキ Brembo GT 6-ピストンフロント/4-ピストンリヤキャリパー、 HP1000 パッド、355mmフロント/345mmリヤローター 、ステンメッシュホース、DOT 5 フルード、Twins Turbo CNC ブースターデリート、Tilton マスターシリンダー
ホイール&タイヤ 18X10"/11" カスタムフラットブラックフェース/グロスブラックリップFiske FM10 ホイール; 285/35R18 フロント315/30R18 リヤYokohama A048 タイヤ、ARP ホイールスタッド
外装 Twins Turbo カスタムカーボンハニーコムフロントスプリッターw/クーリングダクト、ブラックペイント、OE SPLワイドフェンダーby Auto Explosion; カスタム LED オートバイ用サイドマーカー、8k HID ヘッドランプ、Rad Dan ステッカー by Renee Burkett、Seibon カーボンファイバーボンネット w/カスタムエアダクト、10% ウィンドーティント
内装 Recaro カーボン Kevlar Profi SPAシート w/サイドマウント、OMP 6-ポイントハーネス 、スエードステアリングホイール、ステアリングハブ、AIM MXL Strada ダッシュディスプレーw/カーボンファイバーパネル、カスタムスイッチパネル、車両消火システム、MoTec ボックス用助手席裏側カスタムマウント、トランクマウントバッテリー、燃料タンク、ドライサンプタンク

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