R’s Meeting 2018
天国へようこそ。そう、GT-Rマニアならここは天国だ。そこまで好きじゃなくても、文句言えないほどのJDM車が集まっている。
夏も終わりかけ、イベントカレンダーもいっぱいになってきたので日本からの取材は年末に向けて増えるでしょう。その第一弾となるのが僕のお気に入りイベント:R’s Meetingだ。
GT-R Magazineが主催しているイベントであり、世界最大のGT-Rイベントだ。
各世代のチューニングされたGT-Rが日曜日にFuji Speedwayで集結するのをいつ見ても圧倒される。
R’s Meeting はGT-R好きを中心としたイベントだ。RB,VRチューンはもちろん、スタイル好きなユーザーも集まってくる。ここでは新商品やデモカーの発表が行われ、一般ユーザーは刺激とアイディアをもらいにくる。イベントで吸収するものも多く、今後全て紹介していく予定だが、まずはこの画像で雰囲気をお見せしよう。
他の車種と比べてGT-Rの市場は小さく、毎回同じ車、チューナー、パーツメーカーが参加しているが、R’s Meeting に毎年戻って来る価値はある。逆に大きなパーツと車の進化を求める方がおかしい。GT-R業界は少しずつしか進化しないという事で有名。それが特徴であり、いいところでもある。技術的な進化をキャッチし、気に入ったものは自分で試す事ができる。
Nissanも新・旧型のレーシングカーや、フルNISMOラインアップを展示し、オフィシャルサポートを見せた。これは2017 Ronnie Quintarelli と Tsugio MatsudaのN1 Motul-Nismo GT-Rだ。
当日初めてのサプライズはこのInfiniti Q60Sだった。Nissanが日本で販売していればSkyline Coupeと名付けられていただろう。400hp 3.0LツインターボV6を積むクーペは一番魅力的なバージョンだ。並行輸入されたこの車は一時Rocky AutoPCG10の横に止止まっており、旧・現代バージョンがいっぺんに見れた。
イベント会場の中心エリアとなるアッパーパドックに移動し、並んでいる車を全て見ることにした。これで全体の雰囲気が確認できる様になった。
もちろんHKS GT-R 1000タイムアタックマシンの写真は撮った。特別色に塗られたYokohama GTホイールを履くGT-Rのインパクトは抜群であり、このホイールはアメリカのYokohama代理店から限定販売される予定だ。同じホイールを履く車はもう一台あったが、見つけられるだろうか?
近いうちに紹介するイベントスポットライトは個人的に大好きなGarage Saurus が作成したR34。90年代では8秒台のGT-Rを作る達人であり、一時期落ち着いていたが、最近はまたパワーを最優先するお客様のためにハイパワー車両を作っている。
早朝からGT-Rマガジンのカメラマンはパレードラップに参加していた車の写真を撮っていた。100台以上のGT-RがFujiコースを走っていたと思う。
CHAPTER TWO
The Best Is Never Far
R’s ミーティングでは必ずNismoバージョンの車を見て羨ましくなる。価格は信じられないくらい高いが、繊細にリビルドされた強化シャーシと高品質のカーボンファイバーパーツが夢に出てくる。
4年前に紹介したこのR34 Clubman Race Specはほどんど変わっていないが、一つだけ違う。それは次回の記事で紹介しよう。程度の良いBNR32よりも高いというヒントだけ与えよう。Nismo車をたくさん見たければ、パドックの反対側にあるGlobal Autoに行き、去年も展示されていたZ-tuneと400Rを見る必要があった。これ以上はないと思わないか?
この2台以外にGlobal Autoはコンプリートカーを数々売りに出していた。そのうちの一台がこのBorgWarnerシングルターボキットをつけたRB268エンジンBNR34だ。日本ではコンプリートカー販売が勢いを見せており、ディーラーからリフレッシュメンテとチューニングされた車を購入し、すぐ楽しめるということはいい事だと思う。
次回の記事では新商品と新しいトレンドについて紹介しようと思っている;RB26とGT-Rチューニングを愛する人達用の最新情報として考えてもいい。OS GikenのR32デモカーの後ろに展示されていたシーケンシャルミッションも紹介する。
子供に興味を持ってもらうのに早すぎはない。目立った車にはスポットライトを当てたので、細かい部分まで確認できるはず。これは自分でも何が起きているか分からなかった。複数のプラットフォーム向けにライブストリームを放送していたかも?結局聞けなかったけど機材とアイディアはお見事だった。
昼間はLiberty Walkと喋り、話によると300個目のR35 GT-R用Version 1ワイドボディエアロを最近売ったという。他にも2種類のワイドボディバージョンがあり、3台のデモカーを展示していた。R35界でこのチューニングスタイルの人気の高さは信じられないくらいだ。
ワイドであればあるほど良いと思われがちだが、このブースの主役はGT-Rではなかった。R32のベストカラーかも?フラットガンメタEnkei RS05RRとよく似合うレアカラーだと思う。Phoenix’s Powerエリアに展示された5台のR35はすべて1000馬力級のビッグパワー車両だった。気狂いだ。
GT-Rイベントになぜ86? ボンネット裏にVR38を積んだDo-Luck’s D1 ZN6は大丈夫でしょう。
テールランプにSpeedhuntersのステッカーが!
Kansai Serviceは程度の良い2017 R35を展示。この記事を全部読んでいればよく見るホイールだ。OZ Racingは最近ファッション性と知名度が重要なホイールマーケットでブランド力を高めようとしている。競争は非常に激しいマーケットだ。このR35用鍛造ポリッシュ加工デザインもいいデザインだ。
Mine’s, Pit Road M や Endless-RもFuji Speedway で車と商品を見せに来ていた。
FINAL CHAPTER
The True Hunt
やはりR’s Meetingの個人チューン車がこのイベントの雰囲気をよく表現している。
オーナー達は2ヶ月に一度販売されるGT-R Magazine特別Owner’s Bookに載るチャンスを狙い、1日中カメラマンを待つ。記念すべき写真のためにオーナーと仲間達が集まる。次々と並ぶ車を利用し、立体的なショットに挑戦できる。オリジナリティであふれるRも同時に探せる。
いずれはここで見つけた車とパーツの特集を組む予定。
そこでは本当に面白い仕様が現れる。3スポークSuper Advan SA3Rを履くR34はありか?無しか?
分かってくれたでしょう?これはNismo Festivalみたいに飽きないイベント。GT-Rを愛しすぎている証拠かもしれないが、今週はこのままホームページにGT-Rメインの記事を乗せ続けるつもりだ。
Dino Dalle Carbonare