7 Year Build(BNR32 Nissan Skyline GT-R) 詳細ページ(14090) - イベント・レースレポート

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7 Year Build(BNR32 Nissan Skyline GT-R)




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7年間かけたさりげないGT-R
By Jordan Leist
 

チューニング界で「謙虚」という言葉は無くなってきたが、西オーストラリアに住むDavid Maierは謙虚そのものだ。
まず、彼の仲間は全員すごい車を所有している。彼は落ち着きのある、信頼できる人だ。オージーらしく人をからかうこともでき、自分もからかわれたら一緒に笑ってくれるタイプだ。あまり真剣に物事を取らないが、彼が所有するBNR32 Nissan Skyline GT-Rだけは違う。本気なマシンだ。
 
シャープなルックス、ディテールへの拘り、繊細なタッチでこのスカイラインは街中でも目立つ。西オーストラリアの規制は厳しいので低いスタンスとワイルドなマフラー音はすぐに警察の目を引く。Daveは限られた範囲内でよく頑張ったと思う。
 
取材しながら車を気に入っていると話したらDaveはお礼を言い、「まあ悪くないよね」と答えた。謙虚過ぎなコメントだった。しかし、それが Daveの性格であり、その態度はとても新鮮だ。
 
CHAPTER TWO 原点
 
Dave は車に興味のない家庭で育ったので趣味へのきっかけはDaveしか分からない。「小さい頃はゲーム好きで特にNeed for Speedの様なレーシングゲームが好きだった。」「父が自分の興味に気付き、ラリーイベントやV8スーパーカーレースに連れて行ってくれた。幼い頃から趣味を育ててくれた父親がいて幸せだと思っている。」とDaveは語る。
 
DaveはいずれMotorvationやAutosalonの様なカーショーに行く様になり、そこで日本車のスタイリングやパフォーマンスに興味が湧いた。「ちょうどその頃、高校の親友の兄弟がR33 GT-Rに乗っていて一回乗せてくれた。その後、運転することもでき、GT-Rをいつか買うと決心した。」
 
それから10年が経ち、Daveはやっとプロジェクトのベースカーを手に入れた。「Perthでは見つからず、Melbourneでこの車を見つけた。次の日に飛行機で飛び、乗って帰って来た。ボディーも曲がっておらず、錆びもなかったのでいい買い物だった。」
 
CHAPTER THREE
忍耐は美徳
 
リビルドには7年近くかかり、Daveも急いでいなかった。「他の人ならすぐ終わったかもしれないが、深夜の作業がとても好きだった。昔のヒップホップを聴きながらスパナーレンチを回すのはある意味自分のセラピーであった。」
2016にそのゆっくりしたペースは問題になった。「その時の婚約者SahantelleがGT-Rを結婚式に使うと言い出し、集中して車を完成する様に言われた。車は結婚式の1週間前に完成し、記念するべき日のために用意された。自分の中ではすごい事だったので彼女が結婚式を担当してくれたので助かった。」
 
CHAPTER FOUR
自分だけの道を進め
 
「車に魂があるのは重要だと思う。運転している時は車と一体になってなければならない。」とDaveは語る。「すべてのボルト、ナットを綺麗にし、磨いて、zincコーティングする。車両のアンダー側もクリーニングし、綺麗に塗装されている。誰も見ない場所も綺麗に仕上げているので満足している。」
 
「サージタンクはアルミプレートにマウントされ、Bosch 044 x 2でインジェクターに燃料を送っている。トランクには取り外し可能なパネルに3/8ハードラインが通っている。車両の下には-6テフロンラインx4とNOS用の-4テフロンを通している。ハードラインの取り回しで満足してからエッチングとペイントで仕上げた。」と彼は説明する。サージタンク、ハードライン、サブフレーム、サスペンションはすべてMazda Graphite Mica色に塗られている。
 
Daytona Blue色のR32フロント側にはカーボンファイバーと紫色のアノダイズ部品が目立つエンジンルームがある。RB26にはEagle ロッド、CP ピストンとTomeiのPonCamを使っている。JUNのインマニにPazmamanスロットルボディーを取り付け、ブーストにはHKS T51Rと60mmウエーストゲートを組み合わせている。ATTESSA-ETSのフュースは抜き、シャシ台で測ったところ、ベースの13psiセッテイングで430whpを発生。ストリートとしては十分なパワーだ。タイミングが合えばセッティングを取り直し、2009年に11.6秒@190km/h(118mph)の記録より速く走れるか試したいという。
 
FINAL CHAPTER
ストリート用に作られた
 
前にも言ったが、西オーストラリアのチューニング規制はかなり厳しい。Dave はリーガルでいるためには色々妥協しなければならない。ホイールとタイヤは18×10.5-inch RAYS Volk Racing CE28 に285/35R18 Bridgestone Potenza RE55タイヤを使っている。Endless Zeal Function X車高調整ダンパーと調整式フロント・リヤアームで32を低くしている。
車も完成し、結婚式も無事に終わったのでしばらくこのままで楽しむ予定。いずれはブーストも上げ、そのまま乗って行くつもり。」とDaveは言う。「息子が大きくなるまで取っておく車だ。息子が興味を示せば譲るつもりだ。」
 
詳細サイト
http://www.speedhunters.com/2018/08/a-seven-year-build-an-understated-gt-r/
 
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