86CUP & R’s Day at MAZDA RACEWAY LAGUNA SECA 詳細ページ(13000) - イベント・レースレポート

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86CUP & R’s Day at MAZDA RACEWAY LAGUNA SECA




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2017年12月9日土曜日、北カリフォルニアのMAZDA RACEWAY LAGUNA SECA(マツダレースウェイラグナセカ)にて、86CUPとR’s Dayという2つのイベントが同時開催された。
最高気温20度、12月と思えない快晴の暖かい日差しと太平洋から心地よい風が吹く最高のロケーションで、たくさんの参加者と観客が集まった。また、会場内には、レストラン、カート、子供用のプレイグランド、ダンスの催しも用意され、家族ずれの観客も快適に過ごせる空間となっていた。
86CUPは北カリフォルニアと南カリフォルニアの2つのリージョンで開催されているタイムアタックイベント。北は全13戦、南は全10戦、今回のシリーズファイナルは北と南の合同で開催された。
参加車両は、SCION FRS(日本ではTOYOTA 86 ~ 16’)、TOYOTA 86(17’ ~)とSUBARU BRZ。4つにクラス分けされ、ほぼディーラーから納車されたままの状態の純正車両から、車高調やマフラー、エアロなどライトチューンされた車両、エンジンスワップされた車両まで様々で、シリーズチャンピオンも決定する今回の86CUPファイナルは、南カリフォルニアからの参加者は8時間以上かけて自走してくる人がほとんどですが、20台以上の車両が集まった。
2013年から始まった本シリーズは、主催者やスポンサーが、ドライビングテクニックの向上やパーツの購入、車のチューンアップをサポートし、純正車両やビギナーでも比較的気軽に参加可能なイベント。今年2017年シリーズからは、86とBRZ後期車両も参加してバリエーションも増え、シリーズを通しての全参加者数は約100名。2018年のスケジュールも既に決定し、今後益々の盛り上がりを期待している。
R’s Dayは、昨年に続き2回目の開催。普段なかなか乗ることも観ることも出来ない、日本から輸入されたアメリカ未発売のスカイラインGTR(1989-94’ R32, 1994-98’ R33, 1999-02’ R34)を使ったドライビングスクールと、新旧のニッサンGTR オーナー向けの走行会が開催された。日本でも根強い人気のスカイラインGTRは、アメリカ人にも大人気で、参加車両の中には東海岸のジョージア州(直線距離で約4000キロ!)のナンバーも発見しました。集まった約30台のGTRがサーキットに並ぶ姿は大迫力で、観客も大興奮でシャッターを押していた。
2つのイベントは、それぞれ時間を分けたセッションで走行し、セッション毎に違うポイントでも観戦可能。中でもオススメは、ターン8から8Aに設けられたS字シケイン「Corkscrew(コークスクリュー)」。最大高低差18%。ターン8から9の高低差は32メートル(10階建てビルに相当)のサーキット内の丘に看板を掲げられるラグナセカ名物です。白熱したタイムアタックではコースアウト者も出て、ここからの観戦は大迫力だった。
86CUPはアンリミテッドクラスで、北カリフォルニアのGarland WongさんのSynergy V8搭載のBRZが見事イベントレコードとなる1:40:57を記録し有終の美を飾った。R’s Dayも、ドライバーミーティングでは、今回初のサーキット走行という参加者が多く緊張した様子でしたが、無事に全てのスケジュールを終え、最後はコース上に全車両が並び笑顔で記念撮影。2つのイベントは大成功で終わった。また来年も多くのモータースポーツファンを楽しませてくれることだろう。

 

 

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