東京モーターショー 2017 詳細ページ(12237) - イベント・レースレポート

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東京モーターショー 2017




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 2017年10月25日から11月5日まで、東京ビッグサイトで第45回東京モーターショー2017が開催された。今回は国内外の合計24ブランドが出展し、世界初公開のコンセプトカーや発売間近と思われる新型車や特別仕様車が多数展示。ショー開催中は、多くの来場者が訪れ、会場内は大盛況だった。
各社ブースを見渡すと、ステージの中央に電気自動車や人工知能を活用した次世代のコンセプトカーが並ぶ。今回のトレンドは、ハイブリッドカーを一気に飛び越え、コンセプト段階であるがEVカーが勢揃いの情勢だ。化石燃料を動力源とする内燃機エンジン搭載車(HVを含む)は、近い将来、本当に終焉を迎えるのかも知れない。
各社のアピールポイントを集約すると「EVカーの弱点とされる航続距離を増大させ、強みであるAI技術に磨きをかけて自動運転や安全技術をさらに発展する」というものだ。ボディサイズはダウンサイジングされる傾向にあり「人を運ぶための道具」に原点回帰しようとしている。
当社展示が噂された新型スープラ、2000GT、シルビアの姿は無く、新型スポーツカーを待ち望むファンとしては複雑な気持ちだ。GTNETでは、注目のコンセプトカーはもちろん、近日発売されるスポーツカーや特別仕様車の写真を多数撮影したので一挙公開する!

 

HONDA ホンダスポーツ EVコンセプト車 ※世界初出展

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人と車の一体感を体験できるEVスポーツをコンセプトに掲げ、ホンダが開発中の電動化時代のスポーツカー「ホンダスポーツEVコンセプト」が世界初出展された。メーカー公表の紹介文からキーワードを抜粋すると「EV専用プラットフォーム採用、扱いやすいコンパクトボディ、ハイレスポンスの電動パワーユニット、モーターならではの力強く滑らかな加速。低重心による優れた運動性能」などが挙げられる。AI技術を搭載し、人と車が一つになった未体験の走りを目標に開発されているようだ。
デザインは、スポーツカーらしいロー&ワイドのフォルムを継承しながら「親しみやすいフロントフェイス」が印象的。どことなくクラシカルなテイストで、名車S600を彷彿する仕上がりだ。
ライト廻りの印象は、欧州で2019年に発売することを公言している兄弟車「アーバンEVコンセプト」と似ているが、小さくて低くてワイドなフォルムはスポーツカー然。ボンネットは相当低い位置にありガソリンエンジンを収めることは難しそうだが、マフラー不要でモーターとインバーターを搭載するEVカーなら期待が膨らむ。EV専用プラットフォームだからこそなし得る技か?
内燃機エンジン搭載車の集大成がハイブリッド技術を融合させた新型NSXだとすれば、スポーツEVコンセプトはEV駆動による原点回帰のスポーツモデルと言えそうだ。

 
 

TOYOTA GR HVスポーツコンセプト ※世界初出展車

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トヨタブースでひと際、つや消しブラック塗装されたボディで異彩を放つ「GR HVスポーツコンセプト」。スポーツカーと環境技術を最先端技術で融合させたモデルとして、トヨタのレース用ハイブリッド技術「THSーR(トヨタ・ハイブリッド・システム・レーシング)」が搭載されたトヨタ86ベースのコンプリートカーだ。
エクステリアで印象的なLEDヘッドライトやアルミホイールは、FIA世界耐久選手権に参戦するレーシングカー「TS050 HYBRID」のデザインを彷彿させるもの。搭載されるハイブリッドシステムはレース仕様が搭載される。燃費優先なら不要と思われる「センター1本だしマフラー」や「ボンネットエアダクト」が採用されていることからも、エンジン単体の性能を極限まで引き出していることが推測できる。
インテリアに目を移すと、「P・R・N・D」のギヤポジションインジゲーターが装備されているので変速機はオートマチックを採用していると思われるが、シフトノブには1速から6速までのシフトパターンが印字されておりMモードでもドライビングが楽しめる仕様のようだ。
パワーソースの過渡期を感じさせる今回のショーだが、世界屈指のHV技術で自動車業界を牽引するトヨタ。一気にEVスポーツに移行するのではなく、内燃機エンジン+モーターの集大成としてレースで培ったHV技術を市販車に転用し、ハイブリッド車でもスポーツ走行を楽しめることをアピールして欲しいものだ。

 
 

LEXUS RC F 10th anninesary ※世界初出展車

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レスサスブースでスパルタンな雰囲気を醸し出す、マッドグレーのボディカラーにカーボンパーツで身をまとったRC F。レクサス「F」誕生10周年を記念した特別仕様車「RC F 10th annivnesary」として発売される可能性が高いモデルだ。エクステリアにカーボン製Fスポイラー、サイドステップ、Rスポイラー、チタンマフラー、カーボンルーフなどを装着。ルーフ及びボンネットは、カーボンエクステリアパッケージと共通、Rアンダースポイラー、ディフューザー、マフラーはサーキットクラブスポーツパーツの流用かも知れないが、Fスポイラーやサイドステップはオリジナルデザインの可能性が高い。内装もブルーのアクセントをあしらったオリジナル架装が際立っていた。

 
 

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