WEC 富士6時間耐久 2014 - イベント・レースレポート

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2014年10月13日 更新

WEC第5戦富士、8号車トヨタがポール・トゥ・ウィン達成

10月12日、WEC世界耐久選手権第5戦「富士6時間耐久レース」の決勝レースが静岡・富士スピードウェイにおいて行われ、前日の予選でポールポジションを獲得したNo. 8 トヨタTS040ハイブリッド(A.デビッドソン/S.ブエミ組)が終始安定した速さを披露し、優勝。今シーズン3勝目を挙げている。

 

台風19号の接近による天候の悪化など影響が懸念された富士スピードウェイだったが、決勝日も薄曇りながら降雨もなく、比較的安定した天候に恵まれた。そんな中、サーキットでは決勝レースを前に朝早くからピットウォークが実施され、熱心なファンが大勢詰めかけることとなった。

 

午前11時、気温14度、路面温度18度の曇り空の中、27台の車両がダミーグリッドを離れ、フォーメーションラップへ。一方、レーススタートで好走を見せたのが、予選2番手のNo.20 ポルシェ919 ハイブリッド。さらに予選5番手のNo.2 アウディR18 e-tronクワトロがそれをも上回るパフォーマンスで場内を盛り上げた。だがしかし、ポールの8号車がオープニングラップをトップで終えると、レースはそのまま8号車を先頭に周回を重ねていく。

 

耐久レースの雄としてモータースポーツ史に名を馳せてきたポルシェとしては、ライバルのホームコースで優勝を強く意識していたと思われるが、早くも序盤にしてタイヤに問題が発生。フラットスポットが出来てパンクを招いたことから、予定外のピットインを早々と行うハメに。これによって7号車トヨタが2番手に上がり、レースはトヨタのワン・ツーで序盤を消化する。

 

今大会を前に、急きょ3ドライバーから2ドライバーへと編成を変更した7号車だったが、予選アタックでも最速タイムをマークしていたデビッドソンの力走が決勝でも大きく活かされた。パートナーを務めたブエミもノーミスで応え、着実にレースを進めて行く。レース中は僚友・7号車をドライブする中嶋一貴が負けじとハイペースで追随していたが、結果的に総合力で上回った8号車に分があったようだ。

 

トヨタがワン・ツーの座を確実に地固めしていくのとは対照に、ポルシェの2台は多かれ少なかれトラブルが重なり、本来のパフォーマンスを発揮するのが難しかったといえる。冒頭の20号車のパンクに始まり、14号車はレース中盤を過ぎてからパワートレインの問題が発生。時折大きくペースダウンするアクシデントに見舞われた。

 

レースは後半戦に入り、確かに7号車は中嶋のドライブでトップ8号車との差をじわりじわりと詰めてはいた。仮に、最後のルーティンワークを最小時間に留めていたら、つまり、ガソリン補給だけ行い、中嶋が引き続きスティントを担当していたら…。その後の展開に変化があったのではないかと推測もできる。「戦略としては必ずしもなかったわけではない」と、レース後に中嶋も語っていたが、7号車としては第2戦スパ以来、遠ざかっていた表彰台を確実に手にするため、ひいては、8、7号車によるワン・ツーフィニッシュを実現させるべく、タイヤ交換、そしてドライバー交代も実施する安全策を採ったといえる。

 

かくして富士6時間の勝利の美酒は8号車トヨタが味わうこととなり、7号車は2位を死守。トヨタがホームコースで3連覇を果たしている、また、3位には早くに痛手を負いながらも意地を見せた20号車ポルシェが続き、レースは幕を下ろすことになった。

・決勝結果 総合トップ6および各クラストップ

1.No. 8 トヨタTS040ハイブリッド(デビッドソン/ブエミ組)6:00’39.367 236Laps
2.No. 7 トヨタTS040ハイブリッド(ヴルツ/サラザン/中嶋組)+25.627
3.No.20 ポルシェ919 ハイブリッド(ベルンハルド/ウェバー/ハータレイ組)+1Lap
4.No.14 ポルシェ919 ハイブリッド(デュマ/ジャニ/リーブ組)+2Laps
5.No. 1 アウディR18 e-tronクワトロ(ディ・グラッシ/デュバル/クリステンセン組)+2Laps
6.No. 2 アウディR18 e-tronクワトロ(ファスラー/ロッテラー/トレルイエ組)+3Laps

・LMP2
No.26 リジェJS P2ニッサン(ルシノフ/プラ/キャナル組)219Laps
・LMGTE Pro
No.51 フェラーリF458イタリア(ブルーニ/バイランダー組)208Laps
・LMGTE Am
No.95 アストン・マーチン・バンテージV8(ポウルセン/ハイネマイヤー・ハンソン/ティーム組) 207Laps

 

 

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決勝日のピットウォークは午前8時45分にスタート! にも関わらず、多くのファンが詰めかけた。なお、イベント開催中の総入場者数は5万1千人となっている。
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決勝を前にしたダミーグリッド上に展示されていた総合優勝トロフィー。2012年の富士初開催からトヨタが2連勝中。このたび3連覇を果たすことになった。




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LMP1、そして総合優勝を果たした8号車トヨタのデビッドソン(写真左)とブエミ。チャンピオンシップでもランキングトップをキープしている。
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総合2位は7号車トヨタ。最終スティントをサラザン(写真左)が担当、その前にドライブした中嶋(写真中央)は「決勝で次第に調子が上がり、トップ8号車と遜色のないレースができたので、僕としてはハッピーな結果」、また、ヴルツ(写真右)は「トヨタのホームコースで勝利しなければならないというプレッシャーを感じていた。結果として8号車が勝ててチームとしてうれしい」とコメント。




Sun_PH53位の20号車ポルシェは開幕戦・シルバーストン以来となる表彰台。「序盤のスローパンクチャーによって戦略を変えざるを得なかった」とウェーバー(写真中央)。




記事・写真:島村元子/ TEXT&PHOTO : Motoko SHIMAMURA



2014年10月11日 更新

WEC第5戦富士、8号車トヨタがポールポジション獲得!

10月11日、WEC世界耐久選手権第5戦「富士6時間耐久レース」は静岡・富士スピードウェイにおいて大会2日目を迎え、午前の練習走行を経て午後から各車2選手によるタイムアタック予選が行われ、決勝のグリッドが決定。No. 8 トヨタTS040ハイブリッドがポールポジションを獲得している。

 

WECの予選では、1台の車両につき2選手がタイムアタックを行い、ドライバー各自のベストタイムとそれに次ぐセカンドベストが記録される。結果、4周分の平均タイムをもってポジションが確定する。今回、8号車はセッション終盤、ギリギリの時点でトップへと躍り出る劇的なアプローチでポールポジションを手にした。先にアタックを行ったA.デビッドソンがLMP1クラス最速の1分26秒473をマークしていたが、後にアタックを行ったS.ブエミのタイムが思うように上がらない。さらには赤旗を挟んでの再アタックとなり、タイムアップには厳しいコンディションだった。実際、今回の予選で2、3番手につけた20号車と14号車のポルシェ919 ハイブリッドの2台は赤旗以降は走行を見送っており、決勝に向けてタイやを温存している(決勝では予選で装着した4本のマーキングタイヤの内、3本装着が義務付けられている)。だがしかし、トヨタの2台はホームレースで少しでも上位グリッドから決勝スタートを切るべく、最後まで諦めることなくアタックにこだわった。結果、ブエミがラストアタックでタイムを削ることになり。トップに浮上。まさに薄氷を踏む思いで手に入れた値千金のポールポジションだったといえる。

 

今季、14年ぶりとなる耐久レース復帰を果たしたポルシェ、中でも昨シーズンまでF1ドライバーだったM.ウェーバーがドライブする20号車は8号車に先んじてトップタイムをマーク、このまま今シーズン初のポールポジションが実現するかに思われたが、さにあらず。しかしながら、WEC1年目にして、トヨタそしてアウディと遜色のない速さ、強さを確立したことをアピールする絶好の機会となった。

 

4位には7号車トヨタ。アタッカーのひとりとして中嶋一貴がステアリングを握ったが、「あともう少しの部分が足りない感じですが、まずまずの結果だと思います」と前向きなコメントを残している。一方、アウディR18 e-tronクワトロの2台は、2号車が5位、1号車が6位に。富士を知り尽くすA.ロッテラー、アウディドライバーのアタッカーとして最速タイムをマークしたが、「速さが欲しいね」と少し不満の残るセッションとなったようだ。

 

いよいよ、日曜には6時間レースが号砲。昨年は大雨の影響により、赤旗中断を挟んで僅か16周、3時間弱のレースで終わっているだけに、今年こそはトヨタ、ポルシェ、アウディによる三つ巴の真っ向勝負に期待がかかる。

 

・公式予選結果 総合結果(TOP3および各クラストップ)

1.No. 8 トヨタTS040ハイブリッド 1’26.886
2,No.20 ポルシェ919 ハイブリッド 1’26.929
3,No.14 ポルシェ919 ハイブリッド 1’27.306

・LMP2
No.26 リジェJS P2ニッサン 1’33.062
・LMGTE Pro
No.99 アストン・マーチン・バンテージV8 1’39.686
・LMGTE Am
No.98 アストン・マーチン・バンテージV8 1’40.230

 

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早朝こそ青空が広がった富士スピードウェイだったが、次第に灰色の雲が空を占領するようになった。心配される台風19号の影響はまだ受けずに済んだ。土曜日は午後からの予選を前にピットウォークを実施。多くの耐久レースファンが足を運んだ。
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日本人ドライバーとして、また唯一のWEC参戦女性ドライバーとして活躍を続ける井原慶子選手(No.35 OAKレーシング/モーガン・ジャッド)。参戦するLMP2クラスでは、予選2位に該当するタイムをマークしていたが、再車検で車両に不備が見つかり、タイム抹消に。
決勝での追い上げに注目が集まる。




Sat_PH3写真中央のドライバー、ジェームス・ロシター選手はイギリス出身で、今シーズンは日本のSUPER GTと全日本選手権スーパーフォーミュラに参戦中。中でもS-GTでは現在ポイントランキングトップにつけ、自身日本での初タイトル獲得を狙っている。今回は、LMP1クラスのNo.9 ロータスをドライブ。
Sat_PH4写真右のドライバーはフレデリック・マコヴィッキィ選手。日本のレースファンからは、“マコちゃん”の名称で親しまれている人気者。今シーズン序盤は、WEC参戦に専念していたが、シーズン中盤からは日本のSUPER GTにも中途参戦。夏の富士戦でNSX CONCEPT-GT初勝利をもたらした立役者でもある。




Sat_PH5ポールポジション獲得を果たしたNo.8 トヨタTS040ハイブリッドのA.デビッドソン(写真左)とS.ブエミ。現在暫定トップランキングにも位置している。今回はもうひとりのドライバー、N.ラピエールが欠場となり、この2選手でシリーズタイトル獲得を目指すことになる。





記事・写真:島村元子/ TEXT&PHOTO : Motoko SHIMAMURA



2014年10月10日 更新

WEC第5戦富士、初日練習走行の総合トップは1号車アウディ

10月10日、WRC世界耐久選手権第5戦「富士6時間耐久レース」の初日セッションが静岡・富士スピードウェイで行われ、午前と午後、それぞれ1時間30分の練習走行が行われた。
快晴の一日に恵まれた富士スピードウェイ。日中は心地よい日差しが照り、爽やかな秋風が吹く申し分のない天候となった。前日は通り雨が降るあいにくの天気だったが、金曜日は終日安定した空模様となった。
午前のセッションでトップタイムをマークした1号車アウディ。僚友の2号車を0.296秒上回るタイムで順調なスタートを切った。2台のアウディに続いたのは、8号車トヨタ。今回、ニコラ・ラピエールが欠場することになり、2人で挑む富士になるが、2号車アウディに肉薄するタイムで3番手につけている。

 

午後からはやや雲が先行。気温、路面温度とも1回目のセッションを下回るコンディションとなった。その中で各車はさらにチームベストを更新する走りを見せ、セットアップを進めて行く。結果、午前同様に1号車アウディがベストタイムをマーク。1分27秒852で初日のセッションを終了した。2番手も同じく2号車のアウディが獲得。2台のタイム差は0.551秒差に広がったが、明日の予選アタックでこの差がどこまで縮むのか、また開くのか。その動向が楽しみだ。

 

2台のアウディ勢に続いたのは、14号車ポルシェ。こちらも午前よりタイムアップを進め、2番手アウディにも0.038秒まで迫る勢い。明日の予選では、ポールポジションはもとより、フロント、セカンドローを巡る激しいポジション争いが見られそうだ。

 

なお、午後のセッションに先立ち、WECイベント記者会見が行われたが、ここには各クラス別に計8選手が列席。3連覇を狙う7号車トヨタの中嶋一貴は「ホームレースの富士で、今年こそキチンと戦っていい結果を残したい」と事実上の優勝宣言をすれば、富士戦未勝利のアウディとしてロイック・デュバルが「僕にとって2つ目の故郷。ぜひ勝ちたいと思っている」と宣戦布告。穏やかながらも優勝争いの火花を散らした。

 

さらにWEC唯一の女性ドライバーとして活躍する井原慶子は「8月に富士で行われたアジアン ル・マンで総合優勝できたし、さらに活躍したい」とWEC戦でのさらなる飛躍を誓った。

 

11日・土曜日は午前に最後の練習走行が1時間行われ、午後からのピットウォークを挟み、いよいよ予選が行われる。

 

記事・写真:島村元子/ TEXT&PHOTO : Motoko SHIMAMURA

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  • 2014年10月10日 更新

    なるか、トヨタ3連覇!迫るアウディ、ポルシェは?

    今年も世界をまたにかける耐久レースが日本に上陸! WEC・世界耐久選手権第6戦が10月10~12日、静岡・富士スピードウェイにおいて開催される。今年のル・マン24時間の覇者は富士での初勝利を、そして迎え撃つ、地元・トヨタは富士3連勝を目指して攻防戦を繰り広げること、必至。加えて、今季から参戦するポルシェも負けじと善戦を目論む。

    ■LMP1はますますヒートアップ!

    昨シーズンまでは、トヨタvsアウディというガチンコバトルだったWEC最高峰クラスのLMP1。今年は耐久レースで数々の歴史を刻んできたポルシェも新たに加わり、三つ巴の戦いを展開している。

     

    当然のことながら、そのチームドライバーの顔ぶれも華やか。アウディは6選手のうち、4選手が日本と何らかのつながりがあるドライバーだ。まず1号車のロイック・デュバルは今季、スーパーフォーミュラに参戦中で、SUPER GT(2010年)
    、フォーミュラ・ニッポン(2009年)のタイトルホルダーでもある。もうひとりのトム・クリステンセンは、2004年、アウディ・R8でル・マン24時間レースで総合優勝を果たしたチーム郷のドライバーのひとりであり、1992~96年まで日本国内のツーリングカーやフォーミュラレースに参戦したキャリアも持つ。一方の2号車をドライブするアンドレ・ロッテラーは、デュバル同様に今季のスーパーフォーミュラに参戦しており、こちらもSUPER GT(2009年)とフォーミュラ・ニッポン(2011年)でタイトルを獲得しているキャリアドライバー。また、“ベンちゃん”の愛称で知られるブノワ・トレルイエも同様に、フォーミュラ・ニッポン(2006年)とSUPER GT(2008年)のチャンピオンの経験を持つなど、みな、日本によく“馴染んだ”ドライバーである。

     

    そんな彼らのうち、特にデュバルとロッテラーは今も日本のフォーミュラレースに参戦中のため、コースもよく熟知しており、レースを戦う上で重要なノウハウをたんまり持っているはず。特に、天候はもとより、路面コンディションなど、時間の推移によって異なる僅かな変化も巧みに感じ取るはず。それがチームにとってもアドバンテージとして活きてくるはずだ。

     

    一方、“耐久の雄”と呼ばれたポルシェ。ル・マン24時間レースでこれまで16度の優勝経験を誇るチームは2014年に復帰を果たしたこともあり、2台の車両のゼッケンを「14」と「20」にしたほど。復帰にかける思いも強く、ドライバーも昨シーズンまでF1ドライバーだったマーク・ウェーバーを招致。加えて、来シーズンに向けて現在LMGTE Proクラスのワークスドライバーであり、また日本のSUPER GTでも活躍中のフレデリック・マコヴィッキィを同チームのLMP1クラスドライバーにステップアップする可能性もなくはない。日本でも人気の高い“マコちゃん”がトップクラス参戦となれば、さらに日本の耐久レースファンもヒートアップすることになるはずだ。

    ■日本人ドライバーにもかかる期待

    日本にお馴染のドライバーなら、まだほかにも。モチロン、日本人ドライバーのことだ。今シーズン、国内ではスーパーフォーミュラとSUPER GTの両カテゴリーに参戦中の中嶋一貴は、WECが富士で開催された2012年から2連勝を飾っており、今年は3連覇がかかる。なお、昨年の決勝は終始ひどい雨で赤旗中断などを繰り返した展開で、正直レースというには物足りない内容(16周の周回で終了)でもあった。しかし優勝は優勝。そのぶん、今年は正々堂々の勝利を飾り、面目躍如といきたいところだろう。

    さらには、WECの紅一点、井原慶子だ。LMP2のOAKレーシングから参戦中の井原だが、かつてはフランスとイギリスのF3にも参戦した経験を持つ。現在はWEC参戦の傍らFIA国際自動車連盟のWomen in motorsport評議会委員も務めるなど、女性とモータースポーツとの関わりにおいて様々な活動にも尽力するパワフル・ウーマン。昨年の富士は体調を崩し、万全のレースをするには難しい状態だったが、今年は存分なパフォーマンスの披露に期待したい。

    ■トヨタ、地元のレースをどう戦う?

    富士の戦いを前に、前半の4戦において、トヨタのTS040 HYBRIDは3度のポールポジションと2度の優勝という結果を残している。8号車が開幕戦から2戦連続で優勝。一方7号車はル・マン24時間では中嶋一貴が日本人初となるポールポジションを獲得するという偉業を見せてきた。しかしながら、決勝ではリタイヤを喫し、残る8号車が表彰台という結果に甘んじた。それだけに、とりわけ7号車はル・マンの再来とばかりポールポジションを獲り、ル・マンで果たせなかった優勝というものをより強く意識するはず。富士戦の前、アメリカでの一戦も突然の雨で波乱を生む展開になっただけに、この富士はなんとかトラブルフリー、ハプニングフリーで戦いたいと願っているはずだ。

     

    レースウィークは10日(金)から公式練習がスタート。11日(土)は公式練習と予選が行われ、決勝は12日(日)午前11時に号砲となる。

    ◎主なレーススケジュール

    ・10月11日(土)
    04:30 -    ゲートオープン
    09:30 – 10:30 WEC 公式練習3回目
    11:30 – 12:00 全日本F3 公式予選
    12:10 – 13:10 WEC ピットウォーク(12:20 – 12:50 サイン会)
    13:20 – 13:45 WEC 予選(LMGTE Pro & LMGTE Am)
    13:55 – 14:20 WEC 予選(LMP1&LMP2)
    14:50 – 15:30 全日本F3第14戦 決勝

    ・10月12日(日)
    07:00 -    パドックオープン
    08:00 – 08:30 全日本F3第15戦 決勝
    08:45 – 09:45 WEC ピットウォーク(9:00 – 9:30 サイン会)
    10:00 – 10:10 WEC コースインラップ
    10:15 – 10:40 WEC グリッドウォーク
    10:57  WEC フォーメーションラップスタート
    11:00 – 17:00 WEC 6Hours of Fuji 決勝レース(6時間)

     

    記事:島村元子/ TEXT : Motoko SHIMAMURA








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