ル・マン24H、波乱の末に2号車アウディが勝利!
順調にトップの座をキープしてきた1号車アウディ。
決勝のゴールまで残り3時間を切る頃、
こうして晴れて2号車がトップに立つと、あとは盤石の走り。
◎ル・マン24時間レース決勝結果(
1.LMP1 No. 2 アウディR18 e-トロン・クワトロ(M.ファスラー/A.ロッテラー/B.
2. LMP1 No. 1 アウディR18 e-トロン・クワトロ(D.グラッシ/T.クリステンセン/M.
3.LMP1 No. 8 トヨタTS040ハイブリッド(A.デイビッドソン/N.
LMP2
1.No.38 ザイテックZ11SN・ニッサン(S.ドラン/H.チンクネル/
LMGTE Pro
1.No.51 フェラーリ458 イタリア(G.ブルーニ/T.バイランダー/G.フィジケラ)
LMGTE Am
1.No.95 アストンマーチン・バンテージV8(K.ポウルセン/D-H.
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24H、20時間が経過。1号車がトップに
早朝に総合トップの座を掴んだ2号車アウディ。
3番手にポジションを落とした2号車だったが、
◎ル・マン24時間レース途中結果(15日11時・
1.LMP1 No. 1 アウディR18 e-トロン・クワトロ(D.グラッシ/T.クリステンセン/M.
2.LMP1 No. 20 ポルシェ919ハイブリッド(T.ベルンハルト/M.
3.LMP1 No. 2 アウディR18 e-トロン・クワトロ(M.ファスラー/A.ロッテラー/B.
LMP2
1.No.46 リジェJS P2・ニッサン(P.ティリエ/L.バデイ/T.ゴメンディ)
LMGTE Pro
1.No.51 フェラーリ458 イタリア(G.ブルーニ/T.バイランダー/G.フィジケラ)
LMGTE Am
1.No.95 アストンマーチン・バンテージV8(K.ポウルセン/D-H.
Text : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24H、15時間が経過。トップは2号車アウディに
夜の帳が開け、早朝の戦いを迎えたル・マン24時間レース。
7号車はその後、正式にリタイヤを発表。
一方、他のクラスでは緊迫した僅差の戦いから少し形が代わり、
◎ル・マン24時間レース途中結果(15日6時・10時間経過/
1.LMP1 No. 2 アウディR18 e-トロン・クワトロ(M.ファスラー/A.ロッテラー/B.
2.LMP1 No. 20 ポルシェ919ハイブリッド(T.ベルンハルト/M.
3.LMP1 No. 1 アウディR18 e-トロン・クワトロ(D.グラッシ/T.クリステンセン/M.
LMP2
1.No.35 リジェJS P2・ニッサン(A.ブランドル/J.マルデンボロ/M.
LMGTE Pro
1.No.51 フェラーリ458 イタリア(G.ブルーニ/T.バイランダー/G.フィジケラ)
LMGTE Am
1.No.95 アストンマーチン・バンテージV8(K.ポウルセン/D-H.
Text : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24H、10時間が経過。トヨタの7号車が首位をキープ
序盤の荒れた天候を経て、
トラブルフリーの走行を見せているのは7号車、
そんな中、僅差のトップ争いをしているのが、LMGTE Pro。
◎ル・マン24時間レース途中結果(25時・10時間経過/
1.LMP1 No. 7 トヨタTS040ハイブリッド(A.ブルツ/S.サラザン/
2.LMP1 No. 2 アウディR18 e-トロン・クワトロ(M.ファスラー/A.ロッテラー/B.
3.LMP1 No. 1 アウディR18 e-トロン・クワトロ(D.グラッシ/T.クリステンセン/M.
LMP2
1.No.35 リジェJS P2・ニッサン(A.ブランドル/J.マルデンボロ/M.
LMGTE Pro
1.No.97 アストンマーチン・バンテージV8(D.ターナー/S.
LMGTE Am
1.No.95 アストンマーチン・バンテージV8(K.ポウルセン/D-H.
Text : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24Hレース、5時間が経過。トップはトヨタの7号車
14日、午後3時にスタートを切ったル・マン24時間レース。
レースを前に天気予報は雨が降ると伝えていたが、
すると最上位クラスの8号車トヨタと3号車アウディがGTEAm
レースはその後一旦再開するも、またも急激な雨がコースを覆い、
一方で、
さらに、特別枠で出場した0号車ZEODは、
レースは午後6時過ぎから再び天候が安定し、
◎ル・マン24時間レース途中結果(20時・5時間経過/
1.LMP1 No. 7 トヨタTS040ハイブリッド(A.ブルツ/S.サラザン/
2.LMP1 No. 2 アウディR18 e-トロン・クワトロ(M.ファスラー/A.ロッテラー/B.
3.LMP1 No.20 ポルシェ919ハイブリッド(T.ベルンハルト/M.
LMP2
1.No.35 リジェJS P2・ニッサン(A.ブランドル/J.マルデンボロ/M.
LMGTE Pro
1.No.74 シボレー・コルベットC7(O.ギャビン/T.ミルナー/R.
LMGTE Am
1.No.98 アストンマーチン・バンテージV8(P.ダラ-ラナ/P.
Text : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24時間、中嶋一貴が日本人初ポールポジション獲得!
ル・マン24時間レースの予選2日目が行われた6月12日。3回目のセッションで中嶋一貴のNo.7 トヨタTS040ハイブリッドがトップタイムをマーク、ポールポジションを獲得した。日本チーム&日本人ドライバーという組み合わせによるポールポジションは史上初となる。
前日同様、強い日差しが照りつける天気となった予選2日目。この日は、セッションが2回設けられており、各チームとも初日のベストタイムを更新すべく、早速アタックラップに入っていく。一方、初日は駆動系トラブルで十分な走行を続けることができなかったNo.0 ニッサンZEOD RC。まずは本山哲がコースインし、ル・マンの特設コースを初計測、順調に周回を重ねていった。だが開始45分にして、セッション初の赤旗中断があり、さらには残り時間30分強で2度目の赤旗が提示されるなど、アタックチャンスを失ったチームも少なくないはず。しかしながら、残り15分ほどで再開されたセッションでチームベストタイムを更新するチームも出現。そしてその中のひとりがNo.7 トヨタTS040ハイブリッドをドライブする中嶋一貴だった。
中嶋はチームベストタイムを3周続けて更新、ポジションも4番手から2番手へ、そしてセッション終了直前には3分22秒589のタイムをマークし、トップへと躍り出る。ライバルたちも負けじとそれぞれベストタイムを塗り替える活躍をみせたが、中嶋のタイムには及ばず。まずは暫定ポールポジションを手にした。一方、前日の予選1回目、そして2日目の予選2回目で赤旗が重なったことから、最後のセッションは予定を30分延長。合計2時間30分で行われることとなった。
日没を前にしてコースインしていた7号車の中嶋。セッション開始15分を前に、あっさりと自己ベストタイムを更新。3分21秒789の好タイムをマークすると、ライバル達もこれに感化されたようにタイムアップ。だが、中嶋のタイムには及ばない。昨年の予選セッションでは全予選セッション終了前の10分でポールポジションが決まったが、今年は終盤になって黄旗が提示されるなど不安定な条件が重なり、逆転劇もならず。結果、中嶋一貴が日本人初となるポールポジションを獲得している。
2日にわたる予選を終了したル・マン24時間。金曜日は走行セッションが実施されず、ピットウォークやル・マン市内でのパレードなど、ファンサービスの一日となり、待ちに待った決勝レースは14日・土曜日の午後3時に号砲を迎える。
◎予選総合結果(各クラストップ)
LMP1 No.7 トヨタTS040ハイブリッド(A.ブルツ/S.サラザン/中嶋一貴)3’21’789
LMP2 No.46 リジェJS P2・ニッサン(P.ティリエ/L.バデイ/T.ゴメンディ 3’37.609
GTE Pro No.51 フェラーリ458 イタリア(G.ブルーニ/T.バイランダー/G.フィジケラ)3’53.700
GTE Am No.81 フェラーリ458 イタリア(S.ワイアット/M.ルゴロ/S.バード)3’54.665
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24時間、初日のトップはポルシェが奪取
6月11日、快晴に恵まれる中、ル・マン24時間レースの予選が行われ、今季16年ぶりに耐久レースへと復活したポルシェがその勢いに乗ってトップタイムをマークしている。
2日間にわたる公開車検を終えて、レースモードへと次第に高まってきたル・マン。この日は夕方4時から4時間のフリー走行がスタート、さらにその後は2時間の予選を経て、さらに準備を進めていくことになる。
まずは西日が強くなる午後4時から始まったフリー走行。日陰に入ると風も爽やでコンディションは極めて安定している。まず各車ともクルマのセットアップを確認しようとコースへと飛び出していった。しかしその一方で、鳴り物入りで搭乗したNo.0 ニッサンZEOD RCがコース半周で駆動系トラブルによりストップ。ユニークなフォルムのクルマは、このあと、一度もセッション中に姿を見せることはなかった。
さらには、セッション開始から1時間強の時点で昨年のル・マン覇者であるNo.1 アウディがポルシェカーブの先、フォードシケイン近くで大クラッシュ! 運転していたのは日本でSUPER FORMULAに参戦中のロイック・デュバルで、一時はあまりの惨事にサーキットは騒然となった。
ハイスピードコーナーでのクラッシュだったこともあり、デュバルは命に別状はないものの、ル・マン市内の病院に搬送され検査入院。足を負傷しており、今後の出走は難しいといの理由で、のちに所属チームのアウディからドライバー交代の申し出があった。一方で、ほぼリアセクションが大破したクルマはスタッフの献身的な作業により、翌日には修復が完了。予選2日目のセッションに挑む予定だ。
結果、波乱の幕開けとなったフリー走行セッションでトップタイムをマークしたのは、No.8 トヨタ。これを僅差でNo.2 アウディが追い、3番手にはNo.7 トヨタが続いたが、その後の予選アタックでは、その様相がにわかに変化する。
午後10時。いよいよ決勝レースに向けて、タイムアタックがスタート。序盤から勢いよくアタックを行ったのが、ポルシェの2台だった。まず14号車がトップに躍り出ると、その5分後には20号車が3分23秒157のトップタイムをマーク。先のフリー走行で8号車のトヨタがマークした最速タイムを塗り替えた。
一方、トップタイムを奪取されたトヨタはセッション残り時間1時間を切って、7号車がコースへ向ったものの、すぐさまエンジン油圧の低下によるトラブルでコース上にストップ。さらにその直後には、GTカーがクラッシュ。セッションそのものはチェッカーまで1時間弱の時間を残していたが、コース上やガードレールなどの修復に時間がかかるという理由から、この赤旗をもってその後の走行は見送られることになった。
よって、予選1日目のトップは20号車のポルシェが獲得。2番手にはその僚友である14号車が続き、トヨタは3、4番手。アウディは2、3号車が5、6番手につけている。
◎予選1回目結果(各クラストップ)
LMP1 No.20 ポルシェ919ハイブリッド(T.ベルンハルト/M.ウエーバー/B.ハートレー)3’23.157
LMP2 No.26 モーガン・ニッサン(R.ルシノフ/O.プラ/J.キャナル)3’38.843
GTE Pro No.51 フェラーリ458 イタリア(G.ブルーニ/T.バイランダー/G.フィジケラ)3’54.754
GTE Am No.72 フェラーリ458 イタリア(A.ベルトリーニ/V.シェイタル/A.バソフ)3’56.787
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24時間、公開車検を終える
■ル・マン24時間、公開車検を終える
6月8、9日、フランスのル・マン市街地において、ル・マン24時間レースの公開車検が行われ、日本のレースでもお馴染のドライバーやチームもお目見えしている。
・元F1ドライバー、M・ウェーバーの登場に沸く
自身、15年ぶりのル・マン出場となったマーク・ウェーバー。ポルシェチームからの参戦となるが、そのポルシェも16年ぶりのル・マン復活を迎えている。ポルシェの参戦で、トップクラスのLMP1は、アウディ、トヨタ、そしてポルシェの三つ巴となり、メーカーの威信をかけた戦いになるのは必至。それぞれ異なるエンジン、燃料、エネルギー貯蔵システムを採用。メリットを伸ばし、デメリットをスポイルさせるか、がカギとなる。
・トヨタ、悲願の優勝なるか!?
ハイブリッド車による3年目の参戦を迎えたトヨタ。今シーズンは開幕戦、第2戦において8号車が優勝、その勢いでル・マン優勝の悲願達成といきたいところ。ただ、その一方で、日本人ドライバーの中嶋一貴がドライブするのは7号車。今季はまだ1度しか表彰台に上がっていない。だが、中嶋によると「レースに向けての準備はいい流れの中にある。もちろん優勝を狙っていきたい」と意気込む。
・ベストパフォーマンスを求めて…
今シーズン、万全の体制でレースに挑むことになったのは、ル・マン24時間レースに唯一の日本人ドライバーとして参戦する井原慶子。テストデーの後、ハードなフィジカル&メンタルトレーニングをチームスタッフとともに体験済み。充実した環境でレースができると、コメントしている。
一方、電気駆動レーシングカー「ニッサン ZEOD RC」でチャレンジするのは、本山哲。2年前の参戦では他車との接触でリタイヤに終わっているだけに、今回はこのユニークな車両での完走に意気込む。また、パートナーのひとり、ルーカス・オルドネスはゲーマー出身のドライバーながら、今季からは日本のSUPER GTでGT300クラスにチャレンジする注目のドライバーだ。
そして急きょ参戦が決まったのが、中野信治。当初は昨季同様、LMP2での参戦を目標に準備していたのだが、日本チームのタイサンからチャレンジすることに。ル・マンでのGTカー参戦が初めてとはいえ、抱負なキャリアを活かした活躍に期待したい。
2日間にわたる公開車検が終了し、火曜日はサーキット内で「オートグラフセッション」、日本のレースでいうピットウォークが行われた。水曜日からはいよいよ実走行がスタート。現地時間の夕方4時から8時までフリー走行、そして午後10時から深夜12時までが予選1回目が行われる。
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マンでトヨタ、アウディ、ポルシェが真っ向勝負に挑む!
今年もまたル・マン24時間レースの季節が巡ってきた。6月8日から始まるル・マン市中心部で行われる公開車検を皮切りに、ナイトセッションでの予選タイムアタック、そして24時間にわたる激しいバトルが繰り広げられる。
■トヨタv.sアウディから、三つ巴の戦いへ
今年で82回目の大会開催を迎える「ル・マン24時間レース」。フランス・サルト・サーキットにはまた世界各国から熱心な耐久レースファンが押し寄せる。いわゆる「お祭り」としてのイメージが先行するレースだが、それは観戦を楽しむファンに言えることであり、参戦する者たちにとっては、いつの時代も過酷なレースであることにに代わりはない。
中でもプロドライバー、メーカーが腕を競うLMP1クラスにおいては常勝アウディに3年前からトヨタが挑み、ル・マンだけでなく、シリーズ戦(WEC/世界耐久選手権レース)でもしのぎを削っている。さらに、今年はル・マンで最多勝利数を誇る名門柱の名門、ポルシェが復活。なんと16年ぶりの復帰となる。今シーズンは、開幕戦で雨の中、強行な戦略が裏目に出たアウディに対し、着実なレース運びでトヨタが先勝。続く第2戦でも、トヨタが速さをしっかりアピールし、連勝を果たしている。一方でアウディは今シーズンのレースレギュレーションに、今ひとつ合わせ込めていない感が強い。2010年から続く、連勝記録更新がかかる今大会だが、前哨戦のシリーズ2戦では、これまでのアウディらしさが薄れており、本番ではいかに帳尻を合わせるのか、気になるところだ。一方で、「復活組」のポルシェは今シーズンよりも、これからを見据え、着々と計画を進めている様子。開発段階で数々のトラブルに見舞われながらも、そのシューティングに尽力。速くも第2戦スパ・フランコルシャン戦でポールポジションを手にするという底力を見せることに成功した。レース中の速さもライバルと比較しても遜色はなく、あとは耐久レースに不可欠な「信頼性の高さ」の深めていくことが課題となっている。
■日産が提唱するEVレースカー
ル・マン24時間レースでは、新たなコンセプトでレースに挑む“チャレンジャー”に対し、特別枠を設けてレース参戦を招待するというユニークな取り組みをしている。それが「ガレージ56」と呼ばれるものだ。
そのガレージ56に、今年は「ニッサン ZEOD RC」が出走を果たす。「ZEOD(ズィオッド)」とは、ゼロ・エミッション。オン・デマンドの頭文字をとったもので、オンデマンドによるゼロエミッションでクルマを走らせるという意味を持つ。早い話、レース走行中に排ガスを放出しないことをやってのけるクルマなのだ。ル・マンのレースでは、13.629kmのコースを1周EV走行し、その後にエンジン走行へとスイッチする。1.5リッター、直3直噴ターボエンジンは、なんとわずか40kg! その一方で400馬力というとんでもないハイパワーを生み出すユニットだ。最高速はEVでもエンジンでも共に300km/hをマークできるという。走行中のブレーキングで電気エネルギーを回生、12周の走行で蓄えられたパワーを使い、再び1周をEV走行に切り替える。この前人未到のユニークなチャレンジだが、それに挑む車両の形状も唯一無二だ。
斬新なシャシーは極端にフロントの幅が狭く、上から見ると魚のエイのような、三角形のレイアウト。そこに、すでに日産が市販車としてリリースしているEV車のリーフ同様のリチウムイオン電池が使われる。このプロジェクトに参加するドライバーは、日本のSUPER GTで活躍する本山哲を筆頭に、今シーズンから日本でのレース活動を始めたルーカス・オルドネス、そしてウルフガング・ライプ。新たなチャレンジがもたらす結果にも注目だ。
長丁場のレースウィークは8・9日からの公開車検からスタート。予選は11、12日にナイトセッションで実施。昨年は急激な天候の変化で雨に泣くことが多かったが、今年は存分なタイムアタックとなるか。13日はサーキットでの走行はなく、メーカーチームが記者会見などを行うほか、市街地でのドライバーズパレードが行われ、これでお祭りムードが一気にヒートアップ! 迎える決勝は14日、土曜日。午後3時に24時間先のチェッカードフラッグを目指し、号砲。伝統の一戦は、今年もまた様々なドラマを見せてくれることだろう。
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA