ル・マン24時間、2号車アウディが完勝! トヨタは2位に
最後の最後まで不安定な天候がレースの闘いに影響を与えたといえ
しかしながら、レースそのものは、スタートからおよそ7時間、
一方で、ディフェンディングチャンピオンの1号車は、
なおアウディは2号車の勝利によって、4年連続でル・
■決勝結果
決勝結果(トップ6)
1. No.2 アウディR18 e-tron クワトロ(T.クリステンセン/L.デュバル/A.
2. No.8 トヨタTS030 ハイブリッド(A.デビッドソン/S.ブエミ/S.サラザン組)
3. No.3 アウディR18 e-tron クワトロ(M.ジェネ/L.ディ・グラッシ/O.ジャービス組)
4. No.7 トヨタTS030 ハイブリッド(A.ブルツ/N.ラピエール/中嶋一貴組)
5. No.1 アウディR18 e-tron クワトロ(A.ロッテラー/M.ファスラー/B.トレルイエ組)
6. No.21 HPD ARX-03C・ホンダ(N.レベンティス/D.ワッツ/J.
クラス別トップ
・LMP1クラス:No.2 アウディR18 e-tron クワトロ(T.クリステンセン/L.デュバル/A.
・LMP2クラス:No.35 モーガン・ニッサン(B.バゲット/R.ゴンザレス/M.
・LMGTEProクラス:No.92 ポルシェ911 RSR(M.リエブ/R.リエツ/R.デュマ組)315周
・LMGTEAmクラス:No.76 911 GT3 RSR(R.ナラク/C.ブレ/J-K.ベルネイ組)306周
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA

ル・マン24時間、終盤に向けて激しい3位争いを展開
気まぐれな雨がまるで等間隔で降るっているかのような今年のル・
レースはこのあと3時間の戦いをもってフィニッシュを迎えること
・18時間経過(トップ3)
1.No.2 アウディR18 e-トロン クワトロ(クリステンセン/デュバル/マクニッシュ)264L 18:02’34.202
2.No.8 トヨタTS030 ハイブリッド(デイビッドソン/ブエミ/サラザン)263L 18:07’18.425
3. No.7 トヨタTS030 ハイブリッド(ブルツ/ラピエール/中嶋一貴)262L 18:02’38.018
・21時間経過(トップ3)
1.No.2 アウディR18 e-トロン クワトロ(クリステンセン/デュバル/マクニッシュ)306L 21:01’49.458
2.No.8 トヨタTS030 ハイブリッド(デイビッドソン/ブエミ/サラザン)305L 21:04’15.309
3. No.7 トヨタTS030 ハイブリッド(ブルツ/ラピエール/中嶋一貴)304L 21:02’02.179
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24時間、2号車アウディが依然トップを死守
17時間が経過した今年のル・マン24時間レース。
朝が明けたル・マンだが、今朝もまだ曇り空が続き、
・15時間経過(トップ3)
1.No.2 アウディR18 e-トロン クワトロ(クリステンセン/デュバル/マクニッシュ)221L 15:04’16.421
2.No.8 トヨタTS030 ハイブリッド(デイビッドソン/ブエミ/サラザン)221L 15:06’17.648
3. No.7 トヨタTS030 ハイブリッド(ブルツ/ラピエール/中嶋一貴)220L 15:04’20.723
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24時間、序盤から波乱が続くも2号車アウディがトップを堅持
6月22日、午後3時にスタートが切られた第81回ル・
レースは序盤から不安定な天候が影響してか、
◎ル・マン24時間耐久レース 途中結果
・3時間経過(トップ3)
1.No.1 アウディR18 e-トロン クワトロ(ロッテラー/ファスラー/トレルイエ)41L 3:00’13.054
2.No.2 アウディR18 e-トロン クワトロ(クリステンセン/デュバル/マクニッシュ)41L 3:00’59.589
3.No.3 アウディR18 e-トロン クワトロ(ジェネ/ディ・グラッシ/ジャービス)41L 3:01’03.234
・6時間経過(トップ3)
1.No.1 アウディR18 e-トロン クワトロ(ロッテラー/ファスラー/トレルイエ)89L 6:04’04.657
2.No.2 アウディR18 e-トロン クワトロ(クリステンセン/デュバル/マクニッシュ)89L 6:04’33.439
3.No.3 アウディR18 e-トロン クワトロ(ジェネ/ディ・グラッシ/ジャービス)89L 6:04’54.556
・9時間経過(トップ3)
1.No.2 アウディR18 e-トロン クワトロ(クリステンセン/デュバル/マクニッシュ)135L 9:00’05.687
2.No.8 トヨタTS030 ハイブリッド(デイビッドソン/ブエミ/サラザン)135L 9:07’00.803
3.No.7 トヨタTS030 ハイブリッド(ブルツ/ラピエール/中嶋一貴)135L 9:07’03.061
・12時間経過(トップ3)
1.No.2 アウディR18 e-トロン クワトロ(クリステンセン/デュバル/マクニッシュ)181L 12:01’40.373
2.No.8 トヨタTS030 ハイブリッド(デイビッドソン/ブエミ/サラザン)180L 12:01’43.141
3. No.7 トヨタTS030 ハイブリッド(ブルツ/ラピエール/中嶋一貴)180L 12:02’47.709
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ギャラリー
- 第81回ル・マン24時間レース公式ポスター。イベント自体は今年で初開催から90周年を迎えた。
- 金曜日の朝、WEC富士戦に向けて行われた日本人選手の記者会見。中嶋一貴、井原慶子、小林可夢偉の3選手は今季WECにフル参戦している。
- 日産の記者会見では、日本のレースでもお馴染のミハエル・クルム選手が、No.42 ザイテック Z11SN日産をともにドライブするマーデンボロー、オルドネス両選手とともに登場。若手の2人はGTアカデミーというGTレースシミュレーションゲームで最高位の成績を残し、その後レースで実践を積んで活躍している異例のドライバー。
- サーキットのピットロード出口付近に新たなランドマーク「 ミシュラン・ランキングタワー」。今年のル・マン24時間から稼働し、レース中の順位がここに表示される。
- パドック全景。右手にズラリト並んでいるのが、各チームのモーターホーム
- 日産が金曜日に発表した『ニッサンZEOD RC』のモックアップ車輌。2014年に環境技術を採り入れるチームに用意される参戦特別枠“ガレージNo.56”から出場することが決まり、ファンに向けてお披露目された。ユニークな車体の電気自動車で来年の24時間レースに参戦する
- 日産が金曜日に発表した『ニッサンZEOD RC』のモックアップ車輌。2014年に環境技術を採り入れるチームに用意される参戦特別枠“ガレージNo.56”から出場することが決まり、ファンに向けてお披露目された。ユニークな車体の電気自動車で来年の24時間レースに参戦する
- 日産が金曜日に発表した『ニッサンZEOD RC』のモックアップ車輌。2014年に環境技術を採り入れるチームに用意される参戦特別枠“ガレージNo.56”から出場することが決まり、ファンに向けてお披露目された。ユニークな車体の電気自動車で来年の24時間レースに参戦する
- 世界中から集まるレースファンに向けて、敷地内の地図があちこちに表示されている。
- ミシュランブースと日産ブース。日産ブースのGT-Rはブランパン24時間レースに参戦した車輌。
- ミシュランブースと日産ブース。日産ブースのGT-Rはブランパン24時間レースに参戦した車輌。
- サーキットの中では、フランスを代表する自動車雑誌「オートエブロ」の出張店舗、ミニヘルメットやステッカー、エンブレムなどをレアなグッズを扱う土産物屋もたくさん出店中。
- サーキットの中では、フランスを代表する自動車雑誌「オートエブロ」の出張店舗、ミニヘルメットやステッカー、エンブレムなどをレアなグッズを扱う土産物屋もたくさん出店中。
- サーキットの中では、フランスを代表する自動車雑誌「オートエブロ」の出張店舗、ミニヘルメットやステッカー、エンブレムなどをレアなグッズを扱う土産物屋もたくさん出店中。
- 金曜日のピットウォークで見かけたNo.7 トヨタTS030 ハイブリッド。予選は5番手に甘んじた。
- オフィシャル車輌はすべてアウディで統一。レース後には奥の表彰台に各クラスのトップ3があがり、シャンパンファイトを展開する。
- 予選でポールポジションを獲得したNo.2 アウディR18 e-トロン クワトロのロイック・デュバル(写真左)。ベテラン&ル・マン最多勝ドライバーであるトム・クリステンセン(写真中央)とアラン・マクニッシュと今年からコンビを組む。
ル・マン24時間予選、2号車アウディがポールポジション獲得!
6月20日、第81回ル・マン24時間レースの予選2日目が行わ
2時間のセッションが2回行われる 予選2日目。午後7時からの
さらには、前日同様、
最後の予選は、
明日、サーキットでは走行セッションが行われず、
・予選総合結果
1.No.02 アウディR18 e-トロン クワトロ(クリステンセン/デュバル/マクニッシュ)3’22.
2.No.01 アウディR18 e-トロン クワトロ(ロッテラー/ファスラー/トレルイエ)3’23.
3.No.03 アウディR18 e-トロン クワトロ(ジェネ/ディ・グラッシ/ジャービス)3’24.
4.No.08 トヨタTS030 ハイブリッド(デイビッドソン/ブエミ/サラザン)3’26..
5.No.07 トヨタTS030 ハイブリッド(ブルツ/ラピエール/中嶋一貴)3’26.676
5.No.12 ローラB12/60 クーペ・トヨタ(プロスト/ジャニ/ハイドフェルド)3’28.
・LMP2 No.24 モーガン・ニッサン(プラ/ハイネマイヤー-ハンソン/
・LMGT Pro No.99 アストン・マーチン・バンテージV8(オーバレン/ダラ-ラナ/
・LMGTE Am No.95 アストン・マーチン・バンテージV8(二ギャルド/ポウルセン/
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA
ル・マン24時間 予選初日は、赤旗中断で終了に
6月19日、第81回ル・
ル・マン24時間レースが始まって90周年、
午後10時から2時間にわたって行われる公式予選も、
一方、それより少し先のタイミングでNo.8 トヨタTS030 ハイブリッドがマシントラブルのためにスローダウン。
翌20日には、
・予選結果1日目
1.No.02 アウディR18 e-トロン クワトロ(クリステンセン/デュバル/マクニッシュ)3’22.
2.No.03 アウディR18 e-トロン クワトロ(ジェネ/ディ・グラッシ/ジャービス)3’24.
3.No.01 アウディR18 e-トロン クワトロ(ロッテラー/ファスラー/トレルイエ)3’25.
4.No.07 トヨタTS030 ハイブリッド(ブルツ/ラピエール/中嶋一貴)3’26.676
5.No.12 ローラB12/60 クーペ・トヨタ(プロスト/ジャニ/ハイドフェルド)3’30.
6.No.08 トヨタTS030 ハイブリッド(デイビッドソン/ブエミ/サラザン)3’30.
・LMP2 No.26 オレカ03・ニッサン(ルシノフ/マーティン/コンウェイ)3′
・LMGT Pro No.99 アストン・マーチン・バンテージV8(オーバレン/ダラ-ラナ/
・LMGTE Am No.95 アストン・マーチン・バンテージV8(二ギャルド/ポウルセン/
Text & Photo : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA

ル・マン24時間90周年記念大会、まもなく開幕へ!
6月19日、
自動車産業界のストライキや第二次世界大戦など世情を反映し、
耐久レースの頂きには違いない。昨年、
ディーゼルハイブリッド車のアウディに惨敗。
2シーズン目に入った両メーカーのバトルは、
昨シーズンからル・マン24時間もWEC(世界耐久選手権)
それでもこのル・マンだけは特別な一戦。
トヨタは今シーズンのWEC開幕戦から2台を投入、
それゆえ、今年のル・マンではぜひ結果が欲しいところ。
日本でSUPER GTやSUPER FORMULAで活躍するトップドライバー、
一方、迎え撃つライバル、アウディはR18 e-トロン クアトロを3台投入。盤石の体制を築いている。
日本でもおなじみのブノワ・トレルイエ、アンドレ・ロッテラー、
日本人ドライバーvs日本になじみある外国人ドライバーの好バト
この他、日本人選手としては、
女性ドライバーとして注目を集める井原慶子が出走。さらに、
小林が乗るクラスは、量産型のGTカーではあるが、
アストン・マーティン、ポルシェ、
大会はまず、16、17日にル・
レースウィークを戦うチームがそれぞれ集合写真を撮る名物イベン
20日深夜にポールポジションが決定する。21日は、
Text : 島村元子 / Motoko SHIMAMURA