2013 富士チャンピオンレースシリーズ 第2戦 レースレポート 詳細ページ(5973) - イベント・レースレポート

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2013 富士チャンピオンレースシリーズ 第2戦 レースレポート




86Racers_Roadstar_01


2013年5月19日、曇り空の富士スピードウェイにてアマチュア・セミプロワンメイクレースシリーズ「2013 富士チャンピオンレースシリーズ 第2戦」が開催されました。今回は注目のレンタルレーシングカー「86 Racer’s」が参戦するクラスが開催されました。その他にも「ロードスターカップ」、「ロードスターカップ(NC)/デミオレース」「ポルシェ GT3 Cup Challenge Japan」が行われました。どれも10周前後のスプリントレースなので最初から全開!激しいバトルが見られました。


ポルシェ GT3 Cup Challenge Japan

Porsche_03


ポルシェカレラカップジャパンの1つ下のカテゴリである「ポルシェ GT3 Cup Challenge Japan」。カレラカップにステップアップする為に奮起するアマチュアドライバーが参加しています。カレラカップと同型車(10年~11年仕様)で競う「トライアルクラス」、08年~09年仕様のカテゴリⅠ、05年~06年仕様のカテゴリⅡ、そして996型のみのエントリーとなるオープンクラスの4カテゴリ17台で行われました。(うちトライアルクラス1台はマシントラブルの為、欠場)

1.5kmのホームストレートでは250km/h近いスピードを記録するGT3 Cupマシン。今回行われたレースで最もハイスピードレース、コーナーの進入ではドライバーの技量の差がよりハッキリ出ました。スタートから総合トップを快走したのは #7 D’StationHAI997を駆る星野選手。カテゴリⅠでは#77 MUSASH選手、カテゴリⅡでは#25エディオン選手、そしてオープンクラスは#23 滝澤選手でした。レース中、最もハイスピードから一気に減速するダンロップコーナーでスピンするドライバーが続出、あわやスピンのマシンをいました。カテゴリⅠが特に接近戦が激しく#77 MUSASHI選手と#3 清水選手が抜きつ抜かれつの接戦を続け、#77がトップをもぎ取りしました。

Porsche_07



結果は以下の通り

トライアルクラス
1
#7
星野 敏
D’station HAI997
10L
17’58.547
151.290 Ave. km/h
1’46.044 R
2
#26
KENJI NAKAHARA
TecRacingGT3Cup
10L
18’04.218
5.671
150.499
1’46.916
3
#6
ARTE ROSSI
ALLONE SPLINT号
10L
18’14.408
15.861
149.098
1’47.241


オープンクラス
1
#23
滝澤 智幸
KremerRacingGT3
10L
18’27.766
147.300 Ave. km/h
1’49.130
2
#10
アラチ ギョウザ
Team ArchiveGT3
10L
18’54.665
26.899
143.808
1’49.236
3
#9
小林 賢二
KDCこばやし歯科996Cup
10L
18’57.486
29.720
143.451
1’51.702


CUP-Ⅰ
1
#77
MUSASHI
PCJ たろう
10L
18’50.038
144.397 Ave. km/h
1’51.679
2
#3
清水 正智
Y&Y ポルシェ
10L
18’52.881
2.843
144.034
1’52.199
3
#95
丸山 和道
DOUSINKAI997CUP
10L
18’54.952
4.914
143.771
1’51.663


CUP-Ⅱ
1
#25
エディオン ニケ
TEAM AYA 997
9L
18’22.421
133.113 Ave. km/h
1’54.594


ロードスターカップ(NC)/デミオレース

Roadstar Demio_09

現行ロードスターとデミオが混走して行われる「ロードスターカップ/デミオレース」。このレースを統括するRMA(ロードスター・モータースポーツ・アソシエーション)DMA(デミオ・モータースポーツ・アソシエーション)が定めた範囲でのパーツ変更のみが許されているイコールコンディションが保たれたサンデーレースとなっています。ロードスターが1周2分11~12秒、デミオは2分21~22秒というスピードです。ドライバーのウデの差が出やすいカテゴリーと言えます。

スタートからオレンジの#64 芝本選手が飛び出し2分11秒前半でのラップを刻み2位に6.5秒の大差を付けて勝利!その後方では#21 新井選手、#18 ランマン選手が激しい3位争いを演じ、ダンロップコーナーでは2台並んでのサイド・バイ・サイド!最終ラップまでそのバトルは続いてコンマ2秒で新井選手がポディウムをもぎ取りました。


Roadstar Demio_07デミオレースは、1周目の第1コーナーで一気にジャンプアップを狙った#34 常盤選手がコースアウトからタイムロス!ポールスタートの#75 西山選手は安定した走りで2位に13秒という大差をつけてフィニッシュ。エントリー3台という少々寂しいレースとなってしまいました。

NC
1
#64
芝本 淳
Joy☆abMoty’sNC
NCEC
8L
17’39.353
123.018 Ave. km/h
2’11.252
2
#8
菊池 聡
ドライダー☆ロードスターCKE
NCEC
8L
17’45.929
6.576
122.260
2’11.750
3
#21
新井 敏克
新井μおやぢRロードスター
NCEC
8L
17’52.554
13.201
121.504
2’12.235


デミオレース
1
#75
西山 隆
145デミオ改withSKR
DE5FS
8L
18’50.708
115.255 Ave. km/h
2’20.402
2
#24
オブチ マサヒト
ぴ~よこRS南宮おやぢRデミオ
DE5FS
8L
19’03.860
13.152
113.930
2’21.945
3
#34
常盤 岳史
TR-Factoryデミオ
DE5FS
8L
19’18.414
27.706
112.499
2’22.774


ロードスターカップ(NA6,NA8,NB8)

Roadstar_08Roadstar_03

Roadstar_010

エントリー数28台という賑やかなロードスターカップは新旧入り交じっての混戦となりました。年式は異なりますが、ラップタイムにはそれほどの差があるわけでもないです。初期のNAロードスターを駆るドライバーはNBより軽量な車体を生かしたギリギリのブレーキング、ハイスピードコーナリングを心掛けて走っています。ウデの見せ所であるダンロップコーナーの進入ではドリフトしながら前方のマシンに並びかけるシーンがありました。小さい車体、性能差がないので3ワイドはよく見られるので観客も盛り上がっていました。

NA6
1
#7
茂木 文明
大山オートVARYアクレNA6
NA6
8L
17’35.847
123.427 Ave.km/h
2’09.006
2
#23
山川 穣
JoyアクレMotys☆NA6
NA6
8L
17’50.639
14.792
121.722
2’10.322
3
#76
辻本 均
辻本運送EJビストロモズNA6
NA6
8L
18’01.930
26.083
120.451
2’12.383


NB8
1
#11
戸田 裕一
JoyアクレMotys☆NB8
NB8
8L
17’22.595
124.996 Ave.km/h
2’09.129
2
#100
芹澤 祥宏
CKエンジニアリング NB8
NB8
8L
17’28.945
6.350
124.239
2’09.639
3
#22
山平 健太郎
ファニーSオリーブNB8制動屋
NB8
8L
17’29.312
6.717
124.196
2’08.464


NA8
1
#230
石渡 幸治
samsμNA8ロードスター
NA8
8L
17’33.341
123.721 Ave.km/h
2’09.750
2
#88
山田 健介
なおしおるぐμ通勤快速NA8
NA8
8L
17’36.995
3.654
123.293
2’08.979
3
#26
高市 桃介
コーンズアダルトレーシングNA8
NA8
8L
18’12.448
39.107
119.292
2’12.840


ロードスター(N1)・86&BRZ

86Racers_Roadstar_015

富士チャンピオンレースのラストを締めくくるのは「ロードスター(N1)・86&BRZ」レースです。ロードスターはN1レース仕様のNAロードスター、86&BRZも同様の規定で走行します。このレースが始まる直前から雨が降り始めコースは所々ウエットの非常に難しい状況下でスタートしました。#77 山内選手、#47 落合選手以外の86はレンタルレーシングカー「86 Racer’s」でのエントリーでドライバーは最低条件である4時間以上の練習走行をこなしています。#50 奥田選手のPIAAカラーの86はAT仕様で、このレースが気軽に参加できるという事を象徴しています。
スタートは大荒れで、#57  いとう選手、#47 落合選手、#54 竹内選手が1コーナーで追突しいとう選手、落合選手ともリタイアとなってしまいました。後方スタートのロードスタークラスは#1 雨宮選手と#18 大野選手のチームメイト同士の接戦がスタート直後から始まりました。86&BRZクラスは#77 山内選手が2位 #55 藤巻選手を徐々に引き離し、その後方の86はロードスタークラスと混走となり本来のペースが出せず2台から引き離されてしまいました。5周目には#54 竹内選手が車体のダメージからリタイア、その後30秒のペナルティと科せられてしました。86Racers_Roadstar_025


ロードスタークラスは序盤#18 大野選手がレースの主導権を握っていましたが、後半に入り#1 雨宮選手が一気にペースアップ!ファイナルラップにオーバーテイクしそのままフィニッシュ!86&BRZクラスは#77 山内選手が2位 #55 藤巻選手を最終的に5秒以上引き離し86&BRZ初戦の勝利を獲得しました。


NA6
1
#1
雨宮 恵司
コーンズIDIロードスター
NA6
10L
21’55.775
124.013 Ave.km/h
2’09.709
2
#18
大野 俊哉
コーンズIDIロードスター
NA6
10L
21’55.836
0.061
124.008
2’09.956
3
#8
福永 健二
i-MAGICμロードスター
NA6
10L
22’09.374
13.599
122.745
2’10.503


86&BRZ
1
#77
山内 正義
CLUB PANTERA 86
ZN6
10L
21’20.479
127.432
2’06.602
2
#55
藤巻 靖幸
86Racer’s藤巻号
ZN6
10L
21’26.063
5.584
126.878
2’07.440
3
#52
森川 誠一
86Racer’s森川号
ZN6
10L
21’54.761
34.282
124.109
2’10.060











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