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2013 Exciting Car SHOWDOWN イベントレポート





「俺達はクルマが見たいんだ!」という硬派なカスタムカーイベントが名古屋で開幕!!

カスタムカーイベント、様々なメーカーが独自の趣向を凝らしたクルマが数多く展示され、訪れる来場者はそれを自分の愛車に当てはめて、将来の愛車とのカーライフに思いを馳せたりしています。そこにはクルマをより華やかなに見せるキャンペーンガールの姿がいます。ある人はその両方を見て、写真に収めたり、ある人はキャンペーンガールだけ写真に収めたりする人も。しかしながら、純粋にクルマだけをじっくりと眺めて、かつ触れたり、その製作者と密にコミュニケーションを取るということは昨今の大規模なイベントではなかなか難しいものです。それは製作者側とて同じ事。そこでチューニング界では知らぬ人はいない稲田大二郎氏が「グリップ、ドリフト、ゼロヨン、サーキット仕様」のみのチューニングマシンに限定し、尚且つキャンペーンガールは一切いないこのイベントを2006年から開幕しました。

今年は台風並みの嵐の中で行われたましたが、ポートメッセなごや1号館内の180台のチューニングカーは輝いていました。




発売から6年目となったR35のチューニングは完成の領域か?

世界を震撼させたR35 GT-Rの発売から6年間、チューニングも各メーカー様々なパーツを開発してきて、世界中のスーパーカーと肩並べる程の性能を持つGT-Rは他のスーパーカーではなかなか成し得ない多くのチューニングの方向性を提示する事が可能となりました。今イベントではOPTION、VERTEX、PHOENIX’S POWER、TOP SECRETが出展しました。どのクルマもパワーアップはしていますが、各チューニングメーカーとも乗りやすく仕上げられています。その中でTOP SECRETブースでは3月にイタリアにある設定最高速度が500km/hという超高速テストコース「ナルド」で377km/hを記録した「GOLD GT-R」と富士スピードウェイのホームストレートで320km/hオーバーを記録したタイムアタックR35「SUPER GT-R 1000」の2台が展示されていました。「GOLD GT-R」にはF1のテクノロジーである可変スポイラー「DRS」が装着されているので時折ブース担当者に質問する来場者もいました。VERTEX GT-Rはそのホワイトボディとカーボン剥き出しの特製エアロパーツのコントラストでさらに会場入ってすぐに展示されているので多くの人が足を止めて眺めていました。










86はチューニングメーカーによってかなりキャラクターが様々に変化!

今、チューニングカー業界で最もホットなクルマといえば、トヨタ86/スバルBRZでしょう。残念ながら今イベントにはBRZの姿はなかったのですが、86のチューニングカーはあちこちに展示されており、様々な顔を魅せています。「のむけん」でお馴染みの野村謙が立ち上げた「URAS」の86はオリジナルエアロとスーパーチャージャーの組み合わせですが、ノーマルのスタイリングを残しており、落ち着いたデザインで86が元々持っている良さを上手に引き出しているチューニングとなっていました。対するTOP FUELが展示する86はエンジンは同じスーパーチャージャーを搭載していますが、大きな口を広げたフロントマスク、大型軽量ホイール、攻撃的なエアロとダークブルーのカラーリングはノーマルでは大人しい印象を与える86をスパルタンなクルマにまとめ上げしまいました。





メーカーよ!ユーザーはこれを望んでいるんだ…と思わせるCR-Z GTi

TOP FUELが出店してる見た目、無限のエアロを装着したライトチューンのCR-Z、ホンダ車チューンでTOP FUELはS2000を始めびっくりするようなチューニングカーを開発してきています。今回のCR-Zももちろんそうであり、「CR-Z GTi」と名付けられたこのクルマはアコード・オデッセイに搭載されているK24Aに換装されているスーパーCR-Zです。雑誌「OPTION 2」で短期連載で製作しているマシンでこれからの進化が楽しみな1台です。ちなみに同ブースで展示されていた TOP FUEL S2000RRは800馬力オーバーのスーパータイムアタックマシンとして制作されています。


カスタムカーイベントならではの「迷」?「珍」? 「希少」車が目白押し


カスタムカーイベントは走行性能だけではなく、見た目や、その存在で楽しませるクルマも数多く展示されています。
上の写真の1番左は日本では正式販売されていないトヨタのアメリカの若者向けブランド「サイオン」のスポーツクーペ「Scion tC」、その次は当時はラリーなどで活躍した「いすゞジェミニ」、次は一見180SXのソフトトップ?と思うのですが、なんか小さい・・・正体はスズキのコンパクトFRスポーツ、カプチーノに180SX(風)フロントマスク を装着したカスタムカーです。次はこれも一見ランサーエボリューションXのチューニングカーにしか見えない…のですが、ベースはギャラン・フォルティスです。VARISのエボXワイドエアロキットを加工して装着しているそうです(驚)

その次は…正体不明なコンパクトスポーツカー…製作したのは千葉県にある「日本自動車大学校」通称「NATS」の学生達でこのクルマは「NATS R86」、トヨタ86をアウディのスーパーカーR8風にカスタムしたクルマで東京オートサロンでも大注目を浴びた1台です。

 

キャンペーンガールがいないので基本的に静かな、ショールームの様なイベントなりましたが、チューニングメーカーが拘りぬいたチューニングカーをのんびりじっくりと眺めてみるというのはなかなかできないので興味を持たられたら次回是非!

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