富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 イベントレポート 詳細ページ(4628) - イベント・レースレポート

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富士チャンピオンレースシリーズ第1戦 イベントレポート




草レースとはいえそのバトルは激烈なスプリントレース!

3月30日に富士スピードウェイで開催されたレースは「富士チャンピオンレースシリーズ」。以前は「富士フレッシュマンレース」と呼ばれ新人レーサーの登竜門として土屋圭市、飯田章、織戸学、近藤真彦などがデビューしています。
レースは午前中に20分間の予選、午後に8-12周、だいたい25分間のスプリントレースとなるので最初から最後まで熾烈なバトルを見ることができます。エントリーも予選は最大54台、決勝は45台スタートとSUPER GTの両クラスの合計エントリー台数と変わらないものとなります。
参戦するクルマはAE111レビン・トレノ、シルビア、デミオ、ロードスター、1000cc、1400ccクラスのクルマという低コストで参戦できる車種となっています。絶対的なスピードは決して高いものではないですが、ドライバーのウデの差が出やすく、そして何よりコースのあちらこちらでバトルが行われています。

 

N1400クラスは1/100秒の世界で争う激戦!

 N1400クラスはJAF登録車の排気量1001〜1400cc以下のNAエンジン搭載車両でトヨタ・スターレットがメインとなります。今回のレースは最初から最後まで21号車・大竹選手、0号車・戸敷選手のスターレットがスタートからトップ争いを演じていました。すぐ後ろに13号車・北川選手のカルタスが食い下がっていましたが、中盤に後退し代わりに22号車のみかもと選手のスターレットがトップ2台のすぐ後ろまで迫っていましたが結局3位でフィニッシュでした。トップの2台はまさにドックファイトで最終的に64/1000秒差という僅差で21号車が勝利しました。

また同時に走行しているN1000クラス、660~1000cc以下のクラスは初代トヨタ・ヴィッツで構成されています。現在でも開催されている「GAZOO Racing Netz Cup」で行われているヴィッツレースとよく似ています。レースはN1400クラスのマシンと同時走行となるので上位クラスのマシンにラインを譲りながらのバトルとなり、クレバーな走り方が要求されます。41号車の佐藤選手、39号車の黒岩選手がトップ争いしていましたが、41号車が僅差で逃げ切り開幕戦を勝利で飾りました。



ロードスターカップは新旧交えた混戦!


ロードスターカップは初代NAから先代NBが同時スタートをしそれぞれのトップを競うカテゴリーとなります。全25台がエントリーする草レースならではの賑やかなものとなりました。それぞれの参加車両の大半がナンバー付き車両なのでクルマを壊してしまうとレース後に帰宅できなくなるドライバーもいるので其れ程激しいものにはならないだろうなと思っていたものの、クリーンなワンメイクレースならではの接戦を繰り広げました。



最新NCロードスターカップ、現行デミオレース!


それぞれ現行のNC型ロードスターとデミオが同時スタートで行われるレースは天気があやしくなってきた曇り空の中で行われました。ロードスターは現行モデルになってから3ナンバーとなったものの、その運転の楽しさはまだまだ進化している様で決してスピードレンジは高くはないものの実力が拮抗したレースとなっています。まだ開幕戦なのでお互いの走り方を観察しているようにも思える、まだまだシーズンが進んでいけばレースはさらに白熱したものとなるのかもしれません。

 

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