2012 FUJI SPRINT CUP
FUJI SPRINT CUP、SUPER GT第2レースはベテラン立川の勝利!
静岡・富士スピードウェイにて開催されている「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」。SUPER GTの第2レース決勝は、
GT300はポールポジションを獲得したNo.33 HANKOOK PORSCHEの影山正美がクリアスタートを決めるが、
だが終盤、
一方、GT500は予選4位に甘んじたNo.38 ZENT CERUMO SC430の立川祐路が見事なスタートを披露。予選ポールNo.
SUPER GT 結果結果
・GT300_第2レース(TOP3)
1.No.66 吉本大樹(No.66 triple a Vantage GT3)22L
2.No.2 加藤寛規(No.2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電)+1.273
3.No.88 織戸学(マネパ ランボルギーニ GT3)+15.787
・GT500_第2レース(TOP3)
1.No.38 立川祐路(ZENT CERUMO SC430) 22L
2.No.36 中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SC430)+2.632
3.No.100伊沢拓也(RAYBRIG HSV-010)+3.319
FUJI SPRINT CUP、Fニッポンの勝者は伊沢拓也
前日とは打って変わり、青空が広がる天気に恵まれた「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」。最終日は、
往年のトップドライバーらが競うレジェンドカップ。
ちなみに、ポールポジションは72歳の高橋国光選手となった。
次に行われた全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの決勝レース。
スタートを決めたのは予選2位のNo. 1 A・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)。オープニングラップから後続を大きく引き離し、
結局、トップのロッテラーを脅かすほどに差は縮まることなく、
Formula NIPPON 決勝結果(TOP6)
1.No.40伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)22L 32’10.212
2.No.19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)+0.315
3.No. 8ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)+1.346
4.No.39国本雄資(Project μ/cerumo・INGING)+4.593
5.No.20松田次生(TEAM IMPUL)+5.420
6.No.38平手晃平(Project μ/cerumo・INGING)7.336

FUJI SPRINT CUP、SUPER GT第1レースは雨による赤旗中断で終了
静岡・富士スピードウェイにて開催されている「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」。土曜日の午後にはSUPER GTの第1レース決勝が行われた。
22周、およそ100kmのスプリントレースで展開する今回。
GT300はポールポジションからスタートを切ったNo.33 HANKOOK PORSCHEの藤井誠暢が雨をもろともせず、盤石の走り。
一方、GT500は天候がさらに悪化する中でスタート。
なお、GT500のレースは、
◎SUPER GT 結果結果
・GT300_第1レース(TOP3)
1.No.33 藤井誠暢(HANKOOK PORSCHE)22L
2.No.16 中嶋大祐(MUGEN CR-Z GT)+9.022
3.No.43 松浦孝亮(ARTA Garaiya)+12.701
・GT500_第1レース(TOP3)
1.No.1 ロニー・クインタレッリ(S Road REITO MOLA GT-R) 10L
2.No.17 塚越広大(KEIHIN HSV-010)+0.764
3.No.6 大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430)+2.726
FUJI SPRINT CUP、Fニッポン予選のトップは塚越広大!
11月17日、「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」の2日目は雨でスタート。本降りになる中、
今回、ノックアウト方式に変わり予選で採用されたのは、
雨でクルマが安定しない中、
なお、予選でトップタイムをマークし、
Fニッポンの決勝は、明日正午にスタート。S-
◎Formula NIPPON 予選結果(TOP6)
1.No.41塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’40.384
2.No. 1アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)1’40.577
3.No.39国本雄資(Project μ/cerumo・INGING)1’40.927
4.No.40伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’41.291
5.No.19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)1’41.801
6.No.15佐藤琢磨(TEAM 無限)1’42.129
FUJI SPRINT CUP、SUPER GT予選がそれぞれ終了
11月16日から静岡・富士スピードウェイにて始まった「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」。金曜日は、フォーミュラ・
S-GTはスプリントレースのため、GT300、
GT300は今シーズン逆転チャンピオンを果たしたNo.911 エンドレス TAISAN 911が今ひとつ奮わず。代わって両レース(第1・第2レース)
一方、GT500は気温、路面温度が下がっていく中、
明日はGT300およびGT500クラスの第1レースがそれぞれ
◎SUPER GT 予選結果
・GT300_第1レース(TOP3)
1.No.33 藤井誠暢(HANKOOK PORSCHE)1’37.930
2.No.88 青木孝行(マネパ ランボルギーニ GT3)1’38.262
3.No.16 中嶋大祐(MUGEN CR-Z GT)1’38.398
・GT300_第2レース(TOP3)
1.No.33 影山正美(HANKOOK PORSCHE)1’37.892
2.No.88 織戸学(マネパ ランボルギーニ GT3)1’38.044
3.No.16 武藤英紀(MUGEN CR-Z GT)1’38.109
・GT500_第1レース(TOP3)
1.No.6 大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430)1’30.730
2.No.36 ロイック・デュバル(PETRONAS TOM’S SC430)1’30.911
3.No.38 平手晃平(ZENT CERUMO SC430)1’31.062
・GT500_第2レース(TOP3)
1.No.36 中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SC430)1’30.823
2.No.35 アンドレア・カルダレッリ(KeePer Kraft SC430)1’30.925
3.No.12 松田次生(カルソニックIMPUL GT-R)1730.985

レースプレビュー・FUJI SPRINT CUP
SUPER GTあり、フォーミュラ・ニッポンあり、のもりだくさんのイベント、「富士スプリントカップ」が今年も富士スピードウェイで開催される。開催前日の11月15日には、地元の御殿場市小山町で町制100周年イベントとして「富士スプリントカップ 公開車検祭り」が実施され、まさに年に一度の「お祭り」としてにぎわいをみせそうだ。16日から3日間、秋深まる富士スピードウェイは、もっともホットなイベントで、今シーズンのモータースポーツを締めくくろうとしている。
シリーズ戦とは異なる魅力、シリーズ戦にはないイベントが今年も目白押し!
SUPER GTも全日本選手権フォーミュラ・ニッポンもすでに今シーズンの全レースは終了。どのドライバー、チームも心地よい疲れの中にいる頃。しかし、ちょっと待った! まだ熱い戦いが残されていることをお忘れではないだろうか? 富士スピードウェイで開催される“JAF グランプリ SUPER GT & Formula NIPPON 富士スプリントカップ 2012”(通称:富士スプリントカップ)が3日間にわたって、GTあり、フォーミュラありの大変にぎやかなイベントとして行われるのだ。この富士スプリントカップ、日頃のシリーズ戦と一線を画し、異なる見せ方でレースを展開する。ではその中身について触れていこう。
GTレースは1選手によるスプリントレースに!
通常は1台のクルマを2選手がドライブするS-GT。しかし、このスプリントカップでは、1レースたった100kmで戦う。いつもなら、最短でも250kmを2選手が分け合ってレースをするため、今回は1選手によるスプリントレースに変更される。また、クラスの混走もない。いつもは、GT500と300の両クラスが百花繚乱とばかり入り乱れての壮絶なバトルを展開するわけだが、今回はシンプルなガチンコバトルになるのだ。ということで、GT500、GT300の両クラスがそれぞれ、しかも1選手ずつ予選&決勝を戦うことになり、GTチームのスタッフはさぞかし多忙な週末になることだろう。だが、ファンにとってはGT車両が何度もコース上を走破し、しかも、同じクルマでも選手が異なればどのようなレース展開に変わるのかどうか、これまた違った見どころが用意されているわけで、魅力たっぷりのレース内容といえる。
なお、S-GTの予選は16日に実施。各選手がアタックを担当するため、普段はメインアタックを担当しない選手による予選を見るのも、面白いのでは? そして、肝心の決勝は、17、18日両日に実施。1選手がどちらかの曜日に走行するため、S-GTの場合、両日とも決勝レースを見ることができる。全車ニュータイヤでのスタートで、ガソリン補給などのピットインはない。さらにスタートはGTおなじみのローリング方式ではなく、グリッドで一旦停止して一斉にスタートするスタンディング方式! スタート時にエンジンストール! なんていうハプニングもあるやもしれない。レギュラーシーズンでは見ることがないレース方式だけに、興味津々といったところだ。
「フォーミュラ・ニッポン」の名の下に走るラストレース!
来シーズンから「スーパーフォーミュラ」という新たな名称へと生まれ変わるフォーミュラ・ニッポン。シリーズ戦は終わったため、このスプリントカップをもってフォーミュラ・ニッポンとしてのレースは事実上見納めとなる。
S-GTと違い、こちらはもともとシングルシーターなので、スプリントカップで大きく趣向が変わるわけではない。だが、予選方法に変更を加えた。いつもメインで採用されているノックアウトではなく、今回はスーパーラップにて行われることになったのだ。レースファンなら、もうピンとくるとは思うが、このスーパーラップ、S-GTでよく採用されている方式だ。1台ずつクルマがコースインし、決められた周回の中でアタックを行うというもの。コースインのタイミングなどをまったく気にすることなく、自分自身の思いどおりにアタックするため、腕が鳴るという選手もいるだろう。だが、一切言い訳が許されないシビアなタイムアタックにもなる。緊張感高まる予選方式だけに、いつも以上にシビアな戦いになる可能性が高いと言える。
なお、フォーミュラ・ニッポンの予選は17日の1日のみ。決勝は翌日18日。こちらもGT同様、100kmのスプリントレースとなり、ピットインやタイヤ交換といったピット作業は発生しない。だが、S-GTに参戦中の選手にとっては、GTとフォーミュラの両カテゴリーレースをしっかりとドライブしなければならないため、いくらスプリントレースとはいえ、なかなかハードなはず。確かに、シリーズン戦ではないスペシャルイベントであるため、“お祭り”と割り切ってしまえばいいのかもしれない。だが、この大会、実はそんな軽いノリでは済まされないスペシャルな要素を含んでいるのだ。
タイトルが持つ意味
スプリントカップは単独開催の特別戦。だが、このイベントには「JAFグランプリ」というビッグなタイトルが懸かっている。そう、日本自動車連盟(JAF)のタイトルを獲得することで、モータースポーツ史に名を刻むことができるのだ。このチャンスは、各クラスすべてにおいて授与されるため、選手にとってはとてもお祭りモードの気楽なレース、なんて言えるはずはない。たった一度のレースで勝利することは、すなわち真の日本一が決まることと相違ないだけに、どの選手、チームもガチンコモードで戦いに挑むことになりそうだ。
スプリントカップならではの争いもアリ
S-GT、フォーミュラ・ニッポンとふたつのカテゴリーで様々なバトルを楽しめるのが、スプリントカップの醍醐味ではあるが、さらにスペシャルな「競争」が用意されている。それが、東西対抗戦だ。全出場選手を出身地に合わせ、東西に区分。外国人選手は主催者によって分けられるのだが、東軍と西軍に分かれてレース結果をポイント化。レース以外のイベントでの東西戦も色々と用意されており、これらすべてがポイントとして加算され、最終的な勝敗を決定する。お気に入り選手の所属する軍を応援するか、お客さん自身の出身地の軍を応援するか…。まるで年末の紅白歌合戦のような楽しみかたを味わっていただきたい。
レースはレースでも、キャリアが違います!
現役選手も大忙しなら、監督の中にもかなり多忙、いや、相当ヤル気に燃えているチームもあるのをご存知だろうか? スプリントカップでは恒例になっている「LEGEND CUP」。こちらは、往年の名選手が仲良く!? 勢ぞろいし、ワンメイクレースに勤しむというレース。毎年、波乱に満ちた? 想像を絶する展開に、スタンドだけでなく、チーム関係者、取材者も大いに盛り上がるという名物イベントになっている。
今年の参戦マシンは、「TOYOTA 86」。まだS-GTにもお目見えしていない車両でのワンメイクレースともなれば、さらにヒートアップは必至かと思われる。参戦選手として名があがっているのは、お馴染、NAKAJIMA RACINGの中嶋悟監督、TEAM KUNIMITSUの高橋国光監督、昨年度のウィナー、NDDP RACINGの長谷見昌弘監督ら。そしてなんと、今年はついにあの闘将が参加を表明している。それは、元祖“日本一速い男”星野一義監督他ならない。毎年、このレジェンドカップでチェッカードフラッグを降り降ろす役に就任していたのだが、今年はついに自らステアリングを握る。今やすっかり温和になった元選手の皆さんだが、一度ステアリングを握れば、気持ちはもうレーシングドライバー。そんな彼らが86をいかにコントロールし、軽快に富士を走り抜けるのか。請うご期待!といったところだ。
タイムスケジュールをキチンとチェックしよう!
S-GTやフォーミュラ・ニッポンでのレースイベントは通常2日間。土、日曜での開催となるが、このスプリントカップは金曜日からの3日間開催となる。また、予選方式や決勝もいつも違い、変則的になっている。このため、サーキットへと足を運ぶ予定のある人はぜひとも事前にしっかりとスケジュールを把握の上、来場することをオススメする。イベントステージも多数用意され、大いに盛り上がりそうなスプリントカップ。ぜひお楽しみあれ!
◎主なタイムスケジュール
・11/ 16(金)
10:00 – 11:00 S-GT公式練習(GT500 & GT300)
12:00 – 13:00 Fニッポン フリー走行
14:05 – 14:25 S-GT GT300 第1レース予選
14:35 – 14:55 S-GT GT500 第1レース予選
15:10 – 15:30 S-GT GT300 第2レース予選
15:40 – 16:00 S-GT GT500 第2レース予選
16:10 – 16:50 サンクスウォーク (無料)
・11/ 17(土)
09:45 – 10:00 オープニングセレモニー(ポディウム上)
10:15 – 11:00 Fニッポン 予選スペシャルステージ(スーパーラップ方式)
11:25 – 12:25 ピットウォーク
12:45 - S-GT GT300 第1レース(22周)
15:15 - S-GT GT500 第1レース(22周)
16:10 – 16:40 レジェンドカップ予選
・11/ 18(日)
08:10 – 09:05 ピットウォーク (ピットレーン)
10:15 – 10:30 パレードラン(S-GT & Fニッポン車両)
10:30 – 10:50 オープニングセレモニー
10:50 – 11:30 オールグリッドウォーク
12:00 - Fニッポン 決勝(22周)
13:20 - レジェンドカップ 決勝(7周)
14:15 - S-GT GT300 第2レース(22周)
15:30 - S-GT GT500 第2レース(22周)
16:30 – 17:05 グランドフィナーレ