2012 FUJI SPRINT CUP - イベント・レースレポート

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2012 FUJI SPRINT CUP

2012年11月19日 更新

FUJI SPRINT CUP、SUPER GT第2レースはベテラン立川の勝利!

静岡・富士スピードウェイにて開催されている「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」。SUPER GTの第2レース決勝は、ドライバーの技量を遺憾なく発揮する展開になり、観客を大いに魅了した。

GT300はポールポジションを獲得したNo.33 HANKOOK PORSCHEの影山正美がクリアスタートを決めるが、予選6位No.66 triple a Vantage GT3の吉本大樹が、他車のハプニングなどを味方につけ、オープニングラップで早くも2位に浮上。以後、影山を猛追する。結果、吉本は序盤にトップを奪取、さらに今回がラストレースとなるNo.2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電の加藤寛規、さらには昨年のチャピオン、No.0 GSR 初音ミク BMWの谷口信輝もこれに続き、トップ3を形成した。

だが終盤、0号車の谷口は足回りのトラブルで緊急ピットインを強いられ、戦線離脱。変わって予選2位のNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3の織戸学が3番手まで返り咲き、そのままチェッカー。今シーズンをもってチームが解散する吉本にとっては、有終の美を飾る優勝となった。

一方、GT500は予選4位に甘んじたNo.38 ZENT CERUMO SC430の立川祐路が見事なスタートを披露。予選ポールNo.36 PETRONAS TOM’S SC430の中嶋一貴が必死にこれに喰らい着いた。つねに1秒を切る僅差で猛追を続けた中嶋だが、最後はベテラン立川が逃げ切り。最終戦もてぎに続き、優勝を遂げた。また、2位中嶋に続いたのは、No.100 RAYBRIG HSV-010の伊沢拓也。スタートから激しい追い上げを見せて、ジャンプアップに成功。ひと足先に行われたフォーミュラ・ニッポンでも優勝を果たした伊沢が、その勢いで3位を手にすることになった。

SUPER GT 結果結果

・GT300_第2レース(TOP3)
1.No.66 吉本大樹(No.66 triple a Vantage GT3)22L
2.No.2 加藤寛規(No.2 エヴァンゲリオンRT初号機アップル紫電)+1.273
3.No.88 織戸学(マネパ ランボルギーニ GT3)+15.787

・GT500_第2レース(TOP3)
1.No.38 立川祐路(ZENT CERUMO SC430) 22L
2.No.36 中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SC430)+2.632
3.No.100伊沢拓也(RAYBRIG HSV-010)+3.319



2012年11月19日 更新

FUJI SPRINT CUP、Fニッポンの勝者は伊沢拓也

前日とは打って変わり、青空が広がる天気に恵まれた「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」。最終日は、まず前日の悪天候で中止されたレジェンドカップの予選から始まった。
往年のトップドライバーらが競うレジェンドカップ。今年は使用するクルマがTOYOTA 86になり、全選手が初ドライブとなる。予選ではアタックラップと年齢を考慮したハンディキャップが設けられ、決勝グリッドが決定した。
ちなみに、ポールポジションは72歳の高橋国光選手となった。

次に行われた全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの決勝レース。22周・100kmでの競争はタイヤ交換、ガソリン補給などのピット作業は一切ない。オーバーテイクシステムは5度使用可能で、まさにドライバーのガチンコ勝負となった。

スタートを決めたのは予選2位のNo. 1 A・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)。オープニングラップから後続を大きく引き離し、盤石の走りを見せた。一方、2位以下はトラブルで後退したポールポジションのNo.41 塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)に変わり、チームメイトのNo.40 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が浮上し、それをNo.19 JP.デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が激しくプッシュすることになった。

結局、トップのロッテラーを脅かすほどに差は縮まることなく、2位争いも詰め寄るだけで逆転には至らず。結果、序盤の順位でトップ3が決定した。ところが、レース後の再車検で、トップ36号車の車両違反が判明。失格となったため、ポジションが繰り上がり、伊沢が勝者となった。

Formula NIPPON 決勝結果(TOP6)

1.No.40伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)22L 32’10.212
2.No.19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)+0.315
3.No. 8ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)+1.346
4.No.39国本雄資(Project μ/cerumo・INGING)+4.593
5.No.20松田次生(TEAM IMPUL)+5.420
6.No.38平手晃平(Project μ/cerumo・INGING)7.336

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  • 2012年11月19日 更新

    FUJI SPRINT CUP、SUPER GT第1レースは雨による赤旗中断で終了

    静岡・富士スピードウェイにて開催されている「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」。土曜日の午後にはSUPER GTの第1レース決勝が行われた。

    22周、およそ100kmのスプリントレースで展開する今回。完全フルウェットの決勝レースは、雨脚が強まる中でスタート。GT300は規定集回数の22周を走破できたが、その後のGT500ではさらに天候が悪化、視界不良によりセーフティカーが導入され、その直後に赤旗中断となってしまった。

    GT300はポールポジションからスタートを切ったNo.33 HANKOOK PORSCHEの藤井誠暢が雨をもろともせず、盤石の走り。見事優勝を果たした。2位にはスタート直後にポジションアップに成功したNo.16 MUGEN CR-Z GTの中嶋大祐が続き、ハイブリッドカー参戦初年度ながら、あらためて底力を見せることになった。3位には、今回のレースをもって活動休止が宣言されたNo.43 ARTA Garaiya。ドライブを担当した松浦孝亮は、オープニングラップで後続車に接触され、一度はポジションダウンしたが、そこから怒濤の走りを披露。見事3位までジャンプアップを果たした。

    一方、GT500は天候がさらに悪化する中でスタート。ここでロケットスタートを見せたのが、予選7番手にいたNo.12 カルソニックIMPUL GT-RのJP.デ・オリベイラ。だが、のちに反則スタートのペナルティをとられ、後退する。この中で安定した速さを見せていたのが、予選2位だったNo.6 ENEOS SUSTINA SC430の大嶋和也。しかし、後方から追い上げを見せたNo.17 KEIHIN HSV-010の塚越広大、さらにはNo.1 S Road REITO MOLA GT-RのR・クインタレッリの猛追にも遭い、3位に甘んじた。

    なお、GT500のレースは、11周走行中に視界不良のために赤旗中断。最終的にはこれをもってレース終了となり、レースが成立することになった。

    ◎SUPER GT 結果結果

    ・GT300_第1レース(TOP3)
    1.No.33 藤井誠暢(HANKOOK PORSCHE)22L
    2.No.16 中嶋大祐(MUGEN CR-Z GT)+9.022
    3.No.43 松浦孝亮(ARTA Garaiya)+12.701

    ・GT500_第1レース(TOP3)
    1.No.1 ロニー・クインタレッリ(S Road REITO MOLA GT-R) 10L
    2.No.17 塚越広大(KEIHIN HSV-010)+0.764
    3.No.6 大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430)+2.726



    2012年11月17日 更新

    FUJI SPRINT CUP、Fニッポン予選のトップは塚越広大!

    11月17日、「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」の2日目は雨でスタート。本降りになる中、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの予選が行われた。
    今回、ノックアウト方式に変わり予選で採用されたのは、スーパーラップ。今シーズンのドライバーズランキングにそって、最下位から1台ずつコースインし、タイムアタックに挑んだ。
    雨でクルマが安定しない中、足下をすくわれながらも果敢にアタックするドライバーたち。今回は、最速タイムを競うだけでなく、ファステストラップ賞が設けられていたことから、いわゆる“直線番長”を決める予選でもあった。

    なお、予選でトップタイムをマークし、ポールポジションを獲得したのは、今シーズンのドライバーズランキングで2位になったNo.41 塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。

    Fニッポンの決勝は、明日正午にスタート。S-GT同様ピットストップを伴わない22周、100kmの戦いとなる。

     

    ◎Formula NIPPON 予選結果(TOP6)

    1.No.41塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’40.384
    2.No. 1アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)1’40.577
    3.No.39国本雄資(Project μ/cerumo・INGING)1’40.927
    4.No.40伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’41.291
    5.No.19ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)1’41.801
    6.No.15佐藤琢磨(TEAM 無限)1’42.129



    2012年11月16日 更新

    FUJI SPRINT CUP、SUPER GT予選がそれぞれ終了

    11月16日から静岡・富士スピードウェイにて始まった「JAF Grand Prix SUPER GT&Formula NIPPON ~FUJI SPRINT CUP2012~」。金曜日は、フォーミュラ・ニッポンのフリー走行とSUPER GTの予選が行われた。
    S-GTはスプリントレースのため、GT300、GT500それぞれドライバー別に予選と決勝レースを実施する。このため、予選でも各ドライバーが自身の出走レースのタイムアタックにトライした。

    GT300は今シーズン逆転チャンピオンを果たしたNo.911 エンドレス TAISAN 911が今ひとつ奮わず。代わって両レース(第1・第2レース)でポールポジションを獲得したのは、No.33 HANKOOK PORSCHEの藤井誠暢(第1レース)と影山正美(第2レース)両名。ともにこれまでのレースレコードを大きく上回る好タイムをマークし、文句ナシのダブルポールポジションを獲得した。

    一方、GT500は気温、路面温度が下がっていく中、装着したタイヤやセットアップによって、明暗が分かれたようだ。第1レースの予選でトップタイムをマークしたのはNo.6 ENEOS SUSTINA SC430の大嶋和也。これを0.181秒差でNo.36 PETRONAS TOM’S SC430のロイック・デュバルが続き、トップ3はSC430が独占した。さらに、第2レースでもSC勢の優位が続いたが、ここで気を吐いたのが、No.12 カルソニックIMPUL GT-Rの松田次生。第6戦富士で優勝していることもあり、うまくセットアップを果たし、タイムアップに成功。3番手に滑り込む仕事を見せた。

    明日はGT300およびGT500クラスの第1レースがそれぞれ22周、約100kmにて実施されるが、天気予報はあいにくの雨。ウェットレース、しかもスタンディングスタートによるレース展開の行方に注目が集まる。

     

    ◎SUPER GT 予選結果

    ・GT300_第1レース(TOP3)
    1.No.33 藤井誠暢(HANKOOK PORSCHE)1’37.930
    2.No.88 青木孝行(マネパ ランボルギーニ GT3)1’38.262
    3.No.16 中嶋大祐(MUGEN CR-Z GT)1’38.398

    ・GT300_第2レース(TOP3)
    1.No.33 影山正美(HANKOOK PORSCHE)1’37.892
    2.No.88 織戸学(マネパ ランボルギーニ GT3)1’38.044
    3.No.16 武藤英紀(MUGEN CR-Z GT)1’38.109

    ・GT500_第1レース(TOP3)
    1.No.6 大嶋和也(ENEOS SUSTINA SC430)1’30.730
    2.No.36 ロイック・デュバル(PETRONAS TOM’S SC430)1’30.911
    3.No.38 平手晃平(ZENT CERUMO SC430)1’31.062

    ・GT500_第2レース(TOP3)
    1.No.36 中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SC430)1’30.823
    2.No.35 アンドレア・カルダレッリ(KeePer Kraft SC430)1’30.925
    3.No.12 松田次生(カルソニックIMPUL GT-R)1730.985

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  • 2012年11月16日 更新

    レースプレビュー・FUJI SPRINT CUP

    SUPER GTあり、フォーミュラ・ニッポンあり、のもりだくさんのイベント、「富士スプリントカップ」が今年も富士スピードウェイで開催される。開催前日の11月15日には、地元の御殿場市小山町で町制100周年イベントとして「富士スプリントカップ 公開車検祭り」が実施され、まさに年に一度の「お祭り」としてにぎわいをみせそうだ。16日から3日間、秋深まる富士スピードウェイは、もっともホットなイベントで、今シーズンのモータースポーツを締めくくろうとしている。

    シリーズ戦とは異なる魅力、シリーズ戦にはないイベントが今年も目白押し!

    SUPER GTも全日本選手権フォーミュラ・ニッポンもすでに今シーズンの全レースは終了。どのドライバー、チームも心地よい疲れの中にいる頃。しかし、ちょっと待った! まだ熱い戦いが残されていることをお忘れではないだろうか? 富士スピードウェイで開催される“JAF グランプリ SUPER GT & Formula NIPPON 富士スプリントカップ 2012”(通称:富士スプリントカップ)が3日間にわたって、GTあり、フォーミュラありの大変にぎやかなイベントとして行われるのだ。この富士スプリントカップ、日頃のシリーズ戦と一線を画し、異なる見せ方でレースを展開する。ではその中身について触れていこう。

    GTレースは1選手によるスプリントレースに!

    通常は1台のクルマを2選手がドライブするS-GT。しかし、このスプリントカップでは、1レースたった100kmで戦う。いつもなら、最短でも250kmを2選手が分け合ってレースをするため、今回は1選手によるスプリントレースに変更される。また、クラスの混走もない。いつもは、GT500と300の両クラスが百花繚乱とばかり入り乱れての壮絶なバトルを展開するわけだが、今回はシンプルなガチンコバトルになるのだ。ということで、GT500、GT300の両クラスがそれぞれ、しかも1選手ずつ予選&決勝を戦うことになり、GTチームのスタッフはさぞかし多忙な週末になることだろう。だが、ファンにとってはGT車両が何度もコース上を走破し、しかも、同じクルマでも選手が異なればどのようなレース展開に変わるのかどうか、これまた違った見どころが用意されているわけで、魅力たっぷりのレース内容といえる。

    なお、S-GTの予選は16日に実施。各選手がアタックを担当するため、普段はメインアタックを担当しない選手による予選を見るのも、面白いのでは? そして、肝心の決勝は、17、18日両日に実施。1選手がどちらかの曜日に走行するため、S-GTの場合、両日とも決勝レースを見ることができる。全車ニュータイヤでのスタートで、ガソリン補給などのピットインはない。さらにスタートはGTおなじみのローリング方式ではなく、グリッドで一旦停止して一斉にスタートするスタンディング方式! スタート時にエンジンストール! なんていうハプニングもあるやもしれない。レギュラーシーズンでは見ることがないレース方式だけに、興味津々といったところだ。

    「フォーミュラ・ニッポン」の名の下に走るラストレース!

    来シーズンから「スーパーフォーミュラ」という新たな名称へと生まれ変わるフォーミュラ・ニッポン。シリーズ戦は終わったため、このスプリントカップをもってフォーミュラ・ニッポンとしてのレースは事実上見納めとなる。

    S-GTと違い、こちらはもともとシングルシーターなので、スプリントカップで大きく趣向が変わるわけではない。だが、予選方法に変更を加えた。いつもメインで採用されているノックアウトではなく、今回はスーパーラップにて行われることになったのだ。レースファンなら、もうピンとくるとは思うが、このスーパーラップ、S-GTでよく採用されている方式だ。1台ずつクルマがコースインし、決められた周回の中でアタックを行うというもの。コースインのタイミングなどをまったく気にすることなく、自分自身の思いどおりにアタックするため、腕が鳴るという選手もいるだろう。だが、一切言い訳が許されないシビアなタイムアタックにもなる。緊張感高まる予選方式だけに、いつも以上にシビアな戦いになる可能性が高いと言える。

    なお、フォーミュラ・ニッポンの予選は17日の1日のみ。決勝は翌日18日。こちらもGT同様、100kmのスプリントレースとなり、ピットインやタイヤ交換といったピット作業は発生しない。だが、S-GTに参戦中の選手にとっては、GTとフォーミュラの両カテゴリーレースをしっかりとドライブしなければならないため、いくらスプリントレースとはいえ、なかなかハードなはず。確かに、シリーズン戦ではないスペシャルイベントであるため、“お祭り”と割り切ってしまえばいいのかもしれない。だが、この大会、実はそんな軽いノリでは済まされないスペシャルな要素を含んでいるのだ。

    タイトルが持つ意味

    スプリントカップは単独開催の特別戦。だが、このイベントには「JAFグランプリ」というビッグなタイトルが懸かっている。そう、日本自動車連盟(JAF)のタイトルを獲得することで、モータースポーツ史に名を刻むことができるのだ。このチャンスは、各クラスすべてにおいて授与されるため、選手にとってはとてもお祭りモードの気楽なレース、なんて言えるはずはない。たった一度のレースで勝利することは、すなわち真の日本一が決まることと相違ないだけに、どの選手、チームもガチンコモードで戦いに挑むことになりそうだ。

    スプリントカップならではの争いもアリ

    S-GT、フォーミュラ・ニッポンとふたつのカテゴリーで様々なバトルを楽しめるのが、スプリントカップの醍醐味ではあるが、さらにスペシャルな「競争」が用意されている。それが、東西対抗戦だ。全出場選手を出身地に合わせ、東西に区分。外国人選手は主催者によって分けられるのだが、東軍と西軍に分かれてレース結果をポイント化。レース以外のイベントでの東西戦も色々と用意されており、これらすべてがポイントとして加算され、最終的な勝敗を決定する。お気に入り選手の所属する軍を応援するか、お客さん自身の出身地の軍を応援するか…。まるで年末の紅白歌合戦のような楽しみかたを味わっていただきたい。

    レースはレースでも、キャリアが違います!

    現役選手も大忙しなら、監督の中にもかなり多忙、いや、相当ヤル気に燃えているチームもあるのをご存知だろうか? スプリントカップでは恒例になっている「LEGEND CUP」。こちらは、往年の名選手が仲良く!? 勢ぞろいし、ワンメイクレースに勤しむというレース。毎年、波乱に満ちた? 想像を絶する展開に、スタンドだけでなく、チーム関係者、取材者も大いに盛り上がるという名物イベントになっている。

    今年の参戦マシンは、「TOYOTA 86」。まだS-GTにもお目見えしていない車両でのワンメイクレースともなれば、さらにヒートアップは必至かと思われる。参戦選手として名があがっているのは、お馴染、NAKAJIMA RACINGの中嶋悟監督、TEAM KUNIMITSUの高橋国光監督、昨年度のウィナー、NDDP RACINGの長谷見昌弘監督ら。そしてなんと、今年はついにあの闘将が参加を表明している。それは、元祖“日本一速い男”星野一義監督他ならない。毎年、このレジェンドカップでチェッカードフラッグを降り降ろす役に就任していたのだが、今年はついに自らステアリングを握る。今やすっかり温和になった元選手の皆さんだが、一度ステアリングを握れば、気持ちはもうレーシングドライバー。そんな彼らが86をいかにコントロールし、軽快に富士を走り抜けるのか。請うご期待!といったところだ。

    タイムスケジュールをキチンとチェックしよう!

    S-GTやフォーミュラ・ニッポンでのレースイベントは通常2日間。土、日曜での開催となるが、このスプリントカップは金曜日からの3日間開催となる。また、予選方式や決勝もいつも違い、変則的になっている。このため、サーキットへと足を運ぶ予定のある人はぜひとも事前にしっかりとスケジュールを把握の上、来場することをオススメする。イベントステージも多数用意され、大いに盛り上がりそうなスプリントカップ。ぜひお楽しみあれ!

    ◎主なタイムスケジュール

    ・11/ 16(金)
    10:00 – 11:00 S-GT公式練習(GT500 & GT300)
    12:00 – 13:00 Fニッポン フリー走行
    14:05 – 14:25 S-GT GT300 第1レース予選
    14:35 – 14:55 S-GT GT500 第1レース予選
    15:10 – 15:30 S-GT GT300 第2レース予選
    15:40 – 16:00 S-GT GT500 第2レース予選
    16:10 – 16:50 サンクスウォーク (無料)

    ・11/ 17(土)
    09:45 – 10:00 オープニングセレモニー(ポディウム上)
    10:15 – 11:00 Fニッポン 予選スペシャルステージ(スーパーラップ方式)
    11:25 – 12:25 ピットウォーク
    12:45 -     S-GT GT300 第1レース(22周)
    15:15 -     S-GT GT500 第1レース(22周)
    16:10 – 16:40 レジェンドカップ予選

    ・11/ 18(日)
    08:10 – 09:05 ピットウォーク (ピットレーン)
    10:15 – 10:30 パレードラン(S-GT & Fニッポン車両)
    10:30 – 10:50 オープニングセレモニー
    10:50 – 11:30 オールグリッドウォーク
    12:00 -     Fニッポン 決勝(22周)
    13:20 -     レジェンドカップ 決勝(7周)
    14:15 -     S-GT GT300 第2レース(22周)
    15:30 -     S-GT GT500 第2レース(22周)
    16:30 – 17:05 グランドフィナーレ








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