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SUPER FORMULA第8戦SUGO プレビュー




みちのく仙台で今シーズン2度目のQ3レースに
 

今週末、東北・仙台で日本最高峰のフォーミュラレースが行なわれる。全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦は、宮城・スポーツランドSUGOを舞台に、シングルシーターでの攻防戦を繰り広げる。前回の舞台の富士とは、ひと味もふた味も異なるコンディションで、ドライバーたちはどんな戦いを見せてくれるのだろうか。
 

・ようやく梅雨明けした東北での一戦

7月上旬から順次梅雨明けがアナウンスされた日本列島。そして、ようやく8月4日になって北陸そして、東北南部・北部のにおいて梅雨明けが発表されたようだ。東北地方では、平年より7〜11日遅い梅雨明けになったという。今年は、梅雨期間中の降水量が平年を大きく上回り、大雨となった地域が多かっただけに、今週末の天気の行方が心配だったレースファンも多いのではないだろうか。いずれにせよ、今シーズンのスーパーフォーミュラはすでに気まぐれな天候に影響を受けており、4月下旬の第3戦オートポリス戦は天候不順によって決勝レースが実施できず、前回の富士で代替戦を行なっている。SUGOではすっきりとした夏空の下で、激戦を期待したいものだ。
 

・今シーズン2度目の予選Q3を実施

年間全12戦で行なわれるスーパーフォーミュラ。今大会で中盤戦の終えることになる。9月は少し遅い”夏休み”となり、10月に富士で2戦、そして11月に鈴鹿で最終イベントの2戦が実施されるため、この終盤戦に向けて、SUGO戦はいい流れを構築して終わりたいと願うドライバーも多いはず。一昨年までは6月中旬の開催だったが、昨年から8月上旬へと”お引越し”。梅雨明け直後のコンディションを想定してクルマの準備を進めるなか、やはりレースのカギを握るのが、予選になるはずだ。
 

というのも、このSUGOでも今シーズンから復活したQ3を採用しているからだ。シーズン最初にこのフォーマットが導入されたのは、オートポリス。レース・イベントとしては、土曜予選&日曜決勝という極めてスタンダートなものだが、こと予選のスケジュールに関しては、神経戦になりそう。ここで予選Q3のフォーマットをおさらいしよう。
 

24選手が2組に分かれ、Q1を実施。ここまではいつものQ1と同じだ。だが、Q2に進出できるのは各組上位5台と、いつもより1台少ない。そのQ2を出走した10台から、Q3に進出できるのは上位5台に絞られる。Q2までの予選では、全12台がポールポジションを目指して競うが、Q3の場合は5台だけでアタック合戦を展開。コースインのタイミングからすでに駆け引きが始まるのは言うまでもなく、果たして、誰が最速ドライバーに名乗りを上げるのか、なんとも言えない緊張感が漂うだろう。
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そして、栄えあるQ3トップ、つまりポールポジションを手にしたドライバーには、賞金100万円が横浜ゴムから贈られる。1000分の1を競うことも決して珍しくないアタックは、見応えたっぷりなものになりそうだ。
 

・合言葉は「Stop 格之進」!?

今回のSUGO戦含め、残り5戦となるスーパーフォーミュラだが、現時点で暫定シリーズトップに立つのは、No. 6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)。2位のNo. 1 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)が44.5点のため、倍以上の差をつけている。そして岩佐に5.5点差で付けるのがNo.65 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)だ。富士での代替戦となった第3戦では、オープニングラップからセーフティカーが導入される荒れた展開となり、そのリスタートを味方にしてトップを奪取。予選9番手からの逆転優勝をやってのけた。第6、第7戦は、速さと強さに定評がある太田がそのパフォーマンスを存分に見せつけ、ライバルを蹴散らす圧倒的な強さを見せたが、フラガが見せた試合巧者ぶりは、極めて印象に残るものだった。今回も、どのようなアプローチを見せてくれるのか期待される。しかしながら、先のSUPER GT第4戦富士の決勝では、スタート直後のアクシデントに巻き込まれてクルマが宙を舞う事故に遭遇。大事なく経過観察も過ぎて退院したという報告もなされたが、なにかしら影響が出ないか心配も残る。
 

一方、同じGT富士戦でシーズン初優勝を果たしたのが牧野任祐だ。フォーミュラでは太田の僚友だが、レース結果では”後輩”太田に先を越されており、厳しい戦いを強いられている。カテゴリーこそ違えど、GTでの勝利を弾みにして息を吹き返すことができるのか。彼自身にとっても”試される”レースウィークになりそうだ。また、トヨタエンジンユーザーのなかでランキングトップに立つのが、No.14 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)。先の富士大会では流れに乗れず苦戦したが、第5戦鈴鹿でのポール・トゥ・ウィンでチームに初優勝をもたらしている。シーズンを通して安定感が増しているだけに、改めて浮上のきっかけを掴む戦いになるやもしれない。そして、忘れてはならないのが、No.36 坪井 翔(VANTELIN TEAM TOMʼS)。SUPER GTでは無双状態だが、今シーズンのスーパーフォーミュラは苦戦が続く。このSUGOでどこまで調整してくるのか。シーズン後半に向けて、いち早く軌道修正したいはずだ。
 

現時点で週末のSUGOの天候を見る限り、晴れの予報が出ている。また、気温も真夏日になるかどうか。猛暑日、酷暑日といった厳しい暑さではない天候の下、アツい激戦が繰り広げられることだろう。
 

■主なタイムスケジュール

8月8日(土)
09:00 – 10:20 フリー走行1回目
10:30 – 10:55 組分け走行
12:00 – 12:45 ピットウォーク
14:20 – 14:30 予選Q1・A組
14:35 – 14:45 予選Q1・B組
14:55 – 15:05 予選Q2
15:15 – 15:22 予選Q3
 

8月9日(日)
09:30 – 10:00 フリー走行2回目
11:50 – 12:50 ピットウォーク
13:25 – 14:20 スタート進行
14:20 – 第8戦 決勝レース 51周/最大75分










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