26年シーズン、初戦を制したのは太田格之進! 詳細ページ(29085) - イベント・レースレポート

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26年シーズン、初戦を制したのは太田格之進!




4月4日、栃木・モビリティリゾートもてぎにおいて、2026年お全日本スーパーフォーミュラ選手権開幕大会が幕を開けた。この日は第1戦の予選および決勝が行なわれたが、初戦はウェットコンディションに翻弄される形となった。そのなかで予選2位スタートのNo. 6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が不安定な天候とレース展開を制して優勝。幸先の良いシーズンを切ってる。
 

【予選】前日は好天気だったが…

今シーズンは参戦チームが16チームへと増えたスーパーフォーミュラ。1チーム1台のエントリーも5チームあるものの、出走台数は24台と賑わいを見せ、うち、5人がルーキードライバーという活気あるシーズンになっている。今年は関東での桜の開花も早く、タイムリーな時期に開幕戦を迎えることとなったが、スーパーフォーミュラでは久々にもてぎでの開幕戦を迎え、また1大会2レースのフォーマットにつき、開催を前にした3日(金)には、午前と午後にフリー走行が行なわれた。セッションの総合トップタイムを刻んだのは、ディフェンディングチャンピオンのNo. 1 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)。これにチームメイトのNo.16 野尻智紀、さらにNo.5 No. 5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続き、ホンダエンジンユーザーがトップ3を占めた。
 

金曜日は終日春の穏やかな天候に恵まれたもてぎだったが、第1戦を迎えた土曜日は早朝から曇天の天気へと一転する。午前9時30分からのノックアウト予選を前にパラパラと雨が降ることもあったが、幸いにしてセッション中はなんとかドライコンディションのまま遂行。しかしながら、気温、路面温度も前日比でかなり低いものとなり、セッティングの大幅な変更が求められることになった。
 

まず、Q1・A組には岩佐、牧野といった前日のフリー走行で好調だったドライバーが振り分けられており、さらには昨年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたNo.65 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)も出走する。そのなかで、各車は前日のセッションでのアタックシミュレーションで懸念していたタイヤの温めを意識しつつ、タイミングを見計らって12選手がアタックに挑んだ。
 

タイミングとタイヤの温まりのピークを完璧に合わせ込んだのは、岩佐。最後にトップタイム1分30秒833をマークし、Q2へのトップ通過を果たす。これに0.174秒差で牧野が2番手に。3番手にはチーム移籍後初レースを迎えたNo.12 小出 峻(ThreeBond Racing)、さらにフラガが続いた。また、ルーキーのNo.50 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)が気を吐き、Q1突破を決めている。
 

続くQ1・B組は午前9時45分にスタート。A組同様、12選手がシーズン初のアタックに入る。やはりタイヤのウォームアップを気にかけているのか、そのなかで残り時間3分を迎えたころから本格的なアタックへと突入する。セッション終盤に大きくタイムアップしたのは、野尻。だが、最終的にトップタイム1分30秒118をマークしたのは、太田。これに、今シーズンチーム移籍したNo.14 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)が続いた。
 

迎えたQ2。Q1を突破した12選手によるポールポジションを巡るアタックが始まったのは、午前10時5分。ピットで待機するか、即コースインするか_各車駆け引きを見せるなか、まず最初のアタックラップでトップに立ったのは、岩佐。各車アプローチが異なるなか、相手を牽制するように最後のアタックに向けて態勢を整えていく。セッション終盤、大きくタイムを削ってきたのは太田。1分29秒946という好タイムをマークし、もはやポールポジションを手にしたかに思われた。ところが、残り30秒もないなかでラストアタックに向かった岩佐がこれを上回るタイムをマーク。1分29秒847。太田に対し、0.099秒差で今シーズン最初の最速ドライバーとなった。悔しい太田に続いたのは、No.64 佐藤 蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)。これに福住が100分の1秒差で続いたが、その後の再車検で最低重量違反の裁定を受けることとなり予選は失格扱いに。決勝は最後尾からのスタートを強いられた。
 

【第1戦もてぎ 予選トップ3】

1.No. 1 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)1分29秒847
2.No. 6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1分29秒946
3.No.64 佐藤 蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)1分30秒067
 

【決勝】雨とアクシデントに翻弄された

予選セッションが行なわれた午前中はなんとか堪えていた雨だったが、とうとう午後に入ると天候が崩れ、空が泣き出した。予選セッションから4時間半のインターバルが設けられたが、午後に向けて次第に雨が強くなり、午後2時45分からの決勝を前にして路面はヘビーウェットの状況へと激変した。
 

決勝を前にしてレースはセーフティカーランでのスタートが決定。気温13度、路面温度15度という寒いコンディションでの初戦が号砲を迎えた。
 

セーフティカーに先導され、24台が周回を始めたものの依然として雨足は変わらず、ついに3周目で赤旗が提示される。メインストレートで待機を余儀なくされたものの、レースが再び始まったのは中断からおよそ1時間が経過していた。午後3時55分、レースが再開するが同じくセーフティカー先導によるスタートがとられ、そのまま15周が過ぎたタイミングで実質のレースが可能と判断され、セーフティカーがピットロードへ。ようやくレースモードとなり、不安定極まりない状態で戦いが始まった。
 

ポールスタートの岩佐は、冷静な判断と走りでトップを死守。これに太田、佐藤が続く一方、後方では激しいポジション争いが繰り広げられ、接触事故が発生。結果として3回目のセーフティカーが導入される。また、セーフティカーを把握していなかったクルマが接触事故を起こすこととなり、レースは荒れ模様と化してしまった。
 

文字通りサバイバルレースのなかでセーフティカーランが続き、コース上に停止した車両の回収等の作業が終わると、残り時間はおよそ6分あまり。19周目終わりで再開することになったが、ここで一気に勝負に出たのが太田だった。
 

狙いすましたように1コーナー手前でトップの岩佐に迫り、2コーナーを前にして逆転に成功。岩佐の前に出た。後方でも激しいポジション争いが始まったが、そのなかでスピンする車両が発生。これで4回目のセーフティカー先導となる。結果としてセーフティカーラン中の23周目終了の時点でチェッカーフラッグが提示され、レースは終了に。悪天候のなか、再三にわたりセーフティカーランを繰り返した初戦は、リスタートの好機を逃さなかった太田が勝利して幕を引く形で終わることとなった。
 

なお、この戦いでは本来のレース距離の75%を消化しておらず、上位入賞者に与えられるポイントも従来の半分となっている。
 

【第1戦もてぎ 決勝トップ3】

1.No. 6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)2:04’03.577 23周
2.No.15 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)+0.669
3.No.64 佐藤 蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)+1.016










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