インフィニティが本気でやってしまった。QX80 R-Spec──GT-R の血を引く 1,000 馬力モンスター 詳細ページ(28166) - イベント・レースレポート

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インフィニティが本気でやってしまった。QX80 R-Spec──GT-R の血を引く 1,000 馬力モンスター




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記事提供元:motortrend
 

SEMAショー特別仕様のR-Specコンセプトは、圧倒的なパワーとインスパイアされたボディキットを備えている。
 

1,000馬力のGT-R心臓を積んだインフィニティ QX80──そんなもの誰も想像していなかった。だが日産が実際に作ってしまった以上、もう目が離せない。むしろ「これ、市販してくれない?」と願うしかない。ラスベガスで開催されるSEMA 2025に向けて仕立てられた QX80 R-Specは、“ラグジュアリー・スポーツSUV”という概念を宇宙までぶっ飛ばしたような存在。その推進力となるのが、超・過激なツインターボ V6 ブースターだ。
 

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モントレー・カーワークで公開された QX80 Track Specですら十分に狂っていたが、R-Spec はその上を行く。中心となるのは、あの“ゴジラ”を育てた 3.8 リッター V6ツインターボ、VR38DETT。しかも今回はただのVR38ではない。GT-R T-Specタクミエディションの選ばれしエンジンビルダー、大山常臣氏がこの一基のために組み上げたスペシャルユニットだ。Garrett G シリーズのタービンを左右に配置し、ETSのエキマニ、カスタムのフレックス燃料システムを採用。これらにより、最大 1,000馬力まで対応可能な仕様に仕上げられている。VR38 を7速ATに接続するため、インフィニティはCNC加工の専用アダプタープレートまで製作。
 

制御には Motecのエンジンマネージメントを使用し、リアデフには電子制御ロッカーを組み合わせる。メーカー純正コンセプトとは思えないほどの“本気仕様”だ。
 

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もちろん、エンジンを積んだだけでは R-Spec は完成しない。巨大な 24×12 インチホイールの裏側には、GT-R のカーボンセラミックブレーキを加工して装着。タイヤはヨコハマ Parada Spec-X の 315/35R24。この重量級SUVとしては異常なほどのグリップ力と制動力が確保されている。車高は MCS の 3WAY 減衰力調整式コイルオーバーに、Eibach ERS スプリングを組み合わせてローダウン。ジオメトリー最適化のために専用ステアリングナックルまで製作され、さらに VR38 の搭載位置に合わせてラックを移設するという徹底ぶり。
 

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外観もパワーにふさわしく過激だ。GT-R T-Spec Takumi に着想を得たワイドボディは、ARP フロントスプリッター、SUV の頂上から突き出す巨大リアウイング、専用バンパー&サイドシルで構成される。ボディカラーは R34/R35 で伝説となった“ミッドナイトパープル”由来のラップ。カスタムディフューザーと、R35 を思わせるエキゾーストフィニッシャーも装備され、QX80 は完全に“GT-R 的な別物”へと姿を変えている。
 

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残念ながら、この狂気の R-Specが市販される可能性は低い。1,000馬力級VR38 の排ガス規制、専用ナックルとラック移設、設計自由度の問題……量産には現実的でない要素が多すぎる。ただし、より実現性の高い Track Spec の方向性が市販モデルへのヒントになるかもしれない。それでも R-Spec という存在そのものが、「内燃機関の夢はまだ終わっていない」──日産・インフィニティがそう語りかけてくるようだ。QX80 R-Spec は 2025 年 11 月 4〜7 日に開催される SEMA Show の日産ブースで展示予定。実物を目にすれば、このモンスターがなぜ“生きる伝説”として語られるのか、すぐ理解できるはずだ。
 










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