東京オートサロン2025レポート 自動車メーカーブース
1月10日から1月13日まで幕張メッセで開催された。トヨタブースではGRヤリスにミッドシップ4気筒ターボエンジンを搭載しレース参戦を発表。ホンダブースでは現車初公開となる、シビックタイプRのブラックエディションや2025年秋発売の新型プレリュードのカスタムモデルを初公開、日産ブースではR32 スカイラインGT-Rのハイブリッドもでる R32 EVを展示。GTNETブースでは今まで数回に渡りYouTubeなどのSNSメディアで発信してきた、GR86のコンプリートカーをC-WESTブースに展示。尚、C-WESTエアロパーツは1月下旬ごろの販売を予定している。
福袋や限定ミニカーやグッズなどに行列を成し、車好きにはたまらない3日間となった。尚、東京オートサロン2025は、来場者数が3日間で25万8406人と発表された。前年よりも2万8333人上回る来場者となった。
トヨタ GAZOO RACINGブース
GRヤリスに開発中2L直4ターボエンジンをリアゲート内にミッドマウントしたGRヤリスMコンセプトを展示。ボディーやモールなどがところどころ切断され、リアルな開発されていることを車両から感じ取れる。尚、当車両は、東京オートサロン2025でコンセプトカー部門・最優秀賞を受賞。今後4気筒ターボエンジンを搭載した市販車が出てくることに期待したい。トヨタの挑戦はスポーツカーファンをワクワクさせる。
メインステージには、GR YARIS(ニュル24h参戦車両)とニュルブルクリンクでの走行でフロントバンパーが傷まみれになった80スープラを展示。
他には、2014年ニュル24h参戦車両のレクサスLFAや、86を展示、また長年人気が止まないランドクルザーを展示、現行モデルの70のカスタマイズ車両や、ランドクルザーの原点といわれるBJも展示。
HONDAブース
ホンダブースでは、会場中央には、2024年年間チャンピオンを達成した、レッドブル・レーシング「RB20」(ショーカー)と1964年にホンダがF1に初参戦した「RA271」の2台のF1マシンを展示。金曜日にプレスカンファレンスにおいて今年の秋に新型のプレリュードの販売を発表した。オートサロン会場には、プロトタイプとして、フロントスポイラーやリアスポイラーを装着したスポーティにカスタマイズされた車両を展示。ホンダのスポーツカーといえば、シビックタイプR(FL5)の限定モデルとして、内装の仕様がことなるブラックエディションは、シートに着座できるイベントもあり、体感したい来場者が列をなした。また、無限のエアロパーツを纏ったFL5の展示もあり、かなりかっこいいしようとなっている。
日産ブース
日産ブースでは、GT500クラスに参戦するNo.23 MOTUL AUTECH Zを展示。ニスモ車両としては、2年前に発表し、2025年モデルが最終と巷でささやかれる、R35 GT-R NISMOや、アリアニスモを展示。また参考出品としてには、R32 スカイラインGT-Rを電気自動車化した「R32 EV」を展示。
スバルブース
スバルブースにはニルブルクリンク24時間耐久レース参戦車両やスーパーGT300クラスに参戦車両などを展示。目玉としてはスバルファン必見の500台限定販売となる「S210 PROTOTYPE」国内向けとしては8年ぶりとなるSシリーズとなる。
三菱自動車ブース
三菱自動車ブースは、ブースの壁をぶち抜いたインパクトのあるブースデザインとなっており、そこには2024年にタイで開催されたアジアクロスカントリーラリー2024(AXCR)に参戦したトライトンラリーカー(本戦仕様車両)とレースをサポートカーとしてデリカD:5とデリカミニの実走行車両を展示。またテレビだけにとどまらず、YouTubeで主にキャンプや車・バイク系でご活躍のヒロミ氏がトライトンアンバサダーとして制作した車両を展示。土曜日にはトークショーも行われブースには沢山の来場者がつめかけた。
ダイハツブース
ダイハツブースでは、ミライースのGR SPORTSコンセプトや、ダイハツミライースモータースポーツ参戦車両が展示された。