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SUPER GT第5戦(最終戦)プレビュー




シーズン最終決戦は、真冬の鈴鹿で!
 

今年4月に岡山で幕を開けた2024SUPER GTシリーズ。ようやくシーズンのラストレースを迎えることになる。夏の終わり、9月1日に開催予定だった鈴鹿大会が台風10号接近の影響を受けて延期されたため、その戦いが今週末、「SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL」として同じ三重・鈴鹿サーキットにて開催される。第5戦ではあるが、シーズン最終戦となるこの戦い。もちろん、ドライバー、チームそろってタイトルがかかった重要な一戦でもある。例年とは異なり、12月という冬本番のコンディションとなるなか、果たしてどのような展開を見せるのか。いつも以上のドラマが待ち受けているのか、大いに気になるところだ。
 

4チームが目指すシーズンタイトルの行方

過去7戦で2勝をマークしたのは、2チーム。現時点でランキングトップにつけるNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)とその僚友でもあるNo.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)。だが、37号車は優勝以外でのポイント取りこぼしが多く、ランキングは4位でトップ36号車との差も23点と大きな開きがある。SUPER GTでは、予選のトップ3、そして決勝でのトップ10、つまり入賞した車両に対してポイントが授与されるルールとなっているため、たとえば予選でポールポジションを獲り、決勝レースで優勝_よく言われる”ポール・トゥ・ウィン”を達成すれば、フルマークの23点を手にすることができる。もし、この鈴鹿で37号車がポール・トゥ・ウィンを達成し、36号車がノーポイントに終われば、37号車は36号車に並んで74点となる。レースでは同ポイントとなった場合、優勝回数の多い方が有利となるため、37号車が大逆転のタイトル獲得を果たすことになる。まさに痺れるようなドラマとなるわけだが、残る3台も手ぐすね引いてチャンスを狙っているだけに、決して生易しいものではないことは明らかだ。なにしろ、シーズンを通して36号車の安定感は際立っている。最終戦でも速さと強さをバランス良く披露すれば、タイトルを手にするのは決して難しいことではないだろう。とはいえ、他のライバルも黙ってはいない。いずれにせよ、どのチームも優勝がマストとハードルは高いが、ランキング2位につけるNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)にとしては、今シーズン投入されたCIVIC TYPE R-GTでの初タイトルがかかっている。デビューイヤーでのタイトル獲得ほど、大事なものはない。それゆえ、全身全霊で勝負をかけてくることだろう。また、ランキング3位のNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)は、新コンビで挑んだシーズンであり、CERMOとしても久々のタイトルをかけた戦いとなるだけに、試合巧者の強みを活かそうと燃えていることだろう。シーズン後半にかけて調子を上げてきたチームによる1年の締めくくりに期待が膨らというものだ。
 

23号車のエースの走りに注目!

鈴鹿の戦いを前に、Nissan Z NISMO GT500勢のエース車両、No.23 MOTUL AUTECH Zを駆るロニー・クインタレッリが今シーズンをもってSUPER GTから退くことを発表。SUPER GTで4度にわたるシリーズチャンピオンとなったのは、現時点ではクインタレッリのみ。長きにわたる活躍の見納めとなるが、23号車は2位表彰台が2度あったものの今シーズンは未勝利。このため、ラストレースで文字通り有終の美を飾るべく、勝利を渇望しているはずだ。優勝で引退の花道を飾るべく、チームとして総力を挙げて戦う姿にも注目してもらいたい。

GT300クラスは3台がタイトル争い

GT300クラスでは、暫定ランキングトップのNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)に対し、同2位のNo.88 VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)が11点差、また同3位のNo. 2 muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響)とトップは20点差の状態。GT500クラスの37号車のように、2号車にとってはかなりハードルの高いタイトル争いではあるが、勝負ごとはすべてが終わるまでが戦い。何があっても不思議ではなく、SUPER GTにおいても、過去に目を疑うようなまさかの展開に泣き崩れ、呆然としたチームがいたし、天にも昇るような気持ちで大逆転王者となったチームもある。ライバルとの競争ではあるが、最後の一戦は自分たちのベストレースをして、結果を待つ。まさに”人事を尽くして天命を待つ”心境で戦いに臨むことだろう。
 

シーズンラストレースは、コンディションとの戦いに!?

タイトル争いがかかる重要な一戦だが、このほかにも心配なことがある。それが、冬のコンディション対策だ。気温が低く、路面温度も大きく下がるなか、うまくタイヤを温めて予選、そして決勝に挑まなければならない。例年、11月上旬に行なわれてきた最終戦が丸々一ヶ月遅れたことで、天候が与える影響は決して少なくない。しかも、タイヤウォーマーの使用は認められず、いかにタイヤを発動させるかが、ドライバーとしての腕の見せどころにもなってくる。
 

さまざまな状況を踏まえ、普段の300kmレースよりは1セット多くタイヤを使用することができるため、チームとしてはできる限りリスクを少なくする戦術をもって戦いの準備を進めることになるだろう。その一方で、ドライバーたちが期待しているものがある。それはラップタイムの向上だ。寒い季節になると往々にしてラップタイムが上がる。となれば、予選でのファステストラップに注目も集まるというもの。長らく更新されていない鈴鹿のコースレコードが生まれる可能性もある。シーズン途中からルール変更によって、予選Q1、Q2でそれぞれニュータイヤを投入することができるようになったため、ドライバーたちもしっかりとアタックに集中できるというもの。しかも、もともと第5戦としてオンタイムで開催されていれば、サクセスウェイトが搭載されていたが、今大会は開幕戦以来となるノーウェイト。クルマ本来のパフォーマンスを引き出せるコンディションだけに、ここはひとつ注目したい。
 

本格的な寒さのなか、繰り広げられるシーズン最後の一戦。最後に笑顔で戦いを終えることになるのは、果たしてどのチームなのか。その行方をしっかりと見守ってほしい。
 

主なスケジュール

SUZUKA GT 300km RACE GRAND FINAL
 
12月7日(土)
09:15〜10:40 公式練習(GT300+GT500)
10:40〜10:50 公式練習(GT300専有)
10:50〜11:00 公式練習(GT500専有)
11:15〜12:05 ピットウォーク
13:50〜14:05 公式予選Q1 GT500
14:13〜14:38 公式予選Q1 GT300
14:48〜15:03 公式予選Q2 GT500
15:11〜15:26 公式予選Q2 GT300 L15
15:34〜15:49 公式予選Q2 GT300 U14
16:05〜15:35 キッズウォーク
 
12月8日(日)
09:30〜10:20 ピットウォーク
10:30〜10:50 ドライバーアピアランス
11:10〜11:30 ウォームアップ
11:30〜12:40 スタート進行
12:40〜 決勝300kmレース(52Laps)










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