第14回 NAPAC走行会 in 富士
今回もNAPAC(ASEA)主催で行われた走行会&アウトレットセールへ訪問。
開催場所は日本を代表するサーキットのひとつに挙げられる富士スピードウェイ。当日は時おり薄雲が広がるなか、安定した気温で天候にも恵まれサーキットからは雄大な富士山の姿が観られた。その富士スピードウェイのフルコースを走行できる恒例の走行会とあって、今回も86台ものエントリーが集まった。
この走行会には毎回現役レーシングドライバーがゲストとして招かれていて、今回もスーパーGT参戦中の柳田真孝選手、青木孝行選手、谷口信輝選手、スーパー耐久参戦中の村田信博選手、全日本ラリー参戦中の勝田範彦選手、海外ラリー参戦中の炭山裕矢選手といった各カテゴリーを代表する6名の選手が招かれた。走行前のドライバーミーティングでは、ゲストドライバーらがサーキット走行のマナーや注意点を解りやすくアドバイスし、時折り冗談なども交えて参加者の緊張を和らげていた。
ドライバーミーティング後には、今回の特別イベントとして、2013年に開催を予定しているインタープロトシリーズのプロトタイプカーのデモンストレーションランが行われた。ステアリングを握ったのは、スーパーGTでLEXUS TEAM PETRONAS TOM’Sの監督を務め、インタープロトシリーズにもPETRONAS TOM’Sの監督として参戦を予定している関谷正徳氏。デモストレーションランながら現役時代を彷彿とさせるアグレッシブなドライビングを披露し、参加者や関係者の注目を集め熱気も一気に頂点まで高まった。
午後からの走行タイムでは、コースオープンと同時に柳田選手がドライブする先導車のGT-Rを先頭に各車両がコースイン。追い越し禁止の慣熟走行でコースを回ったあと本格的に走行がスタートし、国産のスポーツカーをはじめコンパクトカーや海外の高級スポーツカーなど、さまざまな車両が疾走する多彩な走行タイムとなった。同時に大人気イベントの同乗走行も行われ、有名な国内トップドライバーの助手席で富士のコースを同乗体験できるとあって今回も参加者が順番待ちとなるほどの人気を集めていた。
サーキット内のパドックブースでは、会員メーカー15社が出展するアウトレットセールも行われ、この日限りのスペシャルプライスで自動車関連商品が販売された。機能系パーツからケミカル用品まで、多くの商品を販売するブースが並び大盛況となっていた。
走行タイム終了後には豪華賞品が当たる大抽選会が開かれ、今回はブリッド製の限定バケットシートやブリヂストン製タイヤセット、エンケイ製のアルミホイール等が目玉商品となり、多くの参加者で盛り上がった。
走行会にアウトレットセール、豪華賞品が当る抽選会と「第14回NAPAC走行会in富士」は大盛況の賑わいのなか、事故もなく無事終了を迎えた。次回第15回は9月26日(水)に開催予定。申し込みは各NAPAC会員メーカー他で受付となる。
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