SUPER FORMULA第2戦オートポリス 詳細ページ(24539) - イベント・レースレポート

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SUPER FORMULA第2戦オートポリス




ベテランvs若手の戦いに!? 勢力図に動きはあるのか?
 

今シーズン開幕イベントから2ヶ月強のインターバルを挟み、今週末は大分・オートポリスにて全日本スーパーフォーミュラ選手権の第2戦が開催される。3月下旬から4月初旬にかけ、フォーミュラE、フォーミュラ1といった世界選手権が開催されたこともあり、例年のスケジュールとは少し変化が見られるが、参戦ドライバーたちは今か今かと次なる戦いを待ちわびているはずだ。
 

2ヶ月ぶりの戦いは難コースが舞台

舞台となるオートポリスは、本州を離れ、スーパーフォーミュラが開催される唯一のサーキット。アップダウンに富んだユニークなコースレイアウトを持つだけなく、タイヤへの攻撃性が高い路面を持つ難関としても知られる。コース上の戦いを前に、エンジニアらが頭を悩ませ、的確なセットアップを施してサーキットへと向かうが、天候をはじめとしたレースウィーク中のコンディションをも味方につけ、力強い戦いをしなければならない。状況をいち早く先読みし、先手を打つことが求められる。
 

開幕戦の予選では、勢いある若手選手が奮闘。しかし、決勝ではハプニングもあって流れが変わり、最終的に表彰台を占めたのはキャリアあるドライバーだった。速さだけでなく、強さやチームとしての総合力を見せつけた形だったといえる。とはいえ、予選での一発のアタックに全力でぶつかってくる伸び盛りのドライバーの走りは特筆すべき”力”がある。とりわけオートポリスはチャレンジングなコースゆえ、思い切った攻めの走りが求められるだけに、彼らの勢いがこのオートポリスで炸裂し、形となれば、予選で上位につけてくる可能性が高い。ただ、先述のように、タイヤへの負荷が大きいコースだけに無駄なアタックは避けなければならない。タイヤの旨味をうまく引き出し、効率良くアタックを行なう器用さが求められるだろう。これまでのレースを振り返っても、場合によって装着するタイヤが前後で異なることもあるだけに、予選から各選手の動きに着目してもらいたい。
 

なお、開幕戦でTEAM IMPULから参戦したGP2チャンピオンのフランチドライバー、テオ・プルシェールが、アメリカのインディカーシリーズへの参戦を決めたため、その後任としてベン・バーニコート選手が参戦することになった。F1候補生と言われていたプルシェールの走りがみられなくなったのは残念だが、バーニコート選手自身、シーズンオフのテストに来日、ドライブしていた選手だけに、デビュー戦からいきなり実力発揮、というパフォーマンスを見せる可能性も高い。ヨーロッパのコースに似ている、と言われるオートポリスは当然ながら初走行となるが、どこまで合わせ込んでくるか、お手並み拝見、といきたい。
 

タイトル奪還に燃える実力選手が奮闘? それとも?

コースレイアウトもさほど広くなく、タイヤマネージメントもシビアなオートポリスでのレースは、アクシデントの発生も否めない。見どころも多いが、ドライバーにとってはハプニングも警戒しなければならない戦いとなるはずだ。
 

難コースを制するには、まず予選で上位グリッドを獲得すること。そして、スタートからポジションキープ、追い上げる場合は序盤からライバルをパスして好位置を確保したい。義務化されているタイヤ交換のピットインのタイミングもライバルドライバーとの駆け引きになるはずだ。チーム総合力の影響も大きいピット作業なども見どころとして目が離せない。ちなみに、オートポリスは国内サーキットで唯一ピット位置が逆のサーキット。普段とは向きが異なるだけに、ピット作業での注意も欠かせない。まさに総合力で臨む一戦となる。
 

開幕戦の鈴鹿では、ベテランの野尻智紀(TEAM MUGEN)が予選3位から勝利し、幸先の良いスタートを切った。タイトル奪還を目指すには、このオートポリスでの連勝が欠かせない。だが、ここは昨シーズンは体調不良でサーキット入りしてから欠場を決めた場所でもある。つまり、2年ぶりのオートポリス戦だけにどうクルマを操っていくのか。彼の”調整力”が注目されることだろう。また、鈴鹿で久々の2位表彰台で勢いづく山下健太(KONDO RACING)や、怪我から復帰し、その初レースで3位を掴んだ山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)ら、試合巧者の存在も要注意。ベテランと伸び盛りの若手が見せる激しい戦いを期待したい。
 

主なタイムスケジュール

5月18日(土)
09:15 – 10:45 フリー走行1回目
12:40 – 13:30  ピットウォーク
14:00 – 14:10  予選Q1・A組
14:15 – 14:25 予選Q1・B組
14:35 – 14:42 予選Q2
 

5月19日(日)
10:00 - 10:30 フリー走行2回目
11:05 – 11:55 ピットウォーク
13:50 – 14:50 スタート進行
14:50 – 決勝レース 41周/最大75分
 










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