未来のEVカーショーに参加してきた。 詳細ページ(22132) - イベント・レースレポート

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未来のEVカーショーに参加してきた。




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記事提供元:MOTORTREND
 

テスラからクラシックカーまで、EV車をモディファイすることは、同じようでいて違う。
 

電動モビリティの謎を解き明かし、そのライフスタイルを体験してもらうことが、Electrify Expoの主な目的だ。5月20日、21日の週末にロングビーチコンベンションセンターで開催されたこのフェスティバルでは、業界関係者がEV、電動バイク、Eスクーターなどに関する質問に答えるだけでなく、デモ走行で商品を体験する機会も多く設けられた(EVファンをさらに生み出す可能性も)。自動車メーカーとE-bikeのブースの間には、日本のタイヤメーカーであるヨコハマタイヤが主催するEVカーショー、Electrify Showoffがあった。
 

L.A.エリアでは「Showoff」と名のつくカーショーは歴史があり(昔、Nissei Weekやチャイナタウンで開催されたShowoffを覚えている人はいるだろうか)、主催者はその歴史をこの新しいShow and Shineに取り込みたいと考えていた。
 

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ブースに展示されていないクルマは30台ほどと控えめだったが、テスラをはじめとする EV車と、EVに改造された、あるいは改造中のクルマ、そのほとんどがクラシックカーかモータースポーツ用に設計されたもので、多彩なコレクションとなっているのがわかった。
 

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チューナーの世界では、RyWire Motorsport ElectronicsのRyan Basseriをはじめ、著名なチューナーたちが最新のプロジェクトを展示していた。彼の手による作品はこれまでにもいくつか紹介してきたが、最近では電動コンバージョンの世界に足を踏み入れ、ショーオフのミッドウェイに配置された彼のS2000は、昨年のSEMAでも紹介された。その外見からは想像できない、フロントグリルやリアの排気口が特徴的だ。
 

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TOYOタイヤのブースに展示されていたRywireの最新のEVコンバージョンは、ホンダチューニングの定番である6代目ホンダ・シビック・ハッチバックをベースにしている。現在製作中で、両端にテスラモーターを搭載して4輪を駆動し、AEM ElectronicsのEV制御ソリューションを組み込んでいる。
 

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このテスラ・モデル3は、クリーンなホワイトボディとワイドなフェンダーフレアを覆う派手なカラーリングがなければわからないかもしれないが、Evasive Motorsportsが製作し、Dai Yoshiharaが2021年のパイクスピークヒルクライムで操縦し、電気トラブルの犠牲になったものである。2022年の復帰戦では、過酷なコースを無事に登り切っただけでなく、他のどのEV競技者よりも速く、総合9位という素晴らしい成績を収めることができた。
 

このプロジェクトは、従来の内燃機関を動力源とする人たちから、かなり否定的なコメントを引き出していたが、Electrify Showoffの来場者は、その細部にわたる作業と、90年代のホンダ製シャシーを使用したことを高く評価していた。
 

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アメリカン旧車には、多くの人が集まっていた。Conductive Classicsの1964 Galaxie EVコンバージョンやCurrent LAの1932 EV Deuceは、来場者の目を釘付けにした。Currentの1957年型シボレー・ベルEVは、最も多くの観客を集めていたようだ。
ポルシェもまた、古い車を新しいEVパワートレインで復活させる方法として人気があった。ReVolt SystemsやAmpere EVのような名前の会社は、変換プロセスを簡略化できるキットを用意していた。
 

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ポルシェといえば、BisimotoのBisi Ezeriohaが作製した935コンバージョンのEV車911と、車高を下げたモデル3がToyoのブースに展示されていた。P-carコンバージョンでは、600馬力以上の三相モーターを搭載し、フロントとリアの両方にバッテリーバックを搭載し、そのすべてがロングテールデザインのエアロワークの下に隠されている。私たちは2020年に、Bisiの他のポルシェEVプロジェクトの1つである1984年の935を紹介したことがある。
 

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私たちが他に注目したクルマは、AutoFashionワイドボディModel 3とTjin Edition Fords;エアバッグ仕様のオレンジ色Mach-Eとオーバーランド仕様のF-150 Lightningだった。
 

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Electrify Showoffの1日を終えて、ほとんどの車両がEV車である大規模なカーショーを見るには、まだ時間がかかることが明らかになった。そのため、Electrify Showoffは遠い将来のプレビュー的な意味合いが強かったと思われる。会場には、ホイールやティントなど、外観のアップグレードを目的としたアフターパーツメーカーも多く見受けられた。そして、正直に言えば、これらの「ビルド」のほとんどは、包括的なものからはほど遠いものだった。しかし、EV車がもっと普及すれば、それに応じてモディファイされる時代がすぐ来るだろう。Electrify Expoに出展した各社は、そのことを理解しており、それに賭けている。ロングビーチで見たものは、ほんの始まりに過ぎない。ここからさらに大きくなっていくのが楽しみだ。

 

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