スーパーフォーミュラ第6戦富士。牧野任祐がトップタイムをマーク 詳細ページ(22115) - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ第6戦富士。牧野任祐がトップタイムをマーク




7月15日、静岡・富士スピードウェイにおいて全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦の予選が行われ、No.5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が最速タイムをマーク。2019年以来、自身2度目となるポールポジションを手にしている。
 

今シーズンは7大会、全9レースでチャンピオンを競うスーパーフォーミュラ。早くも第6戦目を迎え、残り4戦となる。タイトル獲得を目指すドライバーはもちろん、まだ思うような結果が出せていないドライバーにとっても好成績を残したいところ。その舞台となる富士は朝から曇り空となり、午前9時から行われたフリー走行は、気温24度、路面温度28度というコンディションで幕を開けた。
 

90分間のセッションの折返し直前に、現時点でランキング2位につけるNo.15 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)が全体ベストのタイムを更新。これを機にライバルたちもタイムアップし始める。そんななか、残り30分を切って、No.53 大津弘樹(TGM Grand Prix)がコースサイドにストップ。これでセッションが赤旗中断となった。なお、大津はレースウィーク直前に鎖骨骨折に見舞われた大湯都史樹に代わっての出走。大湯自身は怪我をおしての参戦を切望していたが、ドクターストップがかかったことで欠場となっている。その後、セッションが再開し、残り10分を切ってから続々とアタックシミュレーションに取り掛かる選手が続出。その中で、最終的にトップタイムとなる1分22秒477をNo.5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がマークすることとなった。
 

ノックアウト予選は予選2時20分にスタート。気温25度、路面温度29度と午前のフリー走行と似通ったコンディションとなる。Q1・A組では、まず代役出走ながら大津が1分22秒798で暫定トップに立ったが、そのあとにローソンがこれを上回る1分22秒734でトップを奪取した。一方、これまで全戦でQ2進出を果たしていたNo.20 平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が10番手に留まり、今シーズン初めてQ1敗退になってしまった。
 

続くQ1・B組もA組同様、インスタレーションラップを終えて、ピットで暫し待機をしたあとにコースへ。全車がチェッカー後に自己ベストタイムを更新するなか、まず暫定トップタイムをNo.1 (TEAM MUGEN)がマーク。さらにNo.37 宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)が2番手に続く。大半のドライバーがチェッカーを受けるなか、終盤にフィニッシュラインを通過したNo.6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が最速タイムをマークし、B組トップ通過を果たすパフォーマンスを披露した。
 

今回は赤旗中断もなく、スムーズにセッションが進むなか、Q2が午後2時55分にスタート。全12台がポールポジション目指してアタックを行う。幸い、心配された天候は崩れることもなく、また直前に落ちていた雨も落ちることなくセッションが行われた。真夏の天候とは言い難いコンディションとなったこともあり、各車アウトラップから2、3周目にかけてタイヤを温め、4周目にアタックを開始。チェッカーフラッグが降られるなか、まず宮田が1分22秒457のタイムでトップへジャンプアップ。自身がQ1でマークしたタイムを上回った。続いてチェッカーを受けた野尻は0.1秒及ばず2番手に。すると、野尻の僚友であるローソンが1分22秒242をマークし、トップを奪取。これにQ1・B組トップだった太田がまたも好タイムで2番手へ。さらにNo.65 佐藤蓮(TCS NAKAJIMA RACING)が3番手につけていたが、その後、チェッカーを受けた牧野が1分22秒063の最速タイムをマークし、激しいポールポジション争いの終止符を打った。
 

牧野のポールポジションは2019年、自身のデビュー戦でポールポジションを獲得したとき以来、2度目の獲得となった。2番手はローソン。これに牧野のチームメイトでルーキーの太田が続いている。一方、ランキングトップの宮田は5番手、さらにディフェンディングチャンピオンの野尻は7番手から決勝を迎えることになった。
 

僅差のポジション争いを経て迎える翌日の決勝は午後2時30分にスタート。41周先のチェッカーを目指す。
 

第6戦富士スピードウェイ・予選結果 トップ3

1.No.5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’22.063
2.No.15 リアム・ローソン(TEAM MUGEN)1’22.242
3.No.6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’22.331










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